レクサスが宙に浮くホバーボードを開発 想像は現実となる

時事

かつてアメリカのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で観た未来の世界は、すでに現実のものになっている。トヨタ自動車の高級ブランド・レクサスが、「レクサス・ホバーボード」をインターネットで公開したのだ。どんなビジネスであっても、想像力は創造の源となり、他人から見れば突拍子もない発想ほど、未来を現実に変えてくれる。

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あの映画公開から30年 想像の世界は現実化

時は2015年。

未来の息子を救うべく、主人公の少年が、1985年から30年後へ旅立って目にした光景とは…

巨大スクリーンから飛び出す3Dのジョーズ、サイズを自動調整するスニーカー、核燃料に代わりゴミが動力源となったデロリアン、商品をおすすめするCGのマイケル・ジャクソン、会社にリストラされた40代の自分。

ここまでこれば、このあらすじがどんな映画のものか、もうお分りの方も多いだろう。

かつてアメリカのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(ユニバーサル映画配給 1989年公開)で観た未来の世界は、すでに現実のものになっている。

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トヨタレクサスが宙に浮くホバーボード開発

このたびトヨタ自動車の高級ブランド LEXUS(レクサス)が、「レクサス・ホバーボード」をインターネットで公開した。

車輪のないスケートボードのような形をしたボード本体は、映画のシーンさながら、地面から完全に浮遊した状態のままで佇んでいる。

Lexus has created a real, rideable hoverboard (JP)

同社のオフィシャルサイトによると、詳細は明らかにされていないが、液体窒素で冷却された超電導体と永久磁石を組み合わせることで浮上させることができる、と説明している。※

レクサスは現在、”AMAZING IN MOTION”と題して、”お客様の期待を超える驚きと感動を提供し続ける”ために自動車の領域にとどまらな分野で活動しているという。

EV、水素燃料テクノロジーの実用化に取り組んできたトヨタが、未来に向けて発信するメッセージといえよう。

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ビジネスでは創造力が未来を創りだしていく

「海底二万里」などの作品で有名な小説家 ジュール・ヴェルヌ(1828年〜1905年)は、『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』と書き残したと伝えられる。

空を飛びたい、という夢が飛行機を作り、飽くなき好奇心が人類を月面まで運んだ。

もちろん、想像力が具体化するのは、大掛かりな発明やテクノロジーだけではない。

たとえ食料品や日用品、店舗のサービスであっても、私たちの身の回りは数え切れないほどのバカげた想像と失敗から生まれた物事で成り立っている。

どんなビジネスであっても、想像力は創造の源となり、他人から見れば突拍子もない発想ほど、未来を現実に変えてくれるのだ。

ジュール・ヴェルヌが作品を出した100年前と比べれば、驚異的なほどに、テクノロジーは我々にとって身近な存在になった。

“Roads? Where we’re going, we don’t need roads.”
「道だって?我々の行き先に、道などは必要ないのさ。」

映画の中でドクはマーティ・マクフライにこう言って、タイムトラベルの旅を始めた。

タイムマシーンがスクリーンに登場したのは、今からちょうど30年前のことだ。

先行き不透明な景気の今だからこそ、現在の商品やサービスからできることを、もう一度バカげた発想で想像してみよう。

参照元

※ レクサス オフィシャルサイト
http://www.lexus-int.com/jp/amazinginmotion/slide/

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