こんにちは。
あおば会計コンサルティングのタナカキミアキです。
私どもで非常に付き合いが長く、18回ぐらい決算をしていた社長がついに店を閉じました。
薄々は感じていましたが、実際には消費税増税倒産ということになると思います。
消費税増税倒産が増えていく
先代が引き連れていた従業員さんには、どうにか職を作ってあげたいのですが、厳しい。
それが一番残念な感じがします。
これからこのような倒産がどんどん増えていくことは間違いありません。
すでに3000億円以上消費税が滞納されている
滞納に対しての差し押さえも非常にきつくて、今では年金事務所が一番早くに差し押さえにきます。
東京の場合は、賃料が高いところを借りている場合があるので、そこに納めている敷金を最初に差し押さえられることが多いです。
ですから社会保険事務所が差し押さえる、その次に税務署が差し押さえる場合があります。
徴収側からすると、税金をきちんと納めないといけない法律になっているということです。
消費税増税倒産の連鎖
今回早くも第1号が出ましたが、実はこれからどんどん増えていきます。
皆わかっていることなのですが、税金で食べている人を優先して、増税して、その税が払えなくて本当に困っている人たちを切り捨てていく。
消費税を払えないような会社は潰してしまえという感じです。
地方での賃金の問題
地方では数年前にもう少し大きな問題がありました。
最低時給が今、年利3%ずつ上がっています。
凄まじい競争をしていくためには、まず優れた人材が必要です。
ところが地方に優れた人材が残っていなくて、逆に言うと付加価値が低い仕事しかないので、安い賃金でよければ仕事はあるという感じです。
今回の消費税の増税に伴って、これから中小企業はどんどん潰れていきます。
税金で食べる人と、これを優先した人を本当にしっかりと分かって欲しいなと思います。
税金で食べている人を優先して、その人たちの生き残りのために、弱い人たちを切り捨てて行ったという話です。