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土辺の底辺をさまよった経営者が語る「サラリーマンの恵まれている点」

土辺の底辺をさまよった経営者が語る「サラリーマンの恵まれている点」
 無職になると1番悲しいのは、勤めていた会社の信用力が無くなることです。クレジットカードひとつ作れず、まともな賃貸物件すら借りられないこともあります。厚生年金の手厚さも違って、老後に差が生まれるなんてことも。そのような意味でサラリーマンは恵まれた立場にあります。翻って、自営業を始めた後は徹底的に結果を出していくしかありません。

自営に比べてサラリーマンは恵まれた環境にいる

 今日は、自営業を始めた後も、だいだい1ヶ月程度の期間、何度か”無職”になった私が思うところがある「サラリーマンのイイところ」っていうのをお話ししようと思います。

 サラリーマンを辞めて自営業者になったり、それから会社を起こしたりする時には、やっぱり空白期間っていうのが必ずあります。

 そして、サラリーマン時代にやっておいた方が良いよナ〜、ということも沢山ありますので、その一部をお話します。

一度、自営を始めるとわかるサラリーマンの恵まれた点

 まず、無職になると1番悲しいのは、勤めていた会社の信用力が無くなることです。本当に、個人の信用力というのは全く無くなってしまうんです。

 無職であってもフリーターであっても、それから自営業であっても、まともな会社に勤めていればいるほど、それを失った時に全く信用力がない。

 辞めてしまえばクレジットカードひとつ作れないし、東京は住宅とか借りて住んでいくわけですけれど、その時に賃貸物件なんかもまともな物件は借りられません。

 私も職を失った時に、賃貸物件は当時はえっと…7万8千円の家賃を払っていましたけれど、そこからもう借りかえることができなくて、今の中野区に引っ越して来るまでず〜っと、その家に住んでいました(笑)。

 あと、社会保険証を失うということは、当時より今の方が非常に影響が大きいんじゃないかなと思うところがあります。

 今、この社会保険証を”持っているか・持っていないか”で審査があって、本当に底辺扱いされることがあります。

 というのも、社会保険証というのは、どこの会社に勤めているのかっていうのがハッキリ分かるんです。

 保険には2種類ありますよね。社会保険と国民健康保険ですね。

 社会保険は社会保険に加入している会社に勤めていないと持つことができないわけです。

 持っていると何が良いかと言うと、特に住宅の賃貸なんてハッキリしています。

 まともな物件借りようと思ったら、「社会保険証の原本をコピーさせてください」って、審査があります。

 なぜ社会保険証の審査があるかといったら、在職証明のような書類っていくらでも偽造ができるんですね。

 ところが、社会保険証はさすがに偽造することができません。

 だから、必ず社会保険証のカード(原本)のコピーをとらせてください〜!って感じで言われます。

 「持っていない」となれば、「あなたはちゃんとした会社にお勤めではないんですね。では、こういうまともなお部屋はお貸しできません。」という判断が下されてしまいます。

 こういう現実がある故に、シェアハウスみたいな物件が一時的に流行った、ということもあります。

厚生年金の手厚さで老後にも差が生まれる

 会社勤めをしていると、自分が負担すべき社会保険は、厚生年金でみなさん天引きされていると思うんです。

 でも、これ以外に、みなさんが天引きされている同額を実は会社が別に負担しています。負担して役所に払っているんです。

 勤めている人はほとんど知りません。

 「え?そうなの?私、天引きされているけど自分たちで払ってるんじゃないの?」って言いますけど、サラリーマンのあなたが支払っているのは所詮、半額だけです。

 あとの半額、給与の大体15%〜17%は、みなさんの給料の他に会社が払っているんですよ。

 そうするとどうなるかっていうと、やっぱり老後の生活にグッと差が出て来ます。

 今、国民年金のご夫婦(夫・妻 両方とも国民年金)だったら、ご夫婦で大体手取り10万円です。

 それから、旦那さんが厚生年金で、奥様が専業主婦で国民年金とかだったら、大体手取りで20万円くらいです。

 今、厚生年金と公務員の共済年金の差があまりなくなってきて、厚生年金夫婦が手取り20万円だったら、旦那さんが公務員の共済年金で、奥様が専業主婦でと考えると大体22万円くらいですから、差が縮まって来たな〜という感じです。

 こういう感じで、勤めているとなんやかんや引かれる分も多いんですけれど、厚生年金の手厚さで老後に差がついてくるんです。

自営で下請けだと一発無職で這い上がれないこともある

 自営業の恐ろしいところは、特に1人でやっているような自営業さん。もっと言えば下請けさんが1番恐ろしいです。

 下請けさんっていうのは取引先が1社です。上がダメになったら仕事が下りてこなくなって一発無職になります。

 それからもっと怖いのは、工事現場とかで起こるんですけれど、やっぱり結構ケガがあるんですね。

 ケガで働けなくなって一発無職みたいなことがあります。

 その時に自営業者っていうのは会社勤めと違って、保険とか手厚くないし、失業したらアウトです。

 会社勤めだったら失業保険をもらいながら、うちらの歳だったら、なんとか2年くらいは生きていけるっていうのはあるんですけれど、もう全くゼロ状態なので本当に怖いです。

 特に、借金を背負ってやってた場合は、普通の無職より全然ツラいですよ。

 だって、普通の無職は借金あんまりないかもしれないけれど、自営で失敗したりすると借金を背負っていることも結構ありますからね。

 だからこそ、女性から結婚相手として敬遠されたり、遠慮されたりすることが非常に多いです。

自営業を始めたら結果を出していくしかない

 ただし、私が自営業者の方を応援したいのは、普通の自営業者か、個人事業か、それともちゃんと会社を経営して、ちゃんと社会保険に加入して責任を取ろうと思っているのかって。

 これだけでも全然違うわけですよ。

 というのも、会社経営者になって人を抱えていくと、色んなものを用意しなくてはいけないわけです。

 社会保障制度を用意しなくてはいけないんですが、めちゃめちゃお金かかるし、めちゃめちゃ責任取らなきゃいけないです。

 ですから、これだけ責任を取ろうと思っている人が、結婚相手として本当にふさわしくないのかな?って思うんですね。

 私は個人的には、とても立派な方だなと思うし、日本で1番シャチョさんたちが好きな人間ですから、こういうことをやっている方は素直に応援したいな!って思っています。

 ただ、現実としては、無職もフリーターも、自営始めたばっかりっていう人も、あまり変わらないような扱いを受けます。

 ですけれども、本当に、「会社経営者」っていうところまで行けば、ちゃんと社会からも認められるんで、一度会社をやりはじめたなら、結果を出せるようにやってくしかないなって思っています。


 

2018年7月2日

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