「本当の自分が見えてきた」は思い込みに過ぎない
はい、皆さんこんにちは。島倉です。
今回は、『本当の自分なんてどこにもない。なりたい自分になって、自分の人生を演出しよう!』というような、ちょっと大きいテーマでお話をしていきたいと思います。
よく「本当の自分」という言葉が好きな人って多いですよね。
いわゆる、「自分探し」をし始める人って結構多いんですけど、これは誤った考え方だと私は考えています。
というのも、「本当の自分」なんてどこにもないですよ。そんなものはどこにもないです。
だから、私が見ていて一番ヤバイなと思うのが、就職活動の時の「自己分析」ってヤツですよね。はっきり言ってアレ無意味ですからね。
あんなのやって、自分がわかったとか言ってるのは、もうトンチンカンですよ、はっきり言って。
あんなもので、「本当の自分が見えてきた」とか言ってる人は、ただそう思ってる「思い込みに過ぎない」んですね。
100歩譲ってそれで自分がはっきりわかったと。希望の会社とも上手くマッチング出来て、無事就職したとしましょう。
その会社を絶対に退職しないのかって言ったら、皆、ガンガン退職してるじゃないですか。だから、やっぱり嘘なんですよ、あんなものは。
「本当の自分なんてどこにもない」なりたい自分になれ
「本当の自分なんてどこにもない」んですね。自分なんて作っていくしかないんですよ。
だから、「ある」という前提で、それを探しにいくっていう行為自体が、もう間違い。
本当の自分なんて「ない」んです、最初っから。「ある」っていう前提じゃなく、「ない」んです。
じゃあ、どうするかっていうと、『なりたい自分』を作るんです。
「自分で作る」って能動的・積極性があるんで、私はこっちのほうを取りたいと思います。
『なりたい自分』になるっていう場合に、どういうふうに考えたらいいのかっていう、私なりの考え方をお話したいと思います。
私は『アバター』という考え方が好きなんですね。アバターって分身ですよね、『自分の分身』。
この分身を『理想の自分』にするんですよ、『理想の自分』。
本人がアバターをプロデュースして、『操る』感覚で捉えて頂くといいのかなと思いますね。
ビジネスでも「なりたい自分になる」はとても大事
ビジネス上ではこれって凄く大事です。
たとえば、何をやっても批判されることってあるじゃないですか。でも、それってアバターが批判されているんですよ、ブワーっと。
「自分」ではないんですね。だからへっちゃらなんですよ。
これを自分だと思っちゃうと、真に受けちゃうじゃないですか。そうすると確実に精神的にやられます。
私、キャバクラで講演したことがあるんですけども、キャバクラで勤めてる方って、結構皆さん精神的に磨り減ってます。
大変なんです。プレッシャーも半端ないです。だって体張って不規則な生活して、しかも人に気を使いまくるサービス業の個人事業主ですから。
彼女達にこの『アバター理論』をお伝えしたら、「もの凄く楽になった」って言ってましたね。
「何か嫌な事されたり言われたり、嫌な経験するのは全部アバターが言われてるから、私はキャバクラっていう厳しい環境の場所でも楽しく働く事が出来てます!」って仰られる方もいました。
ここで稼ぐって覚悟を決めた以上、やっぱり前向きに稼いでほしいじゃないですか。だから、本当にこういう感想を頂いた時は嬉しかったです。
同じように、昔とことんいじめられて、自分は卑屈な人間んだ、もうダメなんだって思っていた方でも、このアバター理論で「なりたい自分」を演出して、今は立派な社長さんになられた方もいらっしゃいます。
人はいつだって、どこからだって、なりたい自分で勝負を始められるんです。「本当の自分」は、今そこにいるあなた自身でしかないんですから。