優秀な経営者が持つ”隠れた才能”とは?【5つの特徴】

ビジネス

こんにちは!
組織活性化プロデューサーの南本です。

経営が順調な会社の経営者の「隠れた才能」について解説します。

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成長している中小・ベンチャー企業の経営者の特徴

チャレンジ精神

中小企業・ベンチャー経営者の特徴というのはチャレンジ精神で、いけると思ったら、改良を加えたり、相乗効果を見ながら新規事業に進出したり、新しいことにチャレンジしていくところです。

臨機応変

いろいろなトラブルやいろいろな課題が出ても伸びている中小企業は臨機応変に状況対応できます。

朝令暮改

昨日言ったことが今日は変わっているので、社員からすれば大変ですが、できる経営者というのはAプラン、B プラン、Cプランという代替プランを持っています。

スピード

あちこちから人材を集めて、事業を始めるスピードがすごく速いです。スピードや集中力です。

「隠れた才能」

これが隠れた才能だと思いますが、何かというと「撤退する力」です。
成長している中小企業の経営者は撤退の意思決定がすごく早いです。

さきほどのAプランがダメだったらBプラン、BプランでダメならDプランでもう1回やってみます。

そして経営者は最初からCプランは撤退と決めています。
できる経営者はここが重要なのです。

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撤退力

行き当たりばったりの経営者は撤退のことを考えていません。

どんな条件になったら撤退するかを全く考えていないので、右肩下がりで赤字になっているのに、これは時代が追いついてきていないとか言いながら、垂れ流ししながらやっているという人が多いです。

撤退条件を事前に決めている

ずばり撤退力の絶対条件は事前に決めているということです。
株で言う損切りです。

株価がここまで落ちたら、どれだけ損をしても下りるというルールを人によって決めているわけです。

それを会社の事業でも損切りのような撤退条件を事前に決めていくことです。

躊躇しない

この条件になったら躊躇しないで撤退していくということです。

外科手術が得意

事業の中で外科的に人は切るとか、事業自体を別の会社に売却するとか、複合的に考えて、儲かっている事業だけ残して、そうでない事業は売却するとか撤退力の行動が早い印象があります。

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結局は才能

「仮説・検証」

まとめですが、伸びている中小企業の経営者の才能は、最初に事業進出するときに経営者の頭の中に仮説と検証のシナリオの中に撤退戦略ができています。

動物的感覚で一瞬で「撤退」

できる経営者の特徴は、撤退条件に適合した瞬間に動物的感覚で危険を察知して、その事業から一瞬で「撤退」しています。

私のお客様の経営者でも、この前始めた事業をもう辞めたんですか、といったことが結構あります。

その代わり、数撃てば当たるくらいいろいろ事業をどんどん撃っています。

石橋を叩いても渡らない経営者がいますが、先行きや未来がありません。

石橋が壊れそうになったらすぐ戻れるように、仮説と検証でシナリオを作っておくということです。

仮説と検証の中に撤退を含めたプランニングできる経営者がやはり会社を伸ばしているというのが私の肌感覚での実感です。

成長している中小企業はここが違う!
私どものお客様でこんなにも経営環境が厳しい時代にぐっと伸ばしている会社が何社かあります。その中小企業の経営者や組織体の本質とは何かを整理しましたので、ぜひ中小企業の社長さんや次期社長になる取締役の方に参考にしていただければと思います。

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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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