役に立たない!?無駄な自己啓発の6つのパターンを専門家が解説

マインド

こんにちは!
経営コンサルタントの島倉大輔です。

Youtubeでも自己啓発の動画が数多くあがっていますが、見る必要がなかったり、完全にだましのようなものがすごく多いです。

今回は、数ある自己啓発の中でも「役に立たない、無駄な自己啓発の6つのパターン」を紹介していきます。

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役に立たない無駄な自己啓発の6つのパターン

役に立たない無駄な自己啓発の6つのパターン

 

役に立たない無駄な自己啓発は以下の6つです。

  • 生きている意味を考える
  • 勉強法にこだわる
  • 悩みを書き出す
  • もうひとりの自分を作って相談する
  • できることから始める
  • 誹謗中傷を受け入れない

それでは1つずつ見ていきましょう。

無駄な自己啓発①:生きている意味を考える

役に立たない無駄な自己啓発の1つ目は「生きている意味を考える」ことです。

なぜ私はこの地球上に生命を受けて生まれてきたのか、何をするために生まれてきたのか、そういったことを考えるものです。

よく自己啓発のセミナーやワークショップで、みんなで生きる意味を考えるというものがありますが、生きている意味を考えるなど無駄でしかありません。

生きている意味がわかるとしたら、自分が死んだ後に歴史が証明してくれるといった感じでしょう。

例えば織田信長が全国統一をする半ばで、自分の生きている意味は何だろうかと考えたでしょうか。

朝倉、浅井、三好、毛利など邪魔が入る中で、天下統一という明確な目標に向けて活動していくときに生きている意味など考えている余裕すらなかったと思います。

生きている意味は何なのかを考え出すとおそらく病んでしまいますから、時間の無駄だと思ってください。

無駄な自己啓発②:勉強法にこだわる

役に立たない無駄な自己啓発の2つ目は「勉強法にこだわる」ことです。

起業塾や創業塾に行ったり、起業に向けてどんな本を読んだらいいのか、その勉強法をやたらに気にする方がいます。

しかし、その勉強法を考えること自体が無駄です。

なぜなら、社会に出てビジネスをやろうとしたときに、目標を実現するための勉強は自然に見えてくるからです。

ですから、起業しようと思ったときに、勉強する方法から入る人というのは、おそらく漠然と起業したいというだけで、目標が見えていないということです。

日本人の思考の中では、基礎から固めて順番にやっていかなければいけないという発想を持っている方が多いと思います。

ビジネスは結果を出すことが全てですから、順番通りにしなくても結果を出せます。

本当に自分がやりたいものは”これ”と、目標を明確にしたら自然とやることは見えてくるはずです。

後はとにかく行動していけばいいだけなので、勉強法がどうだとか、何を勉強して、どんな本を読んだらいいかを考えるのは時間の無駄だと思ってください。

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無駄な自己啓発③:悩みを書き出す

役に立たない無駄な自己啓発の3つ目は「悩みを書き出す」ことです。

自己啓発セミナーで、悩みを書き出してみて、どの悩みから解決していこうかということをやりますが、悩みを書いても解決しません。

悩みを解決するためには行動しないと解決しません。

悩みを書いている暇があったらまず行動しましょう。

悩みを解決するためのTo Doリストを作ってください。さらに言えば、To Stopリストを作ってください。

「悩みを解消するためにこれは絶対やらない」ということを明確にすると、やりたいことがより明確になります。

ですから To Stopリストをつくっておくと効果的です。

それに関連して夢リストを作るというものもありますが、たいてい家族とハワイに行きたいとか、高級ブランド品を買いたいとか誰が書いても同じことしか書きません。

要は、自分が本当にそれが欲しいわけでなく、なんとなく書いているだけで、しかも少し努力すれば達成できるようなものばかりです。

このような夢リストを書いたところで全然パワーにはなりません。

夢リストをつくることに時間を割くのはぜひ止めてください。

無駄な自己啓発④:もうひとりの自分を作って相談する

役に立たない無駄な自己啓発の4つ目は「もうひとりの自分を作って相談する」ことです。

研修などで脳に働きかけるために、もう1人の自分が俯瞰して見て、客観的に判断してくださいというようなことをやりますが、本当にそんなことができますかという話です。

できないことをやろうとしていること自体が時間の無駄です。

客観的にみればそれが正しいかというと、そんなことはありません。

脳はどこかで意識して、ストップをかけたり、もっとやった方がいいと言ってくれたりします。

第二の自分を作ることを意識しなくても、脳は自分のことを制御してくれるので、もう少し自分を信じて、やるべきことに打ち込んだ方がいいのではないかと思います。

無駄な自己啓発⑤:できることから始める

役に立たない無駄な自己啓発の5つ目は「できることから始める」ことです。

私が研究者時代によく議論をしましたが、できることから始める人はだいたいできずに終わります。

自分ができる事は大したことのないことから始めるので、結局その領域の中で同じことをやってしまうことになります。

ビジネスで成功するとか、自分の夢を実現するときには、自分でできないことをやらなければいけません。

できないことをやるという決心をして、とにかく行動することが大事です。

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無駄な自己啓発⑥:誹謗中傷を受け入れない

役に立たない無駄な自己啓発の6つ目は「誹謗中傷を受け入れない」ことです。

私も「誹謗中傷を受け入れるな」ということはありますが、世の中、誹謗中傷と批判をごっちゃ混ぜにしている方が結構多いです。

明らかに悪意をもって叩き潰そうという感じの誹謗中傷的な意見は無視したらいいと思いますが、善意でもっとこうした方がいい、こうすべきであなたの意見はここが間違っているよと言ってくれる意見もあります。

そういったことには耳を貸すべきだと思います。

ですから自分の意見だけを思い込んでしまってもうまくいかないので、誹謗中傷は耳を貸してはいけませんが、批判には耳を貸すべきだと思います。

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役に立たない無駄な自己啓発の6つのパターン:まとめ

役に立たない無駄な自己啓発の6つのパターン:まとめ

最後に、役に立たない無駄な自己啓発の6つのパターンをおさらいしておきましょう。

  • 生きている意味を考える
  • 勉強法にこだわる
  • 悩みを書き出す
  • もうひとりの自分を作って相談する
  • できることから始める
  • 誹謗中傷を受け入れない

以上、最近のYoutube動画などを見ていて気になった無駄な自己啓発について解説しました。

ぜひ参考にして判断していただければとい思います。

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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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