小さくても積極的な投資や営業ができる企業の特徴の1つは、補助金・助成金を受けるのが上手なこと。
補助金・助成金を受けるのが上手な企業とヘタな企業では、補助金・助成金情報を収集する能力に差があります。
攻める中小企業は補助金・助成金取得が上手
しかも彼らは、バックに大企業がついて融資が下りやすかったり、ビジネスモデルが優れているのでベンチャーキャピタルが出資してくれる、などの恵まれた条件下にないのに積極的な攻めができているます。
ではなぜ特定のライバル企業が積極的に外へ攻める政策を取れるかというと、要因の1つとして当該企業が政府の設ける補助金・助成金を受けるのが上手な場合が多いからです。
補助金・助成金はいずれも後で支払われる資金のため、キャッシュインは遅れるが、お金が入ってくること(守り)が確定していれば、積極的に攻めることが可能になります。
中には施設建設費用、営業費用、プロモーション費用の全額を補助金や助成金でまかない、リスクの少ない状況で大きな事業にチャレンジしているケースもあるぐらいです。
補助金・助成金取得は情報収集で差が付く
同じくらいの規模と実績だったライバル企業が補助金・助成金を受け取って、自社より大きな事業に踏み出すケースが生じる理由は明確です。
実は多くの企業が何かしらの補助金・助成金を受け取れる対象であるにも関わらず、その恩恵を受けていないのが現実。
そこで、もし貴方が中小企業の経営者であれば、知っていただき常にチェックしてほしいサイトがあります。
中小企業庁が運営する中小企業ビジネス支援サイト「Jnet21」内の「補助金・助成金・融資制度」コーナー。
このコーナーには、経済産業省の各地方局や各地方自治体から、最新の補助金・助成金情報がアップされます。
かく言う筆者も毎日のようにこのサイトをチェックしているが、お得な情報が毎日のように更新されています。
もし忙しくてチェックがしにくい場合には、メールマガジン登録を行うと、効率的な情報取得が可能に。
補助金・助成金枠は政府の意向で拡大してる
補助金・助成金はほとんどの場合、申請期間が限定されていて、中にはスポット的なケースも多々あります。
常に「Jnet21」をチェックしていると、思いもよらぬ時に自社とマッチングする良い補助金・助成金情報を掴むことが可能。
折しもアベノミクスは第三の矢として「民間投資を喚起する成長戦略」を掲げ、本腰を入れて補助金・助成金枠を拡大させている。
政府の打ち出す補助金・助成金を積極的に活用することで、自社の守りを固めて積極的な攻めが成功する確率をあげましょう。