『転職と副業のかけ算』要約|著者motoさんの略歴も紹介!

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本業と副業で合計年収5,000万円を超えているというmotoさんの著書『転職と副業のかけ算』。

「『転職と副業のかけ算』の要約を知りたい」「motoさんってどんな人なんだろう?」そういった方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はそういった方へ向けて、『転職と副業のかけ算』と著者のmotoさんについて詳しく紹介していきます。

この記事を参考にして、『転職と副業のかけ算』の内容を知り、転職や副業を考える上でのヒントとしていただければ幸いです。

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『転職と副業のかけ算』著者 motoさんの略歴

『転職と副業のかけ算』著者・motoさんの略歴

『転職と副業のかけ算』の著者であるmoto( 戸塚 俊介)さん(@moto_recruit)の略歴は、以下に示すとおりです。

  1. 1987年生まれ、最終学歴・短大
  2. 長野のホームセンターでアルバイト(年収:240万円)
  3. 人材企業へ転職(年収:330万円)
  4. リクルートへ転職(年収:540万円)
  5. ITベンチャーへ転職、+副業(年収:900万円)
  6. 広告ベンチャー企業の営業部長、+副業(年収:5,000万円)

motoさんは短大卒でアルバイトからスタートし、その後4度の転職によってキャリアアップした経歴を持っています。

書籍出版時点では、広告ベンチャー企業の営業部長として年収1,000万円、副業で4,000万円を稼いでいるそうです。

最近では、「新R25」などの企画にも取り上げられるなど、メディアへの露出も増え影響力を伸ばしています。

2020年6月に収録された「新R25」のインタビュー企画では、「年収は1億3,500万円ある」と語っています。

(参考:副業で5億円稼ぐmotoさんがサラリーマンを続ける理由 @moto_recruit|YouTube

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『転職と副業のかけ算』の目次

『転職と副業のかけ算』の目次

『転職と副業のかけ算』の目次は、以下のとおりです(引用:転職と副業のかけ算|書籍詳細|扶桑社)。

  • 序章:「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
  • 第1章:年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
  • 第2章:地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方
  • 第3章:4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
  • 第4章:本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
  • 第5章:生涯年収を最大化する生き方

本記事では、これら全ての内容を紹介するのではなく、大事なポイントに絞って凝縮して要約します。

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『転職と副業のかけ算』を要約!3つのポイント

motoさんの著書『転職と副業のかけ算』の結論は、ざっくりいうと「転職と副業で生涯年収を最大化しよう」ということ。

まさに、「転職と副業のかけ算」によって生涯年収は最大化することができるというのがmotoさんの主張です。

なぜ「転職と副業」で生涯年収が最大化できるのか、理由と具体的な方法について本書籍を要約します。

①なぜ「転職と副業」で生涯年収を高めるのか?

生涯年収を高めようと思ったときに、真っ先に思いつくのは以下の2つのキャリア選択なのではないでしょうか?

  1. 1つの会社で実績を積んで昇進する
  2. 会社を辞めて独立・起業する

実際、『転職と副業のかけ算』の著者・motoさんも副業だけで年収5,000万円稼いでいるといっています。

会社を辞めて副業一本に絞っても(つまり、起業しても)、十分過ぎるくらいの年収だといえるでしょう。

ではなぜ、著者のmotoさんは「転職と副業」にこだわるのでしょうか?

その問いに対するmotoさんの答えは、「サラリーマンでいることが副業のメリットになる」ということです。

サラリーマンとしての知識・経験が、副業で稼ぐうえでの「仕入れ」のような役割を担っているといっています。

実際、motoさんはサラリーマンとしての経験を活かして、、「転職アンテナ」というブログを運営しています。

また、独立・起業という選択がリスキーだというのも、企業に勤めながらの副業を勧める理由の1つです。

多くのサラリーマンにとって、独立・起業はこわいもの。

サラリーマンとしてのメリットを享受しながら、副業で年収を増やすというのが「手堅い選択」なのです。

➁年収と市場価値を高め続ける「転職術」

あなたが仮に現在の会社から転職をするとして、どういった基準で転職先を選ぶでしょうか?

おそらく多くのサラリーマンの方が、「同じ業界・同じ職種」から探すと思います。

ただ、この本では「同じ業界・同じ職種」での転職では、生涯年収は上がらないといっています。

なぜなら、業界と職種が同じであれば環境が変わるだけで、給料の変化は微々たるものだからです。

motoさんが勧める転職術は「軸ずらし転職」です。

サラリーマンの働き方には、以下の2つの軸が存在します。

  1. 業界:IT業界、飲食業界、広告業界など
  2. 職種:営業、経理、事務など

これらのどちらかの軸を現在の仕事からずらすことで、生涯年収を右肩上がりに転じることができます。

例えば、飲食業界よりIT業界の年収が高く、事務よりマーケターの方が年収が高い傾向があるのは事実です。

つまり、スキルや能力以前に、「業界」×「職種」の掛け合わせ方で年収のほとんどが決まってしまいます。

あなたの今現在の働き方のうち、業界か職種どちらかの軸をずらして転職先を選ぶことがポイントです。

③本業を活かして稼ぐサラリーマンの「副業術」

サラリーマンの方の中には、副業としてアルバイトなどを選択してしまう方がいます。

ただ、アルバイトのような時間を切り売りする「労働集約型」の仕事を副業にしてはいけません。

なぜなら、自分の労働量が増えて本業がおろそかになってしまうからです。

本書で語られているサラリーマンが実践すべき副業とは、「本業の経験をお金に変える」という方法です。

特に、本書では「コンテンツ配信」が勧められています。

コンテンツ配信とは、ブログやYouTube、SNSなどでコンテンツを配信し稼げる仕組みを作ることです。

例えば、motoさんの場合は自身の4度にも渡る転職経験を活かした「転職アンテナ」というブログを運営しています。

このように、コンテンツ配信では本業での経験を活かして、時間の切り売りに頼らない方法での収益化が可能です。

また、サラリーマンであればサラリーマンの気持ちがよく分かるので、ニーズを的確に捉えることができます。

サラリーマンとコンテンツ配信の副業の相性は抜群で、自身の経験をそのままお金に変えることができるのです。

こういった点から、著者のmotoさんは「いくら稼いでもサラリーマンを辞めることはない」とも言っています。

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【書評】『転職と副業のかけ算』を読んでみて

【書評】『転職と副業のかけ算』を読んでみて

motoさんの著書『転職と副業のかけ算』を読んでみての、私自身の書評・感想をお話しします。

巷には「年収を上げる」系の書籍が溢れていますが、どこか現実的でないという本も多いです。

その点、『転職と副業のかけ算』は極めて現実的で、再現性の高い方法論だと感じました。

何より、著者のmotoさん自身がホームセンターのアルバイトからキャリアを始めたということが勇気を与えてくれます。

独立・起業はリスクが高い。

そう感じている方は、本書を手に取って「転職と副業」で年収を上げる方法を実践してみると良いのではないでしょうか。

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まとめ:『転職と副業のかけ算』要約

今回は、『転職と副業のかけ算』と著者のmotoさんについて詳しく紹介しました。

本書籍の要点は、以下のとおりです。

  • なぜ「転職と副業」で生涯年収を高めるのか?
  • 年収と市場価値を高め続ける「転職術」
  • 本業を活かして稼ぐサラリーマンの「副業術」

この記事を参考にして、『転職と副業のかけ算』の内容を知り、転職や副業を考える上でのヒントとしていただければ幸いです。

(参考:転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方|Amazon

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今野 直倫

コンテンツディレクターとしてSEO施策・KW選定・構成作成・校正校閲・進捗管理・ライター採用まで担当。コーヒーメディアで記事執筆も。個人ではコーヒー販売を行う。

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