ブル相場 イグニスはガンホーの後継者候補

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 市場はすっかりブル(強気)相場入りとなった。日銀の追加金融緩和、自民党の圧勝、12月FOMC(米連邦公開市場委員会)の金利2015年4月までの利上げ見送りなど、春先までは株式市場でバブルが起きる様相ができあがっている。次のガンホーはどこになるのか、候補の一つとしてイグニスという会社を知ってもらいたい。

市場はブル相場入り プチバブル入りか?

 米国市場はすっかりブル(強気)相場入りの様相である。22日(月)NYダウは154.64ドル(0.9%)高い17,959ドルと、終値ベースで最高値を記録した。
 
 目先の景気動向を示す指数が強い中、FOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利の利上げを2015年4月まで見送ることが発表され、ロシアの通貨危機と国力の弱体化は、かえってアメリカにキューバとの50年ぶり国交正常化をもたらし、その後に控える世界最大の原油産出国ベネズエラとの融和にもつながると見られている。
 
 アメリカの株式市場は底堅く、バブルの起きる様相さえできあがっている。
 
 よって、消費税見送り、自民党の圧勝による政権安定、円安による輸出企業の業績安定、といった要因がある日本の株式市場も、目先はブル相場入りが想定される。

次のガンホー 候補の一つは「イグニス」

 ブル相場入りすることで注目されるのが、資源、輸出、自動車など円安とダブルで恩恵を受けるセクターの企業であるが、今回はスマートフォン(以下、スマホ)関連で筆者が注目する企業を紹介したい。
 
 海外で活動するわかりにくい企業へ投資するよりは、自分が身近で成長を確認できる市場で投資先を探した方が効率的だからだ。
 
 スマホのアプリ市場はまだ拡大期であり、円安で国内の景気が悪くとも拡大が見込まれる数少ない市場の一つである。CyberZの調べによると、2012年に850億強だったスマホのアプリ広告市場は2016年には3,000億円の大台を超えると見られており、スマホゲームの市場も2012年の3,000億円強から今年は6,500億円に到達すると見られている。※1
 
 実際に2012年から始まったアベノミクス相場では、スマホゲームを大ヒットさせた、ガンホーやミクシィなどテンバーガー(株価10倍増)を達成した銘柄に資金が集中した。特にガンホーの株価が一年で114倍増にまで到達したのは記憶に新しい。
 
 ただし、これらの企業も同じゲームで業績を維持し続けるのは難しい。特にゲームアプリについて言えば、開発コストが上がり続け(大手では一作あたり億単位)ているため、ヒットがでなければ、今ゲームが当たっていても、業績が沈む可能性は否めない。今株を購入し、業績が沈んだとき、資金は樹海入りとなる。
 
 よって、既にヒットゲームを開発して株価が上がりきった企業よりも、これからヒットするアプリやゲームを作る素地があるあまり名の知られない企業へ投資するのがお得でリスクが一番少ないと言える。

 筆者が目下、候補の一つとして注目しているのが「株式会社イグニス(東証マザーズ上場/市場コード:3689)」である。
 
節約社長 
 株式会社イグニスHP
 
 彼らの業績はうなぎのぼりの最中であり、11年9月期に8,000万円だった売上高は、14年9月期ついに20億円の大台を突破した。営業利益に至っては前年比82.1%増の5億6100万円となった。
 
 2010年に設立されたばかりのこの会社については、名前を知らない人も多いことだろう。しかし我々自身はもちろん、我々の子どもたちは、彼らが制作したアプリを知らないうちにダウンロードしている。
 
 筆頭例が「だーぱん」シリーズの無料アプリだ。
 
節約社長
 節電♪長持ちバッテリー:スマホ充電長持ち!電池、節約アプリ
 
 節電以外にも、スマホのデータを軽くしたり、電波をよくする、など実用性に富んだアプリはそれぞれヒットしており、累計で2,500万ダウンロードを達成している。イグニスの強みはこのような小さいアプリを年間で実に50近くも配信していることだ。少人数で開発期間が短いため、コストも少なく、失敗は当たり前、ヒットした時の利益率も大きい。
 
 次はイグニスが取り組む電子コミックについて触れる。
 
節約社長
 全巻読破!シリーズ
 
 昨年11月にローンチされた電子コミックのブランド「全巻読破!」シリーズは既に累計400万ダウンロードを超えている。サラリーマン金太郎、ドラゴン桜、タルるートくん、ブラックジャックによろしく、など過去の殿堂コミックをイグニスは継続的に全巻配信している。イグニスならではの面白い仕組みは、収益モデルをハイブリッドにしていることだ。読者には1日30分読み放題とし、それ以上の時間見る場合は一定課金で収益を得る。更に企業広告を打ち、二重で収益を得る仕組みができている。既に今年一年で、同アプリは2億5,000万円以上の売上をイグニスへもたらしている。
 
 最後にこれから学生を中心にヒットすると見られるヒットアプリを紹介する。
 
節約社長
ひまチャット – 5秒で話せるトークアプリ!!
 
 このアプリの特徴は、身元割れがなく、暇なとき気軽に、全く知らない人とチャットがすぐにできる、ということだ。実際そのようなものに誰が飛びつくのか?と思われるかもしれないが、一度ダウンロードしてほしい。知らない相手に「ども」というボタンを押すと何人もの若い子たちが「ども」返しを行い、会話がはじまる。こちらが年上でも、若い子らが気軽に「ひまだねー」「なにしてるのー」と気軽にやりとりしてくれる。LineIDや電話番号の交換ができないため、安全性が保たれているからだ。ローンチ1ヶ月でこちらも10万ダウンロードを超えている。

累計7,000万ダウンロード どう使う?

 これらコツコツ作成し続けてきた無料アプリのダウンロード数は今年ついに7,000万を超えた。無料アプリで囲い込んだ顧客を、課金型アプリへ流すモデルの収穫期はこれからである。
 
 短期間に大量のアプリを開発し獲得した社内ノウハウも、その時に生きることであろう。
 
 来季の自社収益予想は、売上高1.5倍増で約33億円、純利益は倍増の約10億円を見込んでいる。新規のソーシャルアプリゲーム開発、海外への無料アプリ展開も着手しているが、これらは業績に反映されていないため、サプライズ業績もあり得る。ガンホーのように100倍ならずとも、大きく株価の上昇余地があると見込んでいる。
 
 ちなみに筆者は既に投資を開始しているが、数字より以下の文章にある経営者のあり方を投資対象の決め手とした。
 
 採用メッセージ:銭 錕
 
 もしよければご一読いただきたい。日本でこんなにもアグレッシブで失敗を真摯に受け止め、這い上がり、虎視眈々と機会を狙う20代の仲間がいることを私は心から賞賛したい。
 
 ※1 CyberZ 「スマホゲーム市場調査」
 http://cyber-z.co.jp/news/pressreleases/2014/0218_1450.html

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