あなたは、「稼げる無料動画やPDFをプレゼントします」と言われて、ランディングページにメルアド登録をしたことはあるだろうか?毎日もしくは1日置きに、刺激的な題名のメールが送られてきた経験はないだろうか?これらのメールに隠されたリレーションシップというマーケティング手法は使い方1つで、実務で非常に有用な手段と成りうるのだ。
リレーションシップというマーケティング手法
あなたは、「稼げる無料動画やPDFをプレゼントします」と言われて、ランディングページにメルアド登録をしたことはあるだろうか?
毎日もしくは1日置きに、刺激的な題名のメールが送られてきた経験はないだろうか?
これらのメールは、リレーションシップという手法を通じたマーケティングの手段を活用して、文章が校正されている。
本稿では、このリレーションシップについて説明をしようと思う。
リレーションシップとは情緒に訴える顧客教育
リレーションシップとは、簡単に言うと「顧客を教育する」マーケティング手法のことである。
ネットビジネス系のブログやメルマガでは、頻繁に「教育する」という単語が出て来るが、具体的にどういうことかは説明されていない場合が多い。
教育するとは、商品を売りやすくするために洗脳することだ。
洗脳と言ってしまうと聞こえは悪いが、実際にプロダクトローンチを仕掛けているメルマガを読んでみるとわかると思う。
真剣に読むと、その商品を買いたくて買いたくて仕方なくなってしまうように、出来上がっているのだ。
リレーションシップでは、まず無料レポートや無料動画を定期的にプレゼントし、信用を得て好奇心を掻き立てることからアプローチが始まる。
この教育の過程では、単に商品のいいところを紹介するだけでなく、様々な手法が駆使される。
マーケティングや行動経済学、心理学などがそれに当たる。特に行動経済学や心理学が重宝されるのは、人が感情で消費する生き物であるからだ。
例えば、稼ぐ系の情報商材のセールスレターを読んでみると、
- 「この商材を買えば私も稼げるかもしれない」
- 「詐欺かもしれないけど、もしかしたら・・・」
と思わせる言葉が頻発しているはずだ。
頭では買わないほうがいいとわかっていても、期待感という感情が高ぶり、感情が理性を上回り消費する、人間の特性を理解しているからだ。
うまく手法を活用すれば実践の場でも役に立つ
まだセールスレターを読んだことのない方は、多少の偏見はあるとして、一度勉強のために読んでみたら良いだろう。
売れている人間のセールスレターは、そのへんの有料マーケティング講義より、人の心理をどうやって動かすかについて勉強になる。
2つだけ注意点をあげると、
- 彼らのカモになる必要はないので、捨てアドレス以外は絶対に登録しないこと
- 良い商品を売って、顧客が最終的に喜ぶ良い商売をすること
である。
プレゼンテーション資料の作成、実店舗における商品の見せ方で勉強になる点は非常に多い。