英会話スクールは便利で様々なコースを用意してくれるが、コストもそれなりにかかる。自分がどれくらい英会話を習得したいか、試験的に把握したり、格安料金で英会話を習得したいならば、英語のボランティアサークルに参加するのはひとつの手である。中でも全国展開されている「東京英会話倶楽部」は1回500円の授業料で格安だ。
英会話スクールの費用はとてつもなく高コスト
もし次に生まれ変わるなら、アメリカ人のブロンド女性になり早口&巻き舌で英語を話したい、と夢見たことがあった。
英会話ができればきっと世界が広がる。
海外旅行だけではなく、国際社会(特にビジネス面)において英会話の重要性はますます高まっている。
しかし、仕事で忙しい現代人はどうしたら英会話を習得できるだろうか。ネイティブスピーカーのいる英会話教室へ行くのは気後れするし、何より経済面で負担が大きい場合もある。
全国的に展開している英会話スクールの1回あたりのレッスン代を調べてみると以下のとおりだった。
- ECC 8,137円~
- AEON 6,930円~
- COCO塾 8,500円~
- Berlitz 7,270円~
話せるようになるまで、一体総額いくら払う必要があるのか。話せるようになったとしても、海外旅行へ行くお金が英会話スクールの月謝ですり減ってしまう。
費用をかけずに効率的な英会話習得の手段はないのだろうか?
ボランティアサークルを積極的に利用しよう
最近話題になっているのが、英会話のボランティアサークル「東京英会話倶楽部」だ。
東京と名がつくのものの、現在は全国の主要都市に広がっている。
その特徴は、1回500円という安さ。継続することで力が付く英語を、財布を気にせず取り組めることがメリットだ。
基本的には、参加者同士で英会話をするということなので、大手英会話教室のようにネイティブスピーカーからの発音を望むことはできないが、聞いて話すことが勉強のベースなので回数を重ねることで、確実に力が付くことは間違いない。
初心者でもレベル分けされてテーブルにつくことができるので安心して参加できる。
実際に話すことで、思ったよりも英単語が出てこないことに気づいたり、文法が分からなくても伝わればいいのだ、と感じたり、英語をインプットするのはインターネットの動画で簡単にできる時代だからこそ、アウトプットする場として利用価値の高い場である。
手取り足取り教えてほしい人には向かないし、何よりそんな気持ちでは英会話は身につかない。
冷や汗かきながら場慣れしていくことで、口から自然に英語が出てくる、恥ずかしくない、という状況を作れるはずだ。
日本人同士で学習するため自主性が必要
日本人同士で英語を話すのはどこか気恥ずかしく感じる面もあったり、グループ形式でお題を与えられてセッションを行う形式なので、自主性も必要になる。
一言も話さずセッションが終わっても誰も注意しない。気楽だが、それでは参加する意味がない。
英語を話すんだ、うまくなるんだという目的意識を強く持って参加することが重要かもしれない。