節約 社長
景浦支勝
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ネットでクレジットカードの国税納付が始まる!メリットデメリットは? (ページ2)

クレジットカードによる国税納付のメリット

 次に、クレジットカードによる国税納付のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット1:カードのポイントが抜群に貯まる

 ポイント還元率の高いカードで、国税をまとめて支払した場合、ポイントがとにかく貯まりやすくなります。

 なお、クレジットカード納付ができる金額は、1,000万円未満で、利用するクレジットカードの決済可能額以下までとなります。

メリット2:24時間・休日も納付が可能になる

 サイトのメンテナンス時を除き、国税のクレジットカード納付は夜間休日を問わず、24時間いつでも利用することが可能です。

 なお、24時間できるとは言っても、あくまでオンライン決済であるため、金融機関やコンビニエンスストア、税務署の窓口でクレジットカードによる国税の納付が出来ない点には注意が必要です。

メリット3:分割払いでキャッシュフローの改善効果あり

 カード会社を利用することによって、一括払い・分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)又はリボ払いで、国税を収めることが可能になります。

 企業にとっては法人税や消費税、個人事業主なら申告所得税や消費税の支払いは、キャッシュを圧迫する悩みのタネですが、この制度を上手に利用すれば、キャッシュフローに大きな改善効果が生まれます。

 節約したい企業や個人事業主にとっては朗報ですね。

クレジットカードによる国税納付のデメリット

デメリット1:納付手続きは取り消しが出来ない

 いったん納付手続が完了すると、その納付手続の取消しができない点に注意が必要です。

 誤って納付手続をしてしまった場合は、後日税務署へ連絡して、還付等の手続を行う必要があります。

 「6回払いにしていたけれど、やっぱり2回払いにしたかった!」などのキャンセルが出来ないので、計画的な納付手付きをする必要があります。

デメリット2:一度に決済できるのは一種類の税金だけ

 所得税や消費税など、複数の税目をまとめて納付手続することはできません。

 税目ごとに納付手続をする必要がありますし、銀行引き落としのように、自動的にサイト内で税金を引き落とすことも、現時点では出来ないようです。

デメリット3:決済手数料をなぜか取られる

 今回のサービスは、トヨタファイナンスとGMOペイメントゲートウェイが提携して受託するサービスで、利用者から納付の委託を受けた立替払いにより国に納付する仕組みとなっています。

 このため、納付受託者が国へ納付した後、利用者から代金が支払われるまでの間、一定のタイムラグが生じるため、納付受託者は貸倒リスクを負うため、このリスクに対する負担に対して決済手数料が支払われる形となります。

 一方、利用者はメリットの欄でもあげたように、納付繰り延べなどの利益を得ることが可能です。

メリットとデメリットをよく比較して利用しよう

 いかがだったでしょうか

 国もフィンテック政策の一環として、今回のサービスを打ち出してきたわけですが、利用する側から見ると、納付繰り延べやポイント還元は、上手に使えば節約につながります。

 一方で、現時点では把握できていませんが、決済手数料が一定の金額に対して取られるため、計画的に利用しなければ、あまりオトクにならない点も注意が必要になりそうです。

 詳しい、サイト内での手続きは、クレジットカード納付手続きの流れを参考にしてみてください。

※参照:国税庁:クレジットカード納付の手続
 

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2016年12月12日

オンライン クレジットカード 決済 税金 国税納付

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