ついに真夏日 今すぐできるオフィスの熱中症対策

効率化

 台風一過、今日から週末にかけて日本全体は高気圧に覆われ、広い範囲で気温の上昇が見込まれている。一気に気温が上昇した時に気をつけなければならないのが、熱中症対策だ。オフィスにいても熱中症に掛かる可能性は十分にある。今すぐ実行可能な5つのオフィス内熱中症対策を提示する。もしだるいと感じた時は無理をせず、夏のビジネスを乗り切ろう。

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台風一過 本格的な真夏日が日本全国へ到来

 台風一過、今日から週末にかけて日本全体は高気圧に覆われ、仙台で27℃、熊谷市で32℃、東京都心で30度、名古屋市で28度、大阪市で27℃、福岡市で27℃と、全国各地で夏日または真夏日となることが見込まれている。

 5月の暑さには注意が必要だ。なぜなら体が暑さに慣れていないのに、いきなり気温が上昇することで、熱中症になる可能性が高いからだ。

 熱中症は、気温の高い環境に置かれることで発汗などの体温調節機能に狂いが生じることで起こる、意識障害、めまいや頭痛、などの症状を総称したものである。

 近年では「室内熱中症」にかかる人も多くなっている。

 文字通り身体にかかるストレスは仕事の効率性を下げてしまうため、今すぐできるオフィス内の熱中症対策を立てる必要がある。

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今すぐできるオフィスの熱中症対策は5つ

 今すぐ行動可能なオフィスの熱中症対策は以下の5つである。

1)ブラインドを下げておく

 直射日光はオフィス内の温度を上げる直接原因となるため、ブラインドは常に下ろしておきたい。室内が暗くなると感じる場合におすすめなのが、ブラインドを下向き斜め45度の状態にすることだ。光が入り、日差しも避けられるため、快適な状態で過ごすことが可能である。

2)エアコンと一緒に扇風機をつける

 暖かい空気は上部にたまりやすい。たまった空気は上部に取り付けられたエアコンの冷却効果を下げ、室内温度の上昇を招く。小型で構わないので、室内の上部に扇風機を取り付けよう。エアコンの冷気が室内に効率的に循環して、熱い空気を分散してくれる。

3)部屋の角に位置する窓をあけておく

 部屋の4角にある窓を少し明けておこう。暖かい空気が外に逃げることで、室内の空気が入れ替わりエアコンの冷却が効率的に行える。2)の対策と同時に行うことが効果を上げてくれる。

4)エアコンは我慢せずにつける

 節電対策を行うことも大事だが、過度の節電を行う必要はない。従業員が暑さでストレスを感じて業務効率が落ちたり、熱中症になってしまっては元も子もない。東京電力・でんき予報によると、電力供給は現在安定的に行われており、13日(水)の予想最大電力3,400万kwに対して、供給可能量は4,052万kwある。

5)過度なコーヒーの飲用を避ける

 暑い日のアイスコーヒーは美味しい。しかしコーヒーを過剰に飲用すると、余分なカフェインを体内から排除しようとして、利尿作用が生じる。水分を摂取しようとして、かえって熱中症の原因となる水分不足に陥る可能性があるので、暑い日のコーヒーは適度な範囲で楽しもう。ミネラル分の入ったスポーツドリンクが一番水分の摂取効率が高い。

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無理を課さないことが熱中症最大の予防策

 暑い日に「だるい」「ボワーンとする」ことがあれば、必ず涼しい日の当たらない場所で一旦休むことにしよう。最初は軽い症状でも、放っておくとあっという間に脱水症状に陥って動けなくなることもある。

 厳しい時には無理をせず病院で点滴を打つこともおすすめしたい。

 いよいよ夏が始まった。社内の環境を万全な状態に整えて、アグレッシブにビジネスへ邁進したい。

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