民泊サービス・エアビーアンドビー(airbnb)の活用が、日本にも徐々に浸透し始めています。エアビーアンドビーを活用して、ゲストハウスをきちんと運営する仕組みさえ作れば、民泊サービスは大きな利益に繋るからです。「ちょっとしたお小遣い稼ぎだから、年間20万円以上稼いでも税金の支払いはあまり考えていない。バレないでしょ。」という意見もありますが果たして答えは?当記事でチェックしてください。
エアビーアンドビーで稼ぐ人が続出している
民泊サービス・エアビーアンドビー(airbnb)の活用が、日本にも徐々に浸透し始めています。
なぜならエアビーアンドビーを活用して、ゲストハウスをきちんと運営する仕組みさえ作れば、民泊サービスは大きな利益に繋るからです。しかもインバウンド(海外から訪日する観光客)は今後も増え続けていくため、民泊は日本で数少ない拡大マーケットと言えるでしょう。
中には通常の賃貸なら13~15万円程度しか家賃が取れない部屋で月間30万円以上も稼いでいるという人もいます。利回りにすれば実に倍以上です。
複数の部屋をエアビーアンドビーを活用して貸し出すようになった人の中には、不動産管理業者と安価で契約を結んで清掃費用を支出しても、利益が出る仕組みを構築しているケースがあります。
エアビーアンドビーで稼いだら脱税は可能?
サラリーマンが副業としてエアビーアンドビーを活用して民泊サービスを運営しており、なおかつ収入が20万円を超えないならば確定申告をする必要はありません。
ところが話を詳しく聞いていると「ちょっとしたお小遣い稼ぎだから、年間20万円以上稼いでも税金の支払いはあまり考えていない。バレないでしょ。」という意見も聞かれます。
実際にエアビーアンドビーを活用した民泊サービスで脱税は可能なのでしょうか?
答えは「完全にアウト。しかも税務署にとって格好のえじきと成り得る」というものです。
理由は3つあります。
- 1)身元を明かさねば部屋は貸せず、誰がやっているかバレる仕組みとなっている
- 2)不動産の位置もオープンなため、誰が不動産を所有しているか特定しやすい
- 3)口コミもオープンになっているので、客観的に稼いだ事実が明かされやすい
つまり、エアビーアンドビーを活用した民泊で稼いだ後に脱税を試みても、5W1Hで筋道を立てて税務署が脱税の証拠を暴ける状況が揃っているのです。
まだ手出しされて無くてもきちんと確定申告を
サービスが始まって日が浅いため、確定申告を出さない人も中にはいるかもしれませんが、税務署は確実にエアビーアンドビーを活用している人をウォッチしていると考えてよいでしょう。
彼らも我々と同じで「納税させる額」にノルマがあるため、1つの手数でよりまとまった額の追徴課税を取りたいはずですから、脱税しようと思ってもいずれは倍返しを食らうのがオチです。
もしもエアビーアンドビーで稼げたなら、稼いだ資金を元に起業したり、追加の不動産取得の原資として活用するなどして、なるべく損金を多く出す真っ当な節税を心がける必要があります。