起業して経営者になることは、時間を切り売りする安定した(と思われている)立場をやめて、付加価値を創り出して人を喜ばせることで、天井なしに収入をもらうことが可能な立場に変わることを意味しています。もしも売上がまだあがっていないならば、ライバルが休んでいるゴールデンウィークは絶好の仕事日和となります。島倉さんの解説です。
ゴールデンウィークは売上あがらぬ経営者にとって絶好のチャンス
こんにちは、島倉です。今日は、起業したけれども売上が満足にあがっていない経営者の方向けにお話したいと思います。
ゴールデンウィークが来週から始まりますけれども、皆さんいかがお過ごしですか?
売上が十分に上がって食うに困らない方なら、ゆっくり休んで英気を養っても良いかなと思います。
でも、貴方が起業したばかりで売上もあがっていない、お金に困っている、お客様もまばらにしかいない社長さんなら…ゴールデンウィークに休むのは言語道断です。
この時期に、ゴールデンウィーク明けのスタートダッシュで誰よりも早くお客様のところへ行けるよう、マーケティングの施策を思案し、資料を準備し、はたまたお客様にハガキを出したって良い。
人が沢山いそうなところに行って、リサーチを行い、商圏や職種によってはそこでいきなりビラまきを始めたって良いはずです。
やることは山ほどあるはずです。
経営者は既に時間を切り売りする立場にいない
もしも売上があがっていないのに、ここまで読んで「だって休みたいんだもん」「みんな休んでいるじゃねーか」「俺の勝手だろ。うるせーんだよ。」と感じている売上のあがってない社長さんがいるなら、はっきり言います。
あなたはサラリーマンに戻ったほうがきっと幸せです。
ゴールデンウィークは、そもそも時間を切り売りしている人(サラリーマン)をターゲットとして、1950年代に作られた習慣です。
約70年前に映画業界が売上を作るためにゴールデンウィークって名付けて、サラリーマン家庭の消費を喚起するために作られたものでしかありません。
最近で言えば、官製主導の労働時間を短縮する制度としてハッピーフライデーって出来ましたけど、誰か休んでますか?
皆さん、ハッピーフライデーだからって金曜日の15時に帰りますか?殆どの方は帰らないでしょう。
月末の最終日ってどういうこと?ってサラリーマンでも思いますよね。
もっと言ったら、起業したばかりの経営者や、売上が全然上がっていなくて困っている経営者にとっては、毎日が月末の最終日みたいなものです。
貴方は経営者になったときから、既に時間を切り売りする安定した(と思われている)立場から、付加価値を創り出して人を喜ばせることで、天井なしに収入をもらうことが可能な立場に変わっている、そういう立場を選択したチャレンジャーのはず。
ゴールデンウィークに休まなきゃならない理屈はどこにもなくて、儲かったらゴールデンウィークなんか関係なしにどこでも飛んで歩いたら良い。
そのほうがどこか行くにも空いているし、お金も全然安いし、パフォーマンスの高い充実した時間が過ごせる。
むしろ、そうしたいから経営者って立場を選んだのではないでしょうか?
ライバルの逆を行きぶっちぎりで勝ちに行け
多分、あなたのお客様はゴールデンウィークの期間中に休んでいることでしょう。ライバルもきっと休んでいますよ。
だからこの期間は、貴方を邪魔するメールも電話も一切入ってこない。自分の好きなように、ビジネスでやるべきこと、やりたいことに集中できる絶好のチャンスです。
売上があがっていない人にとって、ぶっちぎりで勝つ、逆転勝利に備えられる、本当に貴重な時間は今、ゴールデンウィークです。
「売上をあげることに直結する仕事」を選択してリスト化したうえで、優先順位の高いものから順にやりきって、ゴールデンウィーク明けを迎えてください。
売上が上がらないのは、大手を優遇するアベノミクスのせいでも、少子高齢化する日本の人口ピラミッドのせいでも、やたら使えない従業員のせいでもありません。
売上に直結する仕組みを徹底的に考えていない、考えても実践していない経営者のせい。そうじゃないと言っても、いくら正当な理由があっても、どうやったって最終的には経営者が全ての責任を追わねばならない。
だから、空気に流されて、みんな休みだからなんて言わず、やるなら今です。
起業を決意し実行に移した、そんな人ならなんてことはない、絶対にできるはずではないでしょうか。