まだ自力で情報整理してる?Evernoteで第2の脳を手に入れよ

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 多くの経営者は基本的な能力が高いため、情報や記憶の収集・整理を自分の頭に頼りがちな傾向があります。世の中に出て久しいEvernote(エバーノート)は、「あらゆることを記憶する」をコンセプトにしたクラウド上のノートですが、活用していない人はまだ多いようです。そこで、Evernoteを利用した情報収集・整理の効用を解説いたします。

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Evernoteは経営者にとって第二の脳と成り得る

 こんにちは、ショーンです。

 人間の記憶力や脳の処理能力に限界があることは、みなさんも日々実感されていることかと思います。

 そこで本日は、あなたの第2の脳になる画期的なツール「Evernote」をご紹介しましょう。
節約社長
Evernote
 といいつつも、「今更、Evernoteか」と思われた方は、この記事は必要ないかもしれませんので、この先はお読みいただかなくて結構です。

 ただ、私自身もほとんどの人がEvernoteをもうとっくに活用しているものとばかり思いましたが、ここ最近Evernoteを全く使ったことがないという経営者の方と立て続けに会いました。

 そこで、もう語り尽くされた感はあるかもしれませんが、Evernoteの活用をオススメする記事を書いてみようと思い至りました。

 なぜなら、Evernoteは忙しい経営者の情報整理と活用方法を劇的に改善し、あなたにとって第二の脳ともなり得るツールだからです。

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Evernoteが第二の脳と成り得る2つの理由

 Evernoteは、「あらゆることを記憶する」をコンセプトにしたクラウド上のノートです。

 テキストのメモはもちろんのこと、写真やPDFなどのファイルも貼り付けることができますし、Web上の記事もクリップしておくことができる非常に優れもののツールです。

 ベーシック版は無料で月間60MBまでのデータをアップロードすることができますので、よほど重たい画像ばかりをアップする人でもない限り無料でガシガシ使うことができます。

 そして、クラウドツールですので、スマホでもPCでも常に同じデータを参照することできます。

ここまで読んで「なんだ、ただのメモツールか」と思われたそこのあなた。Evernoteがあなたの第2の脳になる理由をこれから説明しますので、どうか最後までお付き合いください。

1)膨大な情報をすっきり整理してくれる

 まず、テキストのメモに限らず、とにかくなんでもかんでも放り込むことできます。

 会議の議事録やプレゼン前のメモはもちろんのこと、街を歩いていてちょっといいなと思った看板から、今度見ようと思った映画のポスター、参加した講演会の音声まで、とにかくなんでもです。

 近年ではスマホのカメラ機能が格段に良くなっているので、何でもかんでもパシャパシャする人は沢山いらっしゃると思います。

 ただし単純に写真を撮るだけだとデータはスマホの中に埋もれていくだけのゴミです。

 Evernoteに情報を記憶させることで、タグ付けやメモと一緒に適切なタイミングで、生きた記憶として掘り起こすことができるようになります。

2)貯めた情報から必要なものをすぐに検索してくれる

 次に、検索機能です。

 有料版であればファイルや画像の中の文字まで認識して検索にひっかけてくれますが、そこまでしなくてもタグ付けやタイトル、メモだけでも十分に検索することができます。

 私もこの記事のネタは全てEvernoteにメモしているのですが、ふとしたときに思いつくネタをサッとスマホを取りだし、1〜3行程度のメモをしているだけです。

 それらの雑多なメモを時々眺めては、記事にするために内容を膨らませていくのです。

 これを紙のノートにメモしていたとしたら、多くのネタはそのまま埋もれてしまっていくことでしょう。また、いつでも検索できるので、そもそも「整理」をする必要がありません。

 なんでも放り込めて、いつでも検索できる。シンプルですが、使い勝手抜群のノートがいつでも手許にあるという安心感は格別です。

 冒頭にも申し上げましたが、人間の記憶力には限界があり、色んなことを私たちは忘れてしまいます。

 明日の朝食の牛乳を買い忘れたぐらいならいいのですが、大事な仕事のタスクだったり、新しいビジネスのアイデアを自分の記憶の中に埋もれさせてしまったら、その損失はかなり大きなものになります。

 そこで私が多くの人に提唱してるのが、「Evernoteをあなたの第2の脳」として位置づけることです。Evernoteがなんでも記録してくれて、いつでも検索できるのであれば、あなたの脳を「覚えておく」ということに使う必要はありません。

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情報を記憶するより創造することに脳を使え

 デザインシンキング※でも最近提唱されているのは、クリエイティブな領域においてはいろんなものを結合することができることこそが、重要であるということです。

 であるならば、記憶する領域はEvernoteに任せてしまって、あなたの脳は色んなものを結合して、創造することに注力した方がいい、というのが私がEvernoteを「第2の脳」と呼ぶ所以です。

 紙のノートにたくさんメモを取る人、自分の記憶力に自信がある人にこそ、Evernoteという新しい相棒を取り入れて、あなたの脳を、あなたにしか出来ないクリエイティブなことにもっと活用して欲しいと私はいつも思っています。

 Evernoteの使い方はGoogleで検索すればたくさん出てきますので、ここでの私の説明は割愛させていただきましたが、この記事を最後まで読んでいただき、まだEvernoteを使っていないあなた。

 とりあえず、スマホとPCにEvernoteのアプリをダウンロードするところから始めましょう。

※デザインシンキング
優秀なデザイナーやクリエーティブな経営者の思考法を真似し、新しい発想を効率的に生み出す方法

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ショーン

某ビジネススクールのMBAホルダーで、税理士資格保有者。
税理士資格は持っていますが、最近ではほとんどそちら側のお仕事はしておりません。

金融機関、会計事務所、CFOなど経験から会計・財務・税務分野はもちろんのこと、法務や社内システムの構築、戦略策定、プロジェクトマネジメントなどを得意としております。また、「効率化マニア」なので、タスク管理や読んだ本のデータ蓄積などを通じて、限られた時間で最大のパフォーマンスを出す方法をいつも追求しています。

コンフィデンシャルなお仕事も多いため匿名でのニュース投稿になりますが、私の経験や知識が少しでも多くの中小企業経営者のみなさまのお役に立てれば思い、精力的に投稿していきます。

なお、ニックネームおよびプロフィール写真は、私の大好きなプロスノーボーダーである「ショーン・ホワイト」から拝借しました。

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