ボロボロの領収書や印字が消えた領収書って無効になるの!?

節税
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 読者の皆さんは、保管していた領収書がボロボロになっていたり、印字が消えている、という経験をされたことがありませんか?確定申告の準備を始める時期になると、領収書を見返される方も多くなりますが、果たして、これらの不完全に見える領収書は、法的に有効なのでしょうか?解説いたします。

ボロボロの領収書・印字が消えた領収書、どうする〜!

 どうも、編集部・中の人です。

 読者の皆さんは、保管していた領収書がボロボロになっていたり、印字が消えている(はうあぁっ!!)、という経験をされたことがありませんか?

 実は、筆者が最近その経験をした張本人でして、確定申告に備えて領収書を色々と物色して整理していたら、ボロッボロでクッタクタやろ〜!みたいな領収書や、白紙状態の領収書が次々に出てきて、我ながら本当にびっくりしました。

 確かにO型で大雑把な性格(言い訳にするな!)で、小さいことにクヨクヨしないのは長所…いや、流石にこれはマズイだろということで、顧問税理士さんにどうすればよいかヒアリングしました。

 そこで本記事は、筆者の情けない反面教師な体験談をもとに、ボロボロだったり、印字が消えている領収書は、有効か無効か?そうならないための対策は?について、共有できればと思います。

ボロボロだったり印字が消えた領収書は法的に有効か?

ボロボロな領収書の場合

 結論から言うと「有効」です。

 国税庁は原則的に、領収書を紙(平成28年の法律改正で条件付きスキャナ保管も制度緩和される)で保管することを定めていますが、「紙の状態」についてまでは、特段の縛りを設けていないからです。

 ただし、現在の法人税法は、領収書を7年間保管することを求めていますから、7年間は紙もしくは電子データで保管しなければなりません。

 クシャクシャでも必ず保管を心がけましょう。

 最近だと、つくばエクスプレスが領収書を1年間しか保管しないで廃棄していたことで、国税局からツッコミを受けていました。

 面倒だと言わずに、自社の社内環境にあったやり方で、きちんと保管する必要がありそうです。

印字が消えた領収書の場合

 私の場合だと、感熱紙型のレシートで、雨に濡れたり、あとは擦れて印字が消えたものがありました。

 こちらは、原則的に「無効」です。悔しいです!

 先生にペケとはっきり言われました。

 領収書ってぶっちゃけ、大体は交際費のものだったりしますけれども、法人税法ではこれに関する損金算入の認可条件として、

  • 1)飲食をした年月日
  • 2)飲食に参加した得意先や仕入先等の氏名または名称及びその関係
  • 3)参加人数
  • 4)飲食店の名称と所在地
  • 5)金額

 これらが、必ず書かれていることを定めています。

 1)〜4)までは思い出して手書きで記入したとして、5)は感熱紙型のレシートだと、手書きでは客観性が無いのでダメだと言われました。

 やっちまいました。本当に反省しとります。

領収書を貰う時、保管する時に気をつけておくべきこと

 次に、顧問税理士の先生に、バカな私が二度と同じ過ちを侵さないため、気をつけておくべきことをヒアリングしました。

 以下、共有しますね。

密閉型のファイルでレシートをもらう度、適正に保管する

 領収書は公的に保管が求められている、大切な書類です。

 先生には、それをクシャクシャな状態になったり、白紙になるような状態で受領していることが、そもそもの間違えだと指摘を受けました。

 ビジネスの場面では、常に密閉型のファイルを常にカバンへ忍ばせて、領収書をキレイな状態で保管するのが望ましいです。

領収書はもらったその日に必要な要件を記入する

 感熱紙型の領収書は特にですが、領収書はもらったその日のうちに、必要な要件を記入する必要があります。

 クドいですが交際費ならば、

  • 1)飲食をした年月日
  • 2)飲食に参加した得意先や仕入先等の氏名または名称及びその関係
  • 3)参加人数
  • 4)飲食店の名称と所在地
  • 5)金額

 ですね。

 また、最近だと電子帳簿への記帳もクラウド会計などで簡単に行なえますから、その日のうちに、経理の方へ記帳してもらったり、個人事業主なら自分で記帳することをお勧めいたします。

財布しか保管場所が無いなら、雨の日は手書き領収書をお願いする

 一番困ったのが、秋葉原の家電量販店で買ったPC周辺機器の高額領収書が、感熱紙のレシートタイプで、インクが滲んでほぼ白紙だった件です。

 この点、顧問税理士の先生からは、高額な商品を購入する際は、「なるべく手書きの領収書をもらいなさい」と言われました。

 感熱紙よりは、ボールペンの文字のほうが印字が消えにくいため、特に雨の日などに高額な商品を購入したり、飲食代の領収書をもらって、財布で保管しなければならない場合は、相手が面倒くさそうにしても、そうしたほうが賢明だそうです。

 以上、私の散々な領収書にまつわる経験と、賢い先生からいただいたアドバイスでした。

 たかが領収書、されど領収書ということで、ぜひ反面教師にされてください。

 あぁ〜、悔しいです!

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