起業家に告ぐ〜後から参入するものに場所なんか空いていないのだ

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 “後から参入するものに場所なんか空いていないのだ” これは、糸井重里さんの『ぼくの好きなコロッケ。』という本の一節です。続く言葉は何れも辛辣。『空いているとしても、最悪の場所だけだ』 『前々からそれをやっているのがめんどくさいから手をつけていない場所が少しだ』 果たして、これらの言葉にはどんな真意が込められているのか?ビジネスの観点からキミアキ先生が紐解きます。

“後から参入するものに場所なんか空いていないのだ”

  “後から参入するものに場所なんか空いていないのだ”

 これは、糸井重里さんの『ぼくの好きなコロッケ。』という本からの引用なんですけれど、今日はこの文章に着目して、「後から参入するものに場所なんか空いていないのだ」という、ちょっと辛辣なテーマでやってみようと思います。

 実はこの後にも、もう少し言葉が続きます。

  『空いているとしても、最悪の場所だけだ』

 もし、空いているとしても、最悪の場所しか空いていない…ちょっと辛辣ですよね。

 そしてもう少し続きますよ。

  『前々からそれをやっているのがめんどくさいから手をつけていない場所が少しだ』

 要するに先駆者の人たちが” それはちょっと面倒くさいからね〜 ”という感じで、放っぽった部分が少しだけ余っているけれど、しょせん最悪の場所に過ぎない。というねちょっと辛辣な言葉ですね。

多数派や常識派の考え方や動きはとにかく遅い

 実はこの言葉、私にとっては商売に置き換えた時に、基本が一緒の考え方だったりします。

 多数派とか常識派の考え方の人って、動きがとにかく遅いんですよ。

 先駆者がバーッと行ってもうゴールしているのに、まだスタートしないとかね(笑)

 そういうことが、まぁ多々ありましてね、私は最初どうして多数派とか常識派がそうなのか、全く分からなかったんです。

 でもね、彼らには口癖があるんですよね。

  「みんながそれをやっていないから 」

 え?みんなって関係あるの?って感じですよ。

 その時に結局みんながやらないと自分もやらないんだ!みたいな感じの人たちなんだよね。

 だから、常に遅い。

“あなたにも私にも用意された場所なんかなかったはずだ”

 先程から糸井重里さんの文章を引用しているんですけれど、途中が結構ありまして、同じ事をガンガン書いています。

 多分聞いている方は具合が悪くなると思いますので、ちょっと割愛させて頂いて、最終部分の引用に行かせて頂きます。

  『若い人に言うことは、自分に言うことでもある』

 自分も含めて若い人たちに正直な話をしてみたいという感じです。

  『あなたにも私にも用意された場所なんかなかったはずだし、周到に計画された図面なんてなかったと思うのだ』

 これ、実際に起業の現場でいうと、” 私はこれから3年後に会社辞めて独立します ”とか言って、起業を実現した人を私は15年間で1度たりとも見たことがありません。

 というのも独立・起業する時って、みんないい加減なんですよ。ノリで突っ込んでいきますからね。

 だから本当に周到に計画された図面なんて無かったと思うし、居場所が無かったんですよ。

 居場所が無くてどうしようもなくて、じゃあ、” 何処でやっていけば良いんだ! ”ってなって、よく分からないから” 新天地はここかもしれない ”って思ってみんなやり始めるわけです。

“次の時代はいつでも場所なんか無かった者たちの場所からはじまってる。”

  『次の時代はいつでも場所なんか無かった者たちの場所からはじまっている。道具がなければ自分で作る、人手が足りなければ、寝ないでも頑張る』

 なんかもう自分のこと言われているみたいでね(笑)

 私らも開業当初は、朝の9時から夜の9時まで12時間ず〜っと事務所を開けっ放しで、そして年間の休日……8日間ですよ。

 年間8日の休日っていうのが3年間続きました。

 それくらいがむしゃらに新天地でやってみて、他の人がやらないようなことをずーーーっとやっていったんです。

 そしてやっとこさ基盤を作ったんです。

  『そういう古臭い冒険心が大事なのだ』

 古臭いかもしれませんが、冒険心を持っている人たちって敷かれたレールを行かないですよ。

 ” 敷かれたレールの上行ったってつまんないし ”とか言ってね(笑)

 この古臭い冒険心っていうのは確かに良い表現だなぁって思いまして、そういう古臭い冒険心を常に我々も持っていたいものです。

“少数派よ今すぐ動き新しい場所で何かを始めよ”

 そして、最後に引用して締めくくられているのは、以下の言葉です。

  『どこにも場所が空いていないということは、いつも新しい何かの出発であった。』

 場所が空いていなかったから、何かの出発であったと。

 私がユーチューブを始めた時もまさにそうで、当時は営業に行き詰まっておりましてね。

 何かしらのツールを使ってやろうという時に、勝てる部分ていうのがまず無かった。

 絶対に無理だなぁ〜っていう感じで。

 その時にたまたまユーチューブを見ていて、ここだったら新天地としてやっていけるんじゃないか!というところから始まって、2013年の1月からここでやっていけば大丈夫だ!という確信を持ってやってきたわけです。

 他の所は場所が空いていなかった中で、ユーチューブだけがガラ空きだったのね(笑)

 ですから私が一言添えさせて頂くと、

  少数派よ今すぐ動け

 虐げられている少数派。

 少数派ってね、結構色んな人に常識論でいじめられるんですよ〜。

 今のトップユーチューバーの方々だって、皆さんからすれば運が良かっただけじゃないかって、そういう事を言われる方が多いじゃないですか。

 確かに運もあったかもしれませんが、ヒカキンさんも瀬戸弘司さんも、みんな先に動いたという優位性があったわけです。

 ですから最後に敢えて、「少数派よ、今すぐ動いて、また新しい場所で何か初めてみようじゃないか!」って、これだけは声を大にして言いたいです。

 
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
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簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
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