スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジなど、多くの起業家達が、良きメンターによるメンタリングを通じて成長していきました。私達はどうすれば若い起業家達にとっての、良きメンターとなることができるのでしょうか?冒険映画の喩え話を用いながら解説いたします。
若い起業家達にとっての良きメンターとは?
起業家が成長していく過程では、良いメンターがいるとより成長しやすいと言われます。
当サイトをご覧の方にも、若い起業家達のメンターとなられている方がいることでしょう。
実際、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジなど、多くの起業家達が、良きメンターによるメンタリングを通じて、成長していきました。
では、どうすれば私達は、若い起業家にとっての、良きメンターとなることができるのでしょうか?
メンタリングを成功させる上で、メンターに求められる一番大事なポイントを一言で言うと、「相手の成功を、相手以上に信じきること」につきます。
今日は、この点について喩え話を用いながら、ご紹介したいと思います。
冒険映画の波乱は最後のハッピーエンドのために存在する
皆さんは冒険映画と言えば、どの映画がお好きですか?
インディ・ジョーンズ、ロード・オブ・ザ・リング、ネバーエンディング・ストーリーなどなど…挙げればキリがないくらい、歴史上には多くの名作冒険映画があります。
これらの冒険映画には、ある一つの共通点があります。それは、最後が必ずと言って良いほど、ハッピーエンドになることです。
映画の中で、最初はそんな大それた冒険をすると思っていなかった主人公は、ある時に決意して冒険に出ます。
時に失敗し、トラブルに巻込まれ、とんでもない災難にあいます。主人公達は、途中で自信を失い、「もう無理だ!」なんて叫ぶかもしれません。
一視聴者として、私達もこれを見て、確かにハラハラドキドキします。
でも、こちらは、「結局最後はハッピーエンドだよね」と信じて見ています。
これと同じで、何年もドリームメンターとして、多くの起業家の方々と関わっていると、確信することがあります。
起業家を支援する過程では、はらはらドキドキいろいろなことが起こりますが、結局最後に彼らは、期待を遥かに越える素晴らしい感動のプレゼンテーションをつくりあげるということです。
どんなにトラブルに巻込まれても、どんなにやる気をなくしても、最後はハッピーエンドなんだよねと信じていることができるのです。
本人以上に本人が最後には成功すると信じる
起業支援も、会社の人材育成も、そして子育ても、「結局最後は必ず成功する」と信じきることが、一番重要なポイントです。
貴方は、たとえ、本人が自信を失ったとしても、本人以上に本人の成功を信じていらっしゃいますか?
自分の成功を自分以上に信じている人、信じきっている人が一人でもいる限り、人はあきらめないで、また立ち上がることができます。
成功するまであきらめなければ、結局は成功する。正確には、「成功させられる人へと成長できる」のです。
メンタリングって、つまりはそういうことなんです。