身体の冷え対策 万全に整える4つの習慣

健康

 冬が近づき最低気温がひと桁台の季節がやってきた。節約社長では以前にオフィスで簡単にできる節約防寒術について触れた。しかし通勤や外出で身体はどうしても冷える。身体の冷えは業務の効率化を阻んだり、社員や自分自身の体調悪化で損失にもつながる。本記事では個人で行える冬の間も身体をポカポカに保つ節約防寒術を紹介したい。

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身体の冷え 業務の効率化に悪影響

 すっかり東京は冬の様相となりはじめ、コートを来たビジネスマンの姿も目立ってきた。この週末からは最低気温もひと桁台になるため、一層厚手の上着が欠かせなくなる。
 
 節約社長編集部では「エアコン設定20℃でOK オフィス防寒節約術」とい記事内でオフィスを簡単に温める方法をご紹介した。
  
 ただし通勤時や営業活動時に外出していると、どうしても身体が冷えることが多い。
 
 医師の齋藤真嗣氏著書「あたためることのたいせつさ」によると人間の体温は1℃下がるだけで、免疫力が30%も落ちてしまい、体温が1℃上がるだけで免疫力は5〜600%上昇するという。
 
 インフルエンザが冬の間に流行るのは、湿度20%・温度20℃以下の環境で体温が下がり免疫力の落ちやすいことに起因している。
 
 経営者自身はもちろん社員が体調を崩せば、業務の効率化が阻まれ、風邪で休暇を取ることになれば、会社にとっては文字通りの損失となる。
 
 できるだけ身体を内側から温めて冷えないようにするために、以下の方策を実施しておきたい。

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身体の冷えを取り温めるための対策4選

1)コーヒーはNG ジンジャーティーがお勧め

 コーヒーや緑茶のカフェインには身体を冷やす効果と利尿作用促進効果があるため、身体が冷えてしまう。できるだけ発酵させた紅茶を選ぼう。おすすめは生姜の入ったジンジャーティーである。ジンゲロールという成分が血行を良くし、ショウガオールという成分が胃を活発にしてくれる。

2)靴下の重ね履きはNG ひざ掛けを重用する

 靴下の重ね履きをすると発汗時の汗が身体を冷やすため、余計に身体が冷えてしまい逆効果であると言われる。身体のうち、リンパが通っている首とひざ近辺を温めると身体が温まりやすい。ネックウォーマーやひざ掛けを重用したい。

3)食事は旬のものを 夏野菜はNG

トマト、ナス、キュウリなどの夏野菜は身体を冷やすためなるべく避けるべき野菜である。生姜、大根、人参、さつまいも、ジャガイモ、ごぼうなど根菜類が旬の季節で身体を温めてくれるため積極的に摂取したい。肉・卵・魚などタンパク質を同時に摂取すると消化時に胃が熱を発するので更に効果的である。

4)無理なダイエットは禁物 胃を動かそう

 冬になると太りやすくなるためダイエットに走る人もいるが絶対にNG。胃は食べ物の消化と同時に体内で熱を発する大事な機能を持っているため、食事ダイエットで極端に機能を落とすと身体が冷えてしまう。1日3食を規則正しくバランスよく摂取することが望ましい。

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健康増進は企業価値の向上につながる

 企業の人材が冬の間も元気に休まず働いてくれることは、効率的な人材使用につながる。

 また、社員並びに経営者自身が加入する健康保険は労使折半であるため、医療費が削減できればコスト削減にもなる。
 
 「予防医学」の視点で身体を温める気遣いを社内で啓蒙し、企業の節約につなげたい。

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