「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んだ多くの人が「イメージで間違った認識をしていることに気づかされた」という感想を抱いています。
これらの質問に答えられなければ、あなたは思い込みで世界を見ているかもしれません。この記事では、「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」の概要と感想・口コミを紹介します。
実際に本書を読んだ方19名にアンケートを取りました。読者の生の声を参考にして、書籍選びの参考にしてみてください。
- 「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」要約まとめ
- 「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」感想・口コミ
- 世界の真実が知りたくなって購入しました!(学生)
- 学生時代に聞いた事と現実は全く違っていた!(会社員)
- 「FUCTFULLNESS 」はここ最近でおすすめめしたい本No.1(教師)
- 情報化社会を生き抜くためのバイブル!(WEB制作)
- バイアスに誘導されない人になろう(会社員)
- 人間心理が現実問題を通して学べる本です!(司法書士事務所の事務)
- データの見方を間違うと”真実”が歪んでしまう(パート)
- 「ファクト(事実)は何か?」を意識するようになった(システムエンジニア)
- 「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」は世界のリアルに目を向けられる良書(団体職員)
- 今までニュースで見てきたものは一部の劇的なものだった(大学生)
- 視点を変えて考えられる人には物足りない(大学生)
- 著名な方々にも読んでほしい1冊(企業研究員)
- 私たちはレベル4の上にいる…(会社員)
- 「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」は新たな知識を学びたい人向けの本(個人事業主)
- 問題解決は感情的にならずファクトベースで!(学生)
- FACTFULNESS(ファクトフルネス)で自分の知らない世界が見れた(非公開)
- 冒頭の3択クイズだけでもやる価値あり!(専業主婦)
- 自分の世界認識の古さを痛感(インフラエンジニア)
- 40代以上の世代は絶対に読むべき!(塾講師)
- 「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」まとめ
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」要約まとめ
タイトル | FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 |
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著者 | ハンス・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド |
出版社 | 日経BP |
出版日 | 2019年1月11日 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は、貧困、環境、人口など世界のさまざまな問題について、多くの人が間違った認識をもっていること、そして実際はどうなっているのか、ということを詳しく解説しています。
本書を最後まで読み進めれば、この世界の問題に限らず、日常的に情報を正しく認識することができるようになるでしょう。
マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツや、オリエンタルラジオ・中田敦彦さんもおススメしている「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」。
この記事では、様々な年代、職業の人が本書を読んだ感想を紹介しています!
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」感想・口コミ
それでは、「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んだ人たちの感想・口コミをまとめました。さまざまな年代・職業の方にアンケートを取ったので、ぜひ参考にしてください。
世界の真実が知りたくなって購入しました!(学生)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 学生 |
読んだ時期 | 2019年3月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んだのは、ネットの記事で、この著書の冒頭にある質問の正解が”チンパンジー以下の正答率”だったことがきっかけです。
『私も何も分かっていないんだ。勘違いしていること、知っているつもりになっていることがあるんだ』と思い、一体世界にはどんな真実があるのだろうと思い、本屋さんで購入しました。
数字やデータを読みとくことの大切さや情報の取り扱い方など分かったつもりでいたこと、しっかりと筋立てて考えることを丁寧に説明してくれて、いっきに読めました!
今回のコロナウイルスでも、この本を読んだことをいかして、データや数字を冷静にみることができます。
最初に読んだのは、一年ほど前ですがそこから現在まで何回も読み直しており、その度に理解が深まって新しい発見があります!
学生時代に聞いた事と現実は全く違っていた!(会社員)
年齢 | 30代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
読んだ時期 | 2019年10 月 |
「世界には食料や水が無く亡くなる人や、劣悪な衛生状態の国、学校に通えない子供がたくさんいる…。」「日本は世界でも数少ない裕福で恵まれた国だから、もっと謙虚に暮らさないといけない。」と、学生時代に学び、発展途上国と呼ばれる国では貧しい生活を強いられていると思い込んでいました。
しかし、「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んで、現実は「この数十年で電気普及や平均寿命も格段に伸び、衣食住に困窮する生活をしている人はかなり少ない事。」「これからの未来には、裕福とされていた私達の生活に多くの人が近づいてくる事。」をデータで見ることができ、驚きとともに安心しました。
「FUCTFULLNESS 」はここ最近でおすすめめしたい本No.1(教師)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 教師 |
読んだ時期 | 2020年3月 |
「FUCTFULLNESS 」はここ最近読んだ本の中でおすすめしたい本No. 1です。なぜなら、今までの世界の見方はほんの一面に過ぎないということが分かったからです。
世界に住む人々の中で、私は半分以上が貧困層にいる、女子の進学率も20%に満たないと考えていましたが、レベル1の貧困層は10億人、女子の高等学校進学率は90%超えていることなど、今までの考えは全くの間違いということを知れました。
また、感染症についても書かれていて、累乗で感染者が増えるときはものすごく感染拡大が懸念されること、感染症に怯えるだけでなく、対策をしたときのリスクやその後に起こることを予測し行動することの大切さを学ぶことができました。
コロナウイルス感染症で大変な世の中だからこそ、この本をヒントに行動していこうと思えた本でした。
ぜひみなさんに読んでいただきたい本です!
情報化社会を生き抜くためのバイブル!(WEB制作)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | WEB制作 |
読んだ時期 | 2019年9月 |
「世界を正しく見る」
言うだけなら簡単だが、情報化社会を生きている我々にとってこれほど難しいことはない。何気なくテレビのニュースを見れば不景気、不祥事、事件などの文字が並び、ネットには批判の言葉が渦巻いている。
なんだか、自分たちのいる世界がどんどん悪くなっているような気がしてくる。
しかし、実際にデータで見れば世界の状況はよくなっている。貧困にあえぐ人々は20年で半分に減ったし、世界のほとんどの子供は最低レベルの医療を受けられる。平均寿命だって70歳に伸びている。我々は思い込みで「世界は悪い方向に進んでいる」と考えているのである。
それはなぜか?
我々は世界をドラマチックに捉えてしまう「くせ」があるからだ。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」では、その「くせ」について解説し、正しく世界が見えるように我々を導いてくれる。
情報化社会を生き抜くためのバイブルと言っても過言ではないだろう。
バイアスに誘導されない人になろう(会社員)
年齢 | 30代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
読んだ時期 | 2020年2月 |
「人間は、いろんなバイアスによって、正しい判断ができないし、その判断はチンパンジー以下」という事実に衝撃を受けつつも、とても納得させられました。
考えてみると、自分も普段、本書に書かれているようなバイアスにとらわれているという心当たりがあったからです。
特に、人は物事を二極化して考えがちだということはまさにその通りだと感じていて、裕福な国と貧困に苦しむ国の例はとてもわかりやすく、物事をもっとしっかりとらえなければならないと改めるきっかけともなりました。
また、これらのバイアスを利用して人の心を誘導することもできるので、正しく物事を認識できるように気を付けたいと感じました。
人間心理が現実問題を通して学べる本です!(司法書士事務所の事務)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 司法書士事務所の事務 |
読んだ時期 | 2020年1月 |
中田敦彦のYouTubeチャンネルを登録しているのですが、そこで、このFACTFULNESS(ファクトフルネス)の紹介をしていました。
内容が非常に面白かったため、年末年始の休暇で時間のある時に読もうと思い、この本を購入しました。
この本は、「人間の10個の本能に気づき、それが思い込みであるから、もっとしっかり事実を見ていこう」といった内容が記されています。
私は今まで、こういった人間の心理に関する本は、心理学の本では何度か読んだことがありましたが、それを、現実の諸問題に当てはめて考えたことはありませんでした。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は環境問題や貧困など、社会的に多く考えられている「間違い」を正し、世界を前向きに捉えさせてくれます。
図なども多く読みやすいので、是非多くの人に読んで欲しい一冊です!
データの見方を間違うと”真実”が歪んでしまう(パート)
年齢 | 50代 |
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性別 | 女性 |
職業 | パート |
読んだ時期 | 2019年1月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んで、今までどれほど世の中に流れるイメージや目にする映像、報道で頭が凝り固まっていたのかを思い知りました。
世の中の「事実」は都合よく創られているか、もしくは、人々の思い込み等によって情報が更新されているのかもしれないと思います。
データを知ることは、真実を目の当たりにことになるため、ある意味、知らないほうが幸せということがあるのかもしれませんし、知りたくないという場合もあるかもしれません。
正しい情報を得ることはもちろん大切です。
しかし、本書が、例として取り上げていた情報を得ることは一般人にはなかなか難しいかもしれません。日本から遠い国、場所に直接赴く機会はなかなかないので…
また、ここに書かれていた「事実」=データも読み方によってはゆがめられることもあるのではと思いました。
「真実」を知るのは、想像以上に困難だと改めて認識します。
「ファクト(事実)は何か?」を意識するようになった(システムエンジニア)
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
職業 | システムエンジニア |
読んだ時期 | 2019年7月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」のテーマである、「思い込みを疑う」ということをとても丁寧に解説していました。
大変理解しやすかったです。
少し分かりやすく書き過ぎる一方で、本のもう一つのテーマである「ファクト」の部分がおざなりになっているところもあったと思いました。
冒頭で読者に質問が与えられるのですが、その中で質問内容が少々曖昧だった部分がありました。貧困率や動物の生息数の推移などに関しても、定義が曖昧だったように思います。
という風にツッコミを入れたくなるようになったのは、この本を読んで「ファクト(事実)は何か」ということを強く意識するようになったからだと思います。
情報が溢れる現代で、正しい判断を下すうえで、「事実を集める・事実を明らかにする」ことはマストだと思うので、是非読んで欲しいです!
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」は世界のリアルに目を向けられる良書(団体職員)
年齢 | 30代 |
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性別 | 男性 |
職業 | 団体職員 |
読んだ時期 | 2020年4月 |
まず、地球という場所に住んでいる上で、自分が日本の都会に生まれ育ち、マスメディアが発信する情報を信じて生きてきた。
事実は、主にマスメディアが加工した事実を元に判断しないといけなくて、自分自身の生まれ育った環境要因から自信の杓子定規で世界を図ってきた。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んでまず気づかされたことは、世界を4つのレベルで測ることによってみることで、世界に住んでいる人間のレベルが一概にお金持ちか、貧困かの二択で表すことはできないということだ。
そして自分自身が抱えるネガティブ思考が、世界に対する価値観に対しても起こってしまっていることも気づきだった。
世界の国々は急速に開発・発展が進み、先進国と発展途上国という既存の枠組みで物事を考えたとしても、その差は段々と少なくなってきていることに気づかされた。
自分自身が世界のリアルな状況に目を向けることで、なんとなくポジティブに考えることができるようになった気がする。とても良い本だと思いました。
今までニュースで見てきたものは一部の劇的なものだった(大学生)
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
職業 | 大学生 |
読んだ時期 | 2020年3月 |
私がこの本を読んでまず思ったこと、それは今までの自分の世界の見方はこんなにも間違っていたのか…ということです!
私はこの本を読むまではニュースで報道されること、それこそが世界そのものなのだと考えていました。
しかしこの本を読むことにより、「ニュースというものは世界を劇的に大げさに表しているのだ」ということを知りました。
そして実際にグラフなどの数字を通して世界をみると、自分が今までニュースで見ていた世界というのは本当に一部分の劇的なものでしかなかったということを実感しました。
このようにして、世界の大半の人が見ている世界というのは様々な思い込みの世界だということが、この本を通してわかると思います!
そしてまた正しい世界の見方というものを知ることができ、自分の世界を見る目が変わるつまり、人生が変わることに違いありません。
今のこの新型コロナウイルスで騒がれているご時世でも、この本を読んで得た知識は役に立つと思います。
視点を変えて考えられる人には物足りない(大学生)
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
職業 | 大学生 |
読んだ時期 | 2019年5月 |
FACTFULNESS(ファクトフルネス)を買った際、この本は大人気で絶賛されているという情報を知ったため、かなり期待して読みました。
しかし正直そこまで面白いかと問われると、正直期待外れであったと思ったのが率直な感想です…
この本のテーマは、自分の思い込んでいることは決して全てが正しいわけではなく、間違った思い込みもしていることがあるため、その思い込みを解消して違う目線から物事を見よう、ということだと思います。
その事について細かく本に記述されてはいますが、違う目線から物事を考えるということは当たり前のことであり、その当たり前のことをこの本は書いてあるだけに過ぎないと思います。
わざわざこの本を300ページ以上読み、理解する程のことでは無いように思えました。
著名な方々にも読んでほしい1冊(企業研究員)
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
職業 | 企業研究員 |
読んだ時期 | 2020年3月 |
まず冒頭のクイズに対して、あまりの自分の知識のなさに愕然としました。
こんなにも世界に対する知識がないのか、と。
ですが、読み進めていくうちに、これは私だけの問題ではなく、人間という種族の物の見方によるものだということを教えられました。
私だけでなく、著名な方々も知識のないチンパンジー以下の回答率なのは、明らかにものの見方にバイアスがかかっているという証拠です。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」では、そういったバイアスがかかっていることを教えてくれるとともに,そのバイアスがどのようなものでどうすれば回避できるのかを教えてくれます。
願わくば、より著名な方々にこの本を読んでいただき、データを持って議論することの重要性を感じていただきたい、という風に思います。
私たちはレベル4の上にいる…(会社員)
年齢 | 30代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
読んだ時期 | 2019年5月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読んで、自分が今まで学んでいた常識「後進国はこうである」というレッテルが覆されたのは間違いないですが、それよりも、それが各国の印象、国民性のイメージが見せる間違いなのだと思いました。
また、まだまだ技術が遅れているなと思うことはあっても、私たちはまだレベル4の上におり、その間違った常識を未だ伝えて行かなくてはならない、変えて行かなくてはならない存在であることも印象づけられました。
興味深く、またこの本が古くなっても(初版自体少し前ですが)、改変などをして、また新しい発見を見せてもらいたい本だと思います!
もちろん、この情報の伝え方自体、風化させるものではないため、見方の発想を発信してくれる本として紹介をしたいと思いました。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」は新たな知識を学びたい人向けの本(個人事業主)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 個人事業主 |
読んだ時期 | 2020年3月 |
メディアなどで話題になっていて、やっとまとまった時間ができそうだったので購入し読みました!
もともとデータに基づいた話が実生活でも好きで、今までの自分の知識がどの程度なものなのか確かめたい半分、新たな知識を増やしたいというのが半分でしたが、結果としては世界の実情が全く今まで考えていたことと違うことがわかり楽しく読み進めることが出来ました。
ただデータなどに基づいた事が苦手な人は序盤で読むのをやめてしまうだろうなという印象です。それなりの厚さもありますし…
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は、日常的に新たな事を学び、自分の生活には関係ない知識でも自分の生活の糧として得たい人向けです。
メディアや著名人の方はきっとそういう方が多いでしょうから好評価なのだと思いますが、一般人は人によりけりだと思います。
問題解決は感情的にならずファクトベースで!(学生)
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 学生 |
読んだ時期 | 2019年12月 |
私はもともと世界情勢や社会問題などにかなり興味がありました。
その中でも、特に調べていたのが発展途上国の貧困問題についてです。
貧困国では弱い立場にある人が不自由な生活が強いられ、日々生きることにも苦労しています。
反対に、先進国ではそのことについて何も気づかない、日ごろから考えていない人が大半です。
私は、先進国は科学や技術だけを追い求め、本当に世界平和を成し遂げるには必要なことを何もしていないのではないのかとずっと思っていました。
しかし、FACTFULNESS(ファクトフルネス)にこの考えを打ち砕かれました。
データによると、この貧困国のレベルというのはどんどん良くなっていっていて、本当に困っている人たちは半減している、そして世界のたった数%しかいないのだと気付かされました。
今まで感情的になって調べていて、データを全く見ることのなかった私は、データを通して世界を見る方法を得ました。
世界は徐々に良くなっているし、その上で解決すべき問題なのだと思いました。
面白かったです。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)で自分の知らない世界が見れた(非公開)
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
読んだ時期 | 2020年2月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は、思い込みを覆すための本になっています。
事実に基づいて考えることを伝えています。
情報社会で間違った思い込みではなく、事実に基づいて記載されています。間違った認識を変えることができます。データや統計の見せたかなどをとても参考になります。
また、筆者はまさかの医者です。世界で活躍した医者だからこそ、データなどの蓄積がものすごく持っています。国内でこそディスコミュニケーションが起こっているからこそ、世界でも発生していることです。
本の中で3択問題があり、その解説が論理的でとても理解することができます。
自分の世界とは違う世界でなにが起こっているのか正しく理解することができます。
冒頭の3択クイズだけでもやる価値あり!(専業主婦)
年齢 | 30代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 専業主婦 |
読んだ時期 | 2020年1月 |
導入として、世界の貧困や環境に関する13問の3択クイズが出される。
正解はすぐに発表され、自分が知識だと思い込んでいたものがどれだけ偏っていたのかを思い知り、どうして自分がそのような思い込みをしていたのか、現在の世界の本当の姿について解説がされていく、という構成だった。
私は最初の13問のテストの回答率が5割ほどで割と高かった(本書によると13問目を除いた12問のうち、3問以下しか正解できない人が80%を占めるらしい)が、それでも興味深く読むことができた。
人に知識を伝える上で大切なポイントの一つとして、「繰り返し伝えること」とよく言われているせいか、繰り返し同じような内容がでてきてやや飽きてしまう部分もあったが、構成と言葉の選び方が素晴らしく、最後までほとんど一気に読み切ることができた。
人を引き込む話の構成と言葉の選び方(例えば冒頭の3択クイズでは3択なのだからチンパンジーでも33%は正解する、12問中3問以下の正答率の人は「チンパンジー以下」という表現を使っている)を見るためだけでも本書は読む価値があったと思った。
未読の方はぜひ、冒頭の13問の3択クイズだけでもやってみてください!
自分の世界認識の古さを痛感(インフラエンジニア)
年齢 | 40代 |
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性別 | 男性 |
職業 | インフラエンジニア |
読んだ時期 | 2019年8月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を読むきっかけは本の帯広告でした。
読み進めると、自分の世界認識がいかに古いものか痛感させられました。
10の思い込みのQ&Aでいかに現状の世界を知らないか目から鱗が落ちる感覚にとらわれました。この10のQ&Aを実際に友人に仕掛けてみたら、怖いくらいで30%の正解できなかったです。
情報がいかにアップデートされていなかったか、そして世界は二分割で説明できない、先進国と発展途上国、西側諸国と東側諸国といった方法では世界の現状とはかけ離れてると学びました。
この本を読んで現状を正しく知るといかに偏った情報が多いことが実感した。
情報を選択して正確な情報を見るようになったので、一度はこの本を見てみると政界情勢を見る価値観が変わると思います。
40代以上の世代は絶対に読むべき!(塾講師)
年齢 | 40代 |
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性別 | 女性 |
職業 | 塾講師 |
読んだ時期 | 2020年2月 |
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は、今の40代以上の世代は必ず読むべきです。
世界のスタンダードは自分が思っているよりもずっと進歩していて、いかに自分の感覚が更新されない、狭い世界で生きているかを実感します。
そして、情報過多のこの時代だからこそ「正しく知る」ことの難しさについて考えさせらせました。
ちょうどこの本を読んだ後、新型コロナウイルス感染拡大のタイミングと重なり、正しい情報をどのように受け取り、どのように考えるか、行動するかの指針となりました。
普段目にするニュースには、ネガティブ本能、恐怖本能、過大視本能、犯人捜し本能を刺激するような、不安をあおるものが多く、情報を得るつもりが、逆に冷静さを欠く行動を起こしてしまう結果を引き起こしているようにも見えます。
今だからこそ良識ある大人として、思い込みに惑わされないように、フラットに、前向きに情報を判断したいと思います。
この本を読むと、思い込みのクセを意識することができます。意識することで、これまで当たり前に受け入れてきた情報を疑う目を養うことができます。
そして、世の中はネガティブなものばかりではなく、未来への可能性もあちこちで生まれていることに気づかされ、小さい一歩でも前向きに行動しようという気持ちを持てます。
是非一読をお勧めします。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」まとめ
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」は、世界で起きている問題について、多くの人が間違った認識をしていることを指摘し、事実はどうなのかということが分かりやすくまとめられています。
本書を読むことで、ニュースやネットの情報を、これまでよりも正しくとらえることができるようになるのではないでしょうか。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」に興味を持たれたら、ぜひ本書を手にとってみてください!
なお、こちらの書籍は1か月無料で利用できる「Amazonオーディオブック-Audible」にもあるので、移動中にさくっと読みたいという方にもおすすめです!
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