ビジネスは、一人で金銭のやり取りが成立するものではなく、お客様がいないと絶対に成立しません。悩みを解決し、欲望を満たし、希望を叶えることでしか、お客様はお金を払ってくれるないからです。「何か儲かること無い」という口癖は、ビジネスの一番根本的な仕組みを理解していない証拠となってしまいます。
若い頃の口癖は「何か儲かること無い?」だった
「何か儲かること無い?」
これ、私の10代後半から20代前半の口癖、しょうもない少年の戯れ言でした。
暇さえあれば、こんな話ばっかりしていましたし、友人にこんなことばかり言っていたと思います。
この言葉にある真意とは何でしょうか?
あぁ、フェラーリ欲しい。ロレックス欲しい。海外で豪遊したいわ。
私はその時、お金が欲しいだけで、自分のことしか考えていなかったのです。
ビジネスの根本的な仕組みは人の役に立つこと
しかしビジネスは、一人で金銭のやり取りが成立するものではなく、お客様がいないと絶対に成立することはありません。
お客様が「このお金でフェラーリどうぞ買ってください。」「海外旅行の足しにしてください。」なんてことを言って、お金を払ってくれることはありません。
悩みを解決し、欲望を満たし、希望を叶えることでしか、お客様はお金を払ってくれません。
私は今メガネをかけていますが、何もメガネ屋の社長さんを儲からせようとして、お金をお支払いした訳ではなく、私に合うメガネを販売してくれているから、お金をお支払いしたのです。
役に立つ→お金を貰える
これは、古来から変わらぬ商売の仕組みです。
「お金じゃないんだ。心から人様の役に立とうと思わないと、商売は出来ないんだ。」と諸先輩方が言っているのは、決して精神根性論ではなく、商売で一番根本的な仕組みを教えているのです。
誰かの願いを叶えた成果が自分のお金になる
人から言われると当たり前のように思えるのですが、実際に顧客の不満やニーズに答えるということなしに、お金を儲けようとしている人が、インターネットビジネスの世界には、かなり多くいらっしゃいます。
インターネット長者など、成功例が数多有りまして、これに目がくらむというのは気持ちはわかるのですが、彼らも人の願いを叶えることで、結果としてお金持ちになったわけです。
順番が逆になると、どう頑張っても継続してお金を貰えることはありません。
「人を喜ばせて」はじめて、ビジネスが成功するのだという根本的な仕組みを、私自身忘れないようにしたいと思います。