今、皆さんはユーチューブを見る側として利用していることでしょう。しかし、これからはユーチューブで「見てもらう側」にならなければ、ライバルに負ける時代がやってきます。ユーチューブを利用しなければならない2つの理由を、ブログのかお・宇陀さんが説明してくれます。
ユーチューブを活用しないとライバルに負ける
もし貴方が中小企業の経営者で、ウェブを活用して集客しようと思っているのであれば、ぜひこの記事を読んでいただきたいと思います。
今、皆さんはユーチューブを見る側として利用していることでしょう。
しかし、これからはユーチューブで「見てもらう側」にならなければ、ライバルに負ける時代がやってきます。
その理由を本日は、ご紹介したいと思います。
動画を利用しないと静的なPR活動しかできない
たとえば、貴方がギターショップを運営しているとします。
極端な例として、世の中にギターショップが、自社とライバルの2社しか無かったとします。
新作のギターが入ってきたとして、ウェブを利用しているならば、ブログやホームページで、貴方は顧客へ告知を打つことでしょう。
ここで、ユーチューブを利用するかしないかの成果が、ここで大きく分かれてきます。
新作のギターがどれだけ良いものかを、相手に伝えようとする時に顧客が重視するのは、「音」や「操作性」です。
ブログやホームページで伝えられる情報は、あくまで静的な文章と写真しかありません。
もしライバルが、ブログやホームページだけでなく、ユーチューブを利用して同じギターを弾きながら、音や操作性について懇切丁寧に説明していたとしたらどうでしょうか?
顧客は、自分が購入を検討するに当たり必要な情報を提供してくれる側から、商品を購入しようとすることでしょう。
グーグルはユーチューブを優先的に表示してる
次にもう一つ、インターネットを活用して商売するなら、ユーチューブをやらざるを得なくなっている理由があります。
それはインターネットの検索で王者たるグーグルが、ユーチューブ動画を明らかに上位表示するよう操作しているからです。
今すぐ、「Mr.Children・名もなき詩」など、音楽の曲を検索してみてください。必ず検索の一番上位に、ユーチューブ動画が表示されるはずです。
そのあとは、名もなき詩の弾き語り動画や、カバー動画が出てくるはずです。
例えばギターショップが、「Mr.Children・名もなき詩」の弾き方など、有名な曲を動画で毎日アップロードするとします。
せいぜい5分程度の動画ですから、1日のうち撮影にかかる時間は15分程度、手間も殆どかからないでしょう。
結果として、動画がアメーバ状にインターネットへ散りばめられるのですが、何が起こるかというと、ギター好きな人が貴方のことを認知するようになります。
一見、ギターの販売と関係ないように考えるかもしれませんが、何度も貴方をインターネットで見ることによって、ギター好きな人は今度、貴方の名前で、貴方の動画を探すようになるのです。
これは非常に効果的で、入り口を広げる販促活動となります。
今までは「ギター好き」という切り口でしか集客できなかった会社が、「◯◯さんの弾くギターが好き」という切り口によっても、新規顧客開拓ができるようになるからです。
特に「◯◯さんの弾くギターが好き」というのは、言い換えると「ファン」です。
ファンは必ず先生からギターを買いたいと考えるようになります。
これだけ教わったのだから、この人からギターを買いたいと考え、更に貴方とコミュニケーションを深めたいと、自然に感じてくれるようになります。
意識すべきは役に立つ動画をアップすること
一つ注意が必要なのは、会社説明のように「視聴者の役に立たない動画」を配信してはいけないことです。
自己満足の動画を配信すると、ファンがつくどころか離れてしまいますし、動画を作成する時間も無駄になってしまうことでしょう。
視聴した後に、「役に立った」と少しでも感じてもらえる動画を作りましょう。お金をかける必要はありませんし、30分も40分も長い動画は必要ありません。
現時点では、中小企業の殆どがユーチューブを使った、インターネットの集客を行っていませんので、先に「読者の役に立つ」動画をばらまいた人が勝ちます。
ぜひ検討されてみては如何でしょうか?