篠田法正(しのだほうせい)

起業

新規事業で見込み顧客を思い描く時に最強のペルソナとなるのは誰か?

 どんな人を相手に商売するのか?悩む場面は以外に多いですよね。解決策として「30代の女性」「子育ての終わった主婦層」「もうすぐリタイアするサラリーマン層」 といった具合にペルソナを設定するのですが、これもしっくり来ません。そんな時は最強のペルソナとして、「過去の自分」を描いてみるのはいかがでしょうか?その理由を解説します。
経営

社員のやる気は「会社の仕組み」で壊されやすいという事実

 社員がどれだけモチベーションが高くとも、仕組みやルールでモチベーションが下がったり、ネガティブになることがあります。最初のうちは静観していても、仕組みが原因で社員同士が人格を否定し合う状況になると少し問題です。作った仕組みは所詮不完全なものと考え、経営者は常に仕組みを作り変える意識を持つ必要があります。
効率化

「うわっ!めっさピンチ!」な状況から自然と前向きな行動を起こす方法

 ここまで膨大な時間を費やして作成した資料データが、PCの故障で一瞬にして全て消えてしまったら?このように私達は誰しも、日常生活の中であれ、ビジネスの最前線であれ、ひどい状況に出くわすことが多々あります。打ちひしがれたとしても、そこから行動を起こし、環境を変え、最後には運命を変えるため、私達はどのようなことをすれば良いのでしょうか?
経営

孔子に尋ねる〜経営者に求められる「大きな器(うつわ)」とは?

 「会社は経営者の器以上に大きくはならない」「A社の社長は、B社の社長とは器の大きさが全然違うよ。」経営者は必ず「大きな器(うつわ)」という言葉でそのあり方を語られます。対して、孔子は「君子は器(き)ならず。」という言葉をも残しました。経営者に求められる「大きな器(うつわ)」とは、一体何なのでしょうか?
経営

【ビジネス小ネタ】『論語抄』が教える「学ぶ」と「習う」の違い

 室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府であった足利学校では、春秋時代の中国の思想家であり、哲学者だった孔子の著述した『論語抄』の学習が重要視されていました。本稿では『論語抄』から、「学ぶ」ことと、「習う」ことの違いに触れながら、両者の重要性について考えてみたいと思います。
効率化

未来が不安な人に知ってほしい「未来は今、この瞬間に決まっている」という事実

 多くの経営者は、将来に対する不安がつのりがちで、少しでも不安を無くしたいと考えようとします。不安をなくすためには、「今、この瞬間に自分が未来を決めている」という事実を知る必要があります。英語で「現在」を意味する、present という言葉から、その真実を私達は理解できます。
経営

経営者の仕事に対する姿勢はそっくりそのまま部下に表れる

 人が喜びを感じるか感じないかは、遊びか仕事かということに関わらず、何かに没頭している状態から生まれます。この状態は、1960年代にアメリカで活躍した心理学者のチクセントミハイによって、「フロー」と名付けられました。経営者がフローな状態に無い限り、部下がフローな状態となることはまずあり得ません。
マーケティング

優れたマーケッターの共通点は顧客を良い方向へ導くリーダーであること

 スティーブジョブスや松下幸之助をはじめ、優れたマーケッターには共通点があります。それは、リーダーシップを持ち、顧客に最高のものを与えることにより、顧客が潜在的に求めているのに満たされない部分を満たし、教育し導くことです。小さなチラシや広告でも、マーケッター視点の有り無しはその成果を大きく左右します。
経営

“プライドの塊”である男性の心を上手に動かす言葉とは?

 男性は「尊敬されたい」という欲求を強く持っています。プライドゆえに勇気を持てず、新たな一歩を踏み出せないケースもあります。勇気を持って新たな一歩を踏み出すために、男性のプライドを上手に生かし、行動を起こさせる言葉はどのような言葉なのか?陰陽五行論の視点から考えてみましょう。
起業

好きなことで起業したいけど何が好きか分からぬ人に「効く」陰陽五行論

 起業したいと意気込んでいるものの、何をしたら良いかわからない、挙句の果てに「自分が何を好きかわからなくなった」「好きなものってどうやったら見つかるの?」という心の迷宮に嵌り込む起業家予備軍は多いようです。陰陽五行論は、好きが見つからない人が何をするべきかを教えてくれます。
効率化

「忙しい!」アピールの裏にあるセルフ・ハンディキャッピング

 「忙しい」「時間がない」アピールをする言動は、心理学の世界において「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれています。セルフ・ハンディキャッピングに嘆く方が抱える問題の本質は、「他人からの拒絶」を極端に怖がることにあります。どうすれば、このような心理状態を緩和できるのか考えてみましょう。
効率化

言うは易く行うは難し「感謝する」能力はどうすれば身につく?

 多くの人が座右の銘に置く言葉の一つに「支えてくれる人たち皆に感謝する」というものがあります。ところが、本当の意味で感謝を実行するには、自分の感受性を高める必要があります。どのようにすれば、本当の意味で感謝する能力「感謝力」を高めることが可能なのでしょうか?考えてみましょう。
マインド

「エネルギー保存の法則」から考える「プラスな言葉」の重要性

弾んでいるボールは、地面にぶつかって跳ね上がることを繰り返すうちに、次第に跳ね上がりかたが弱くなり、ついには地面に止まってしまいます。このように、エネルギー保存の法則のよると、エネルギーはエントロピー(乱雑さ)が大きくなる方向に進みます。言葉の使い方も同様の効果を私達の人生に与えるようです。
起業

好きなことを仕事にしたいなら自分に問いかけるべき一つの質問

 私達は「好きなことを仕事にしよう」とよくアドバイスを受けます。確かに、好きなことを仕事にすることができたら良いのですが、「好きなこと」について曖昧な解釈のまま進むと、好きだと思って始めた仕事のはずが、苦痛でしか無くなります。これを避けるためには、ある一つの質問が役立ちます。
起業

起業家の行動に求められるのは「速さ」と「速度」のどちら?

 「速さ」とは、どれだけ速いのか、速さの程度だけを表している指標です。一方で、「速度」とは、どの方向にどれだけ速いのか、方向と速さの程度の両方を表している指標です。起業家に求められる指標はどちらだと思われますか?一緒に考えてみましょう。
起業

どうしたら若い起業家達にとっての良きメンターとなれるか?

 スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジなど、多くの起業家達が、良きメンターによるメンタリングを通じて成長していきました。私達はどうすれば若い起業家達にとっての、良きメンターとなることができるのでしょうか?冒険映画の喩え話を用いながら解説いたします。
経営

多くの成功者が共通して実践する「上手な運との付き合い方」

 成功者の多くが「自分は運が良かっただけだ」と述懐する場面を、私達はテレビや雑誌、そして新聞でよく目にします。しかし、成功者を目の前にした時に、浮かび上がる共通の真実があります。それは、成功者が「運が良い人」だったのではなく、「運を生かす人」だということです。どうすれば私達は運を生かすことが出来るのでしょうか?
資産運用

世界一の富豪民族ユダヤ人がお金儲けを「良い行い」と捉えるワケ

 多くの日本人は潜在意識で、「お金儲けが悪である」ように思っている部分が少なからずあるようです。一方で世界中合わせても1,400〜1,500万人しかいないにも関わらず、経済的に成功するユダヤ人のお金に対する考え方は、日本のそれとは全く違うものです。ユダヤ人のお金に対する考え方や、その起源について解説いたします。
経営

思いが強いだけで夢は叶わない 夢の実現可能性を高める方法

 「思いが強ければ夢は叶う」とよく言いますが、本質的に人間は楽をしたい生き物であるため、思うだけで夢は叶わないことのほうが多いものです。更に、夢には4種類の夢があり、中でも叶えやすい種類の夢を描くことが、夢の実現可能性を更に高めることに役立ちます。私達はどのような夢を描けば良いのでしょうか?
効率化

意味なく疲弊するモグラ叩きの仕事人生からぬけ出す方法とは?

 ビジネスをもぐらたたきゲームに例えると、機械は「会社」、出てくるモグラは「業務上の課題や問題」に置き換えてみることが可能です。自分にとってミッションのないモグラ叩きは、やがては疲弊し高得点を取れなくなる要因となります。モグラ叩きを続けるためには、継続する理由が必要なのです。