質屋における携帯電話の中古市場が熟成したことにより、あなたの携帯電話が高値で売却できる可能性があるのをご存知だろうか?スマートフォン、ガラケー共に高値で取引される場合がある。法人でまとまった保有台数を売却すれば大きなキャッシュを手に入れることも可能なため、ぜひこの機会に携帯電話の中古市場を知っていただきたい。
携帯電話の中古市場が熟成 企業に追い風
法人用の携帯電話機種を切り替えるとき、あなたの会社は使用し終わった携帯電話をどのように取り扱っているだろうか?
机の奥にしまったままになったり、倉庫の中に保管されたりしていることはないだろうか?
中小規模でも法人契約となればその数もバカにならないため、タダで眠らせておくのは損である。
そんな時は携帯電話の買い取りに力を入れている質屋に行こう。インターネットで調べれば大手質屋から小さな質屋まで皆一様に携帯電話を買い取りたがっているのだ。
不要になった携帯電話はスマートフォン、ガラケーどちらも高値で売れる場合があり、一台数万円となることもザラではない。
ではなぜ携帯電話を高価で質屋が買い取ってくれるようになったのか、理由を探ってみよう。
中古携帯電話が高値で売れる理由
ガラケーというニッチ需要
スマートフォンが携帯電話の主流となって久しいが、一部使用者の間ではガラケーが支持されている。ニーズは個人の年配者に留まらず、法人企業で必要最小限の機能(電話とメール)のみを携帯電話に求める場合や、情報の流出を防ぎたいなど多岐に渡る。
メーカーの思惑
携帯電話のメーカーはおおよそ四半期に一回のペースで新機種を発表する。(アップルは例外)そのため新機種のシェアを拡大するために、旧機種や、既存のガラケーについて機種代金を割高に設定し、販売会社への協賛としてキャンペーン特典で旧機種を対象外にすることも多い。よって、正規のルートよりも割安に購入できる質屋の中古市場が盛り上がっている。
スマホは新機種の価格が高い
海外(アップルやサムスン等)に現れやすい傾向だが、例えばiPhoneは今月に入って円安を理由に価格を値上げした。結果としてiPhone 6は16GBで7万5800円(8000円UP)、128GBで9万9800円(1万円UP)となっている。以前ならスマホ最新機種でも5万円〜高くて7万円、ガラケーなら片手以内で良い物が購入できたので、現在のスマホを割高と感じた人が中古市場に流入しているのだ。
思わぬキャッシュの確保もありえる
例えばiPhoneは一台2万円前後で売却することが可能だが、20台法人契約を結んでいた場合、買い替え時に売却することで40万円近いキャッシュを会社は手に入れることが可能だ。お小遣いや税金の足し、新しい携帯電話の購入資金への充当にもなる。
最後のおまけ情報として、中古携帯電話の売却先となる質屋はなるべく分散させることが、高値維持のコツといえる。
ただで倉庫に眠らせ最後にはゴミにするのであれば、1手間加えてぜひ中古販売してみるのはいかがだろうか?