企業経営において資産運用は必須と言ってもよい行動です。
損失が発生するリスクを考えるとどうしても運用に思いきれない方も多いようですが、企業が資産運用をするべきなのには、2つの理由が存在します。
企業の存続目的は「収益をあげること」であり、資産運用は収益をあげることに直結する行為と言えるでしょう。
節約には限度があり資産運用には限界がない
企業経営において資産運用は必須と言ってもよい行動です。
節約には限度がありますが、資産運用には限界がありません。
企業の存続目的は「収益をあげること」であり、資産運用は収益をあげることに直結する行為です。
そこで本日は、今さら人に聞けない、企業が資産運用をすべき理由についてご紹介していきましょう。
企業が資産運用をするべき2つの理由とは?
資金の有効活用と将来の資金調達のため
資産運用をすべき第一の理由が、資金を有効活用するためです。
株や債券などで資金を運用をしておくことは、手持ちの資金をより有効活用できることを意味し、お金を”遊ばせない”で済みます。
資産の運用をしていれば、融資でも有利子資産の運用をして資金を増やしておけば、融資を受ける際にも役立ちます。
また、投資家に投資をしてもらう際に、適切に資産運用をしておくことで企業価値が上がると、ROI(投資収益率)が高いと判断され、資金調達にも良い影響を与えます。
節税にも一定の効果がある
資産運用は、節税にも貢献してくれます。
利益を株や債券に分配しておくことで、余計な所得税などを納めなくて良いことがあるからです。
多くの企業が資産の運用をしているのは、これも大きな理由の一つであり、節税対策として資産の運用をすることは、決して非合理なことではないのです。
資産運用は本当に危険?もう一つのリスクとは
企業が資産の運用をしたがらない動機の一つが”危険なのでは?”といった心配からです。
確かに資産運用はものによって、リスクが高いだけで本業の利益を食ってしまうこともあります。
とはいえ、資産の運用といっても色々ありますから、リスクが怖いのであれば低リスクの投資をしていけば良いだけです。
むしろ、資産運用をしないほうがリスクである場合があることを、後に経営者は経験する場合が多いのです。