ゾゾタウン前澤社長のぶっとび消費を支える種銭はどうやって生まれるのか?

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2018年の話題をかっさらったZOZO前澤社長

今年1年、何かと話題に事欠かなかった人の筆頭と言えば、ZOZOタウンを運営する前澤社長ではないでしょうか。

プライベートジェット、超高級車、世界的名画、京都の有名別荘など高額な出費はこれまでも取り上げられてきましたが、月旅行の計画には日本中が驚かされました。その総額は800億円近くになるとの報道もあります。

前澤社長自身は稼いだお金をすべて使う主義という価値観だそうですが、凡人にはなかなかそのお金に対する価値観がわからない。

それも当たり前の話です。だって、そんなに稼いだことないんだもの。

彼はどのように、このぶっとんだことをやってのける費用をねん出しているのでしょうか?

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前澤社長の行動原資はどのように生まれている?

有価証券報告書によると、ZOZOタウンを運営する株式会社ZOZO(旧社名スタートトゥデイ)からの、前澤社長に対する役員報酬は1億円にも満たない金額と推察されます。

つまり、35億円ともいわれる年収のうち、大半は自社株の配当金による収入ということになります。

前澤社長は現在でもZOZO社の4割近い株を保有する大株主です。直近の配当が1株当たり29円ですので、税金を引いた後でも30億を超えるお金が手元に残る計算になります。

ここから計算すると配当収入だけで、前澤社長は3年でおよそ100億円に達するお金を手にしていることになります。

さらに、もともと上場時には発行済株式総数の8割を超える株式を保有していましたから、売却した株式もかなりの数になります。

上場時から現在まで株価もかなり上昇していることと合わせて、株式の売却益で数百億円を手にしていると考えられます。

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気になるのは半年で半分になったZOZOの株価

ただし、ここにきて少し懸念材料も出てきました。前澤社長の総資産の大半は自社株式のため、その金額は株価に大きく左右されます。

夏前には1株当たり5,000円近くあった株価が、現在は2,000円台前半まで下げてきています。

単純計算で総資産の半分がここ半年で消えてしまったことになります。

もちろん株価は様々な要因で変動するものですので、近々で売却する予定でもない限り短期的な変動に一喜一憂することはありませんが、本業の業績が鈍化したり、もしくは危うい状態になれば、今のようなお金の使い方を続けられない可能性も。

世間からの注目がより一層集まる中、肝心な本業のほうでスポットが当たるような施策が出てくるか、今後が期待されるところです。

Photo on Foter.com

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