ZOZO前澤社長のTwitter休止宣言に学ぶ 社長の情報発信・2つの教訓

節約
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ZOZO前澤社長のTwitter休止宣言から教訓を得よう

 はい、こんにちは。島倉です。

 今月の初めに、ZOZOの前澤社長がTwitterによる情報発信の休止宣言をしたんですが、この問題についてお話をしたいと思います。

 前澤社長がなぜTwitterでの活動を休止をしたかと言うと、恐らく二つの問題にぶち当たったことが要因なのではと考えられています。

 一つ目は業績が上場以来始めて減益に転じたこと、二つ目はパートナーの企業から彼の活動や情報発信に相当な苦言を呈されたであろうことです。

 本人がおっしゃっているわけではありませんから、100%正確な情報ではありませんが、恐らくそうじゃないかと考えられています。

 大前提として、ZOZOは20年に渡り成長し続けてきた化け物みたいな会社です。そして、この会社の創業者である前澤社長も本当に天才的な人物です。

 ところが、ここに来てつまづいているので、さまざまな批判的意見が出ているわけですが、私達は規模こそ違え、彼らと同じ経営者の立場にあるわけですから、ただ批判しているのでは脳がありません。

 成功者の成功談というのは得るものが少ないんですが、失敗談からは得るものが沢山あります。

 そして、私達は前澤社長の情報発信に端を発する失敗談から、沢山の学びを得られるんですね。

教訓1:経営者は遊びやノリの勢いで情報発信してはならない

 まず、前澤社長は、パートナーであるメーカーさんを怒らせるツイートをガンガンしちゃいました。

 例えば、こんな具合です。

 「今お店で約10000円ぐらいで売られている洋服の原価が大体2000~3000円という事を皆さんはご存知ですか?」

 「後々セールすることが決まっているなら、最初からセール価格で販売してほしい」

 などと言って、ユーザーにアンケートを取ったりしているわけです。

 要は「ZOZOで買うとお店で定価で買うよりも服が安く買えますよ」と言いたかったんでしょうが、メーカーから言えば服は本来だと定価で買ってほしいわけですよ。

 なので、「わざわざZOZOに卸しているのにそんなことを書くのか」とメーカーさんが怒ったんですね。

 これは当たり前のことです。だって、ZOZOのユーザーにしてみれば愉快な話ですけれど、一方で彼らに服を提供する人達を犠牲にしているわけですからね。

 「利はもとにあり」のもとを遊びで潰してしまおうとしているんですよ。ノリで。

 少なくとも上場していて、且つメーカーさんも見ていて、しかも世の中で話題になっているわけですから、こういった事を書いたらどうなるかはわかるじゃないですか。

 でも、SNSの怖さを知らない人というのは、ついつい余計な情報発信をして、自分に酔ってしまうんですね。

 もちろん情報発信は大事なことですが、遊びとかノリの勢いで情報発信するのは、私達も絶対にやってはいけません。

教訓2:経営者は特に数字を使った情報発信に細心の注意を払おう

 2点目の問題は、10000円のジャケットが2000~3000円が原価だと前澤社長は書かれましたが、原価の定義がまず間違ってるんじゃないかなと思うんですね。

 これって原価ではなくて仕入れ価格ですよ。

 衣類の原価はもっと低いです。ハッキリ言って。1万円だったら服の原価なんて1000円以下、良くて1000円ですね。

 中国で作ったらもっと安くなるわけですよ。

 なので、このZOZOの前澤社長の原価2000~3000円というのは仕入れ価格であって、原価じゃないよと言う事は1つここ勘違いされてるのかなと思いました。

 企業のトップが、こういう細部をぼんやりとした認識で世の中に伝えてしまうと、今回のように減益となった時に、「前澤社長大丈夫か?ちゃんと事業の現状を理解している?」という話になるわけです。

 なので、SNSであろうと、数字を使った情報を「代表取締役」という立場で発信する際は、きちんと確認しておく必要があります。

批判するよりも教訓から学び自らの道を切り開け

 Twitterにせよ、Facebookにせよ、YouTubeにせよ、SNSによる情報発信が企業の業績に大きく影響を与える時代になりました。

 最初は自分のビジネスにプラスになるような情報配信をしていたはずが、自分の主義主張、言いたい事を言うがためのツールにしてしまって、自分のビジネスを苦境に落としてしまう人が増えています。

 前澤社長が犯した情報発信ミスは、本当に私達にとって良い勉強となります。

 情報発信の目的は、自分の商品、サービスを世の中に知ってもらい、自分のビジネスを成長発展させることにあったはずです。

 今回、ZOZOは株価も下落していますし、Twitterも休止宣言をして本業に力を入れるということなので、前澤社長がどのように会社を復活させていくのかを見るのも、私達にとっては良い勉強になると思います。

 
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節約社長編集部

編集とライターを兼務

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