世の中どこまで行っても身につまされる話ばかり。政府は年金が破綻しないと言っていても既に制度は破綻しており、私たちは必ず迎えるであろう老後に、己を身一つで守らねばならぬ時がやってきます。不動産投資、会社経営、様々な手段がありますが、他になにか自分を守る手だてとなる職業はないものでしょうか?リクエストに応えてキミアキ先生が持論を展開します。
老後の年金は今でも驚くほど少ない中身ダヨ…
今日はリクエストをいただきまして、「熟年に備える・老後に備える」と題してお届けしたいと思います。
やはりですね、老後の不安というのは実際に凄まじくて、年金だけでは暮らせない!というのも私たちはまざまざと、そういう場面を目にするワケです。
というのも、確定申告の時期になりますと私達の事務所でも、引退されて不動産の賃貸収入で稼いでいる方を40人くらい見させていただくわけですが、この方たちの年金欄も当然拝見するんですよ。
昔の人だからもらえるんでしょー、って思うでしょ(笑)
でも実際は、エーーーーっ、今の時代でも、こんだけしかもらえないの?!ってくらい、年金の額が少ないワケなんですよ。
じゃあ、俺らの時代はどうなるわけヨっ!っていうくらい、年金の厳しい状況がわかるんです。
ですから、皆さん一様におっしゃるのが、「賃貸用の不動産持ってて本当に良かった!この収入が無かったら今頃こんな生活できないよ。」という言葉なんです。
年金破綻しないって…既に破綻してるし(笑)
それで、国は「年金は破綻しない。絶対に破綻しない!」って言っているんですけれど、建前上ウソを付き続けなければならないわけです。
むしろ、かわいそうな立場なんですけどね。
実は私、20年ほど前にスゴ腕の会計士の先生の下で仕えたことがありまして、その先生、大手監査法人にいた頃から、年俸3,000万円もらってらっしゃいまして、とにかくスゴ腕なんですね。
その方が20年前から事ある毎に言ってたことが、「ねんき〜ん?あぁ、あれ、もう破綻してるぅ〜。てか、もう既に破綻してるぅ〜。絶対に立ち直らないから。」ってことだったんですよ。
という感じで、私達も国の建前に付き合い続けるわけにも行かず、自分の身は自分で守って行かなきゃならないわけですよ。
太陽光発電も賃貸用不動産と同じで老後のために買われている
それで、賃貸用不動産とか購入している方も結構多いわけですが、やっぱり大きな金額でなくても良いということで、ここ最近流行ったのが太陽光発電でございます。
大きな金額でなくて、月に20万円も入って来れば良いや〜。ってことで、老後資金の計算で太陽光発電を始めると。
既に不動産を持ってる人たちでも、分散投資で太陽光発電をやられると。
結局、自分達が年を取って、お金を身体で稼ぐことが出来ないから、賃貸不動産と同じ発想で稼ごうとするわけです。
私達も夫婦で賃貸用不動産を持ってますけれど、やっぱりね〜、不安なんですよ!老後のことって。
老後のナリワイとしては先生業も一つの手!
じゃあ、他に何で稼げるの?ってなった時は、身体が使えなくなるわけですから、頭脳で稼ぐしか無いわけですね。
私達のお客様なんかを見ていると、経営者の方なんかはお年を召されても頭脳で稼がれていますよね。
あとは、意外と硬いのが、大学のセンセイとかも稼いでいらっしゃったりするわけなんですよ。
やっぱり教授まで行くといいかなぁと。でも、我々が今更教授になんかなれないわけです。
ならば!ということで、40歳くらいの方ならば、残り20年くらいはありますから、何かしらの先生になる、先生業をやるっていうのも一つの手かなと思っています。
何より、自分の身体一つで出来ますから、そういうのもありなんじゃないでしょうか。