節約 社長
黒坂 岳央
黒坂 岳央水菓子 肥後庵 代表者

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ネット社会は情報格差社会 「良質な情報への投資」無くして富は生まれない

ネット社会は情報格差社会 「良質な情報への投資」無くして富は生まれない
 「インターネットの登場により情報格差は無くなり、社会は更にフラットになっていく」という言葉をいろんなところで耳にします。あらゆるものの値段はタダに近づいていき、多くの人がその恩恵を受けると。しかし、現実はその逆で、価値有る情報はますますネットから秘匿され、情報格差が広がっていきます。良質な情報への投資なくして富を得ることはできません。

インターネットが情報格差を100%根絶することは不可能

 読者の皆さんは、こんな言葉を聞いたことはありませんか?

  「インターネットの登場により情報格差は無くなり、社会は更にフラットになっていく」

 誰もがスマートフォンを持ち、気軽にグーグルで検索すれば、必要な情報をいつでも閲覧可能な今、知識や情報は「全てがフラットになる」と考える人の言葉です。

 確かに、一昔前に世界中の富と権力を握っていた政治家、王族、商人すら収集できなかった知識や情報を、現代人は得られるようになりました。

 しかし、残念なことにインターネットは万能な情報源泉ではありません。

 インターネット文化が醸成されていく中で、これから先は、本当に価値ある情報ほど、インターネットから秘匿されていくことでしょう。

 デジタルデバイド※はITの活用可否が格差を生み出す話ですが、お金持ちと一般人を分ける情報格差は、日本にも存在します。

 お金持ちの人々は、一般の人々がアクセスできない情報にアクセスでき、それによってますます富み、貧富の差は拡大しています。

 ここからは、私がこのように考える理由を、あるエピソードを元にお話していこうと思います。

うだつの上がらぬバイト男子を救った「たった一つの情報」

 情報には、「知っていること」、ただそれだけで、情報を知らない人に対して、とてつもない優位性を発揮する性質があります。

 これまで私も様々な人に出会ってきましたが、とてつもなく知能が高いのに思うような能力を発揮できず、小さい世界でくすぶっている人がいる一方、知能を発揮せずとも情報の優位性で凄い年収を稼ぎ出している人もいました。

 たとえば、私の知人に面白い人物が一人います。

 彼は底辺大学(いわゆるFラン)を卒業した後、「満員電車なんて乗ってられるか!」と啖呵を切り、就職することもなく何年もコンビニバイトをしてきました。

 やがて、このままではいけないと考えた彼が、バイトをしながらようやく最初に取り組んだのはFXでした。

 しかし…バイトで稼いだなけなしのお金を全てFXにつぎ込んだあげく、彼は見事に玉砕し、資金を失ってしまいました。

 その後、アフィリエイト、せどり、輸出ビジネスと様々なネットビジネスに手を出したようですが、まったく成果は出なかったようです。

 最後には両親に土下座をして借金までしたにも関わらず、その資金すら失ってしまいます。

 「バイトを辞めてアフィリエイトに尽力し、一日10数時間必死にやって一ヶ月間で稼いだお金が4000円!その翌月はもっと頑張って3000円!これでやる気が出る方がどうかしている…」

 腐るのも仕方がありませんよね。

 ところが、彼の人生は、「たった一つの情報」との出会いで大きく動き出しました。

 ネットビジネスの成功者が集まるパーティー会場で紹介されたビジネスに、彼の魂は燃え上がりました。

 「何をやっても失敗続きで自信を失っていたけど、なぜかこれは成功する気がした」と彼は当時を振り返ります。

 そのビジネスはほとんどの人がまったく注目していない、少々アングラなビジネス(もちろん合法)でした。

  彼はそのビジネスで一気に大躍進し、今では外資系金融機関のエリートビジネスマン並の年収を維持し、おまけに投資した不動産から毎月賃料収入を得ています。

富の源泉となるのは情報力。情報力の変動値を上げよ!

 「たった一つの情報」との出会いが成果につながったわけですが、彼の知能が大きく飛躍したわけではありません。

 他の人が知らないビジネスチャンスという情報を得たことが、彼の飛躍する結果となったのです。

 私が彼と接して感じたこと、それは「経済的成功を決める要素は、生まれ持った知能もそうだが、情報力の差もまたかなり大きい。」です。

 彼は大学卒業後から30半ばまでほぼニート、社会人経験もノウハウも何もありません。

 そして、今も彼は、全く一般常識がなくて性格も適当な人物です。正直、私は今の彼を見て知能が高いとも、特別な能力があるとも感じません。

 しかし、彼は「物凄いお金を稼ぐ」ことを長期に渡り持続させています。

 そのビジネスは物凄いお金を稼げるものなのに、多くの人がその事実を認知していないために、彼はおいしい果実を味わえているわけです。

 彼には申し訳ない話ですが、彼のやっているビジネスは、他のもっと頭のいい人がやれば、おそらく彼以上に成果が出せると思います。

 知能は生まれ持ったときからの「固定値」ですが、情報力は「変動値」です。この変動値を一気に引き上げることで、ビジネス上の優位に立つことが出来るわけです。

富裕層ほど「良質な情報」を見分ける目を持つ

  「金持ちには儲け話が来て、貧乏人には詐欺話が来る」

 この言葉も皆さんよく耳にすることでしょう。

 フェアな世界を望むものにとっては、「貧しくとも頑張っている者にこそ、チャンスを与えよ」と憤慨したくなるような話ですが、この皮肉な表現にはある種の合理性があります。

 後者はともかく、富裕層の元には詐欺話より儲け話が来る。これが現実です。

 なぜか?富裕層になればなるほど、情報力の「変動値」が上昇するからです。

 ビジネスの仕組みにおいても、富裕層を対象にしたビジネスでは、相手を騙すよりも、相手に得をさせることでしか、自らの利益を最大化することができないようになっています。

 お金を持っている人ほど普段からいいもの(情報)を見る(選択する)目が肥えているため、買ったものが粗悪品であることを知れば二度と買いません。

  富裕層へ粗悪品(粗悪な情報)を売りつけて、法外な利益を上げることは可能ですが、ビジネスとして不合理なのです。

 それよりも彼らに良質なものを提供することで、「いい買い物が出来た。また買おう」と思ってもらい、二度目、三度目の注文を継続的に得る方が大きく見て得をするというわけです。

 情報との出会いは人の人生を変えてしまう力があります。

 良質な情報へ投資をする、という思考を持つこと無しに、富を生み出すことは難しいのです。

※デジタルデバイド
情報通信技術を利用して恩恵を受ける者と、利用できずに恩恵を受けられない者との間に生ずる、知識・機会・貧富などの格差。

2018年9月3日

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