確定申告の準備に際して、高額領収書が無い・もらい忘れた場合の対応策3選

確定申告

 個人の年度は12月末日で締め切り。そろそろ確定申告の準備を始めていらっしゃる方もいることでしょう。いざ書類を整理し始めると、航空券や新幹線代、旅費など、比較的大きな出費をした領収書をもらっていない、もらったけれど無くしている場合があります。こんな時、どうやって客観的な証拠書類を用意すれば良いのでしょうか?

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確定申告の準備をしてたら高額領収書が無い…

 年末も押し迫り、個人事業主の人達はそろそろ確定申告が気になり始めるころです。

 領収書や請求書など、毎回きちんと整理していればよいのですが、普段は適当にまとめておいて、1年分を後から整理しようというと、かなりの重労働になってしまいます。

 後から見返すと、領収書が無い、ということも間々あります。そういう時はどうすればよいのでしょうか?

 特に、航空券や新幹線代、旅費など、比較的大きな出費をした領収書が無い時は焦る部分もありますよね。

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高額領収書が無い場合に考える3つの対応策

 以下、領収書がない場合の対応策を数パターンにわけて考えてみましょう。

1)クレジットカードの明細で代用する

 もしクレジットカードを使っていれば、カードの使用明細に記載が出るはずです。そこに用途や目的、飲食なら参加者の氏名などをメモして領収書の代用としましょう。

2)インターネットの購入履歴を補完して代用する

 アマゾンや楽天などのネット通販であったり、電車や航空券チケットのネット購入、宿泊先のネット予約などであれば、ネットから購入履歴がわかることがあります。それを打ち出して保管すれば領収書の代わりになります。

3)領収書の再発行を購入先にお願いする

 領収書もなく、カード明細や履歴も取れないとなると、基本的には経費に入れられなくなってしまします。

 そんな時には、まず相手先に領収書の再発行が可能かどうか問い合わせてみましょう。トラブルを避けるため原則として再発行はしないところがほとんどですが、相談に応じてくれる場合もあります。

 領収書の再発行がNGであれば、購入証明書や支払証明書といったものを発行してもらえるか聞いてみるのも一案です。ただし発行には手数料を取られることもあります。

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万事休すの場合は自分で出金伝票を起票する

 それもダメであった時、もし手帳などに日付・金額・支払先といったメモが残っていれば、それを基に出金伝票を起票しましょう。

 領収書等の保管が経費計上できる要件なのですが、紛失等の事情と金額の適正さを説明して出金伝票で認めてくれることもあります。

 もちろん出金伝票は自分の手書きであるため証拠力は格段に落ちます。領収書代わりの出金伝票の数があまりに多かったり、金額が大きかったりすれば、認めてもらえないことも十分にあります。

 確定申告の準備を始めていらっしゃる方、参考になりましたか?

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