決意で継続は実現しない。継続は技術により実現する。

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世の中のあらゆるものは継続を前提としている

世の中のあらゆるものは、継続を前提として成り立っています。

「ローマは一日にして成らず」という古くからの格言にもあるように、一日、二日だけ行動を起こしたところで大きな事は何も成し遂げられません。

  • 自動車をスムーズに運転できるようになるには何ヶ月もかかります。
  • ネイティブの人達と渡り合える英語力を身に付けるためには最低1年間はかかります。
  • インターネットでお金を稼げるようになるには最低でも1年間はかかります。
  • 投資で勝ち続けるトレードを身につけるには数年単位の知識と経験が必要です。
  • ダイエットで理想の体型を手に入れるには半年はかかります。

何をやるにも継続が前提であり、あなたがやりたいことを実現したり、なりたい自分になるためには「継続を前提とした行動」が必要となるわけです。

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決意で継続は実現しない。継続は技術により実現する。

何かに触発されて「よし!明日から頑張ろうと思う!」と誰かが宣言するのを、あたなは見たことがありませんか?

ただし、このようなセリフを言ったところで、宣言通りの行動を始めるまでは簡単ですが、継続するのは困難を極めます。

人間はどれだけ熱い想いを持っていたとしても、時の経過とともに忘れてしまいます。これは生理的な現象であり、誰にも止めることは出来ません。

「絶対に痩せるぞ!」「何が何でもネットで稼ぐ!!」熱い想いを胸に秘め、思い立ったら即行動。これは素晴らしいことですし、行動がなければ継続はありません。でもそれだけでは足りない…。

そこで私達が知っておくべきことは「決意では継続は実現しない」ということです。

やりたい人1万人
やる人100人
続ける人1人

SNSではやった有名なフレーズですが、行動する人はしない人の100分の1であり、さらにそれを継続する人は100分の1しかいません。

つまり、継続できる人は、やりたい人が1万人いたら1人しかいません。

こんな偉そうなことを言う私も昔は、行動も出来なければ継続も出来ないどうしようもないダメ人間でした。

しかし、今ではブログを書き始めて2年8ヶ月で791記事を書き続け、投資も2012年から始めて6年が経過し、会社経営を始めて3年が経ちます。

試行錯誤の末に一定水準のことを継続が出来るようになってきたわけですが、その理由は「継続は技術」であることを理解し、行動するようになったからです。

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「継続は技術」を実現する2つの表による管理術

私がどのように自らを行動させ、それを継続させるための技術を使っているか、一つの例をご紹介しましょう。

上記は私が行動を継続するために活用している管理表の一部です。人様に見せられない部分は非表示にしていますが(笑)、このように毎日、毎週、毎月実行する行動を書き出してこの表を毎日見て行動しています。

下記の別表では継続すると決めたことを記録していきます。

私の場合は「出来たら1」「出来なかったら0」を入力し、達成率を導き出すようにしています。

例えば起床時間はゴールを5時に設定し、1ヶ月30日間の内、28日間5時起きができれば達成率は93%となります。

正直な話、寒くなってくると私も布団から出るのが辛くなります(笑)。

しかし、「今月達成率が悪くなるぞ!」と感じると、それでガバっと布団をはいで起きられたりするのです。

今のところは、この管理表を使うことでやると決めたことはかなり高い確率で継続することが出来ています。もちろん、一度やると決めたことも思ったより良くないと感じたらバッサリ損切りもしていますけどね(笑)。

この2つの表は何にでも使えます。英語の勉強でもダイエットでも、まずは行動するべきことを列挙しコツコツ記録を付けていけばそれで継続ができてしまうのです。

「継続は技術」であることを理解すれば、毎日行動を積み重ねることはそれほど難しいことではありません。

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継続出来なかった時も決して自分を責めない

とはいえ、この表を使っても、私自身、全て100%に継続できない場合もあります。

自分を責めない

そんな時に気を付けたいのが、「また続けられなかった…自分はなんてダメ人間なんだ」と決して思わないことです。

自分を責めるのは間違っています。なぜなら、継続すること自体がそもそも困難を極めることであり、ほとんどの人が継続が出来ないのが現実だからです。

困難なものが出来なくても自分を責める必要はありません。そもそも困難なこと(継続)をやって、技術でハンドリングしても実行し続けるのが難しいのですから。

どうすればこれから継続が出来るのかを考える

継続できなかった時は自分を責めるのではなく、どうすればこれから継続が出来るのかを考えるようにしましょう。

そのために活用してもらいたいのが、今回紹介をした管理表です。数字で管理をすると達成率をグラフにして見える化も出来ます。

一年前より、半年前、半年前より先月、先月より今月、自らが作った目標に基づき、自ら主体的に動いたことで、自らの成長が見られることの喜びは、何事にも代えがたい充足感と自己肯定感を私達にもたらします。

皆さんが決意に基づき起こした行動を継続するうえで、本稿が少しでもヒントになれば幸いです。

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黒坂 岳央

複数のビジネスを手がけています。

・高級フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」代表者
・ビジネスジャーナリスト(プレジデントなどビジネス誌、アゴラ、ZUU、マネープラスなどのネットメディア、テレビ番組、ラジオ番組出演多数)
・アフィリエイター
・英語ビジネス(書籍出版、雑誌やメディアコラム執筆、その他)
・投資家(株式投資、仮想通貨、不動産、FXなど)

その他、講演活動など。

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