前向きな経営者は失敗したら最初の『経営ポリシー』を振り返り復活する

経営

前向きな経営者は失敗したら「最初」に戻る

はい、皆さんこんにちは。組織活性化プロデューサーの南本です。

今日のテーマは、『前向きな経営者は、やっぱり「最初」に戻るよね』というものです。

まず、「最初」って何なのかについてお話します。

普通、経営者って順調に事業展開できるようになって、会社が軌道に乗りはじめたら、拡大を目指していきます。

ところが、必ずと言っていいほど、上手くいっている時に、経営者は色んな事をやり始めますので、どっかで失敗しちゃうんですね。

そこで皆さん、何かしらの挫折を味わいます。

ただ、挫折を味わっても前向きな経営者は、ここから何とかリカバリーしようとします。

その時に、前向きな経営者はそこでやっと気付くんですね。何に気付くかって言うと「これじゃ、会社は駄目になるな」と気付くんです。

ここで「最初」に戻るんですが、最初って何だと思いますかね?

実は「最初」とは『経営ポリシー』に戻るということなんです。

「最初に戻る」とは会社創設時の『経営ポリシー』に戻ること

事業は組織が作っていて、組織は従業員、つまり様々な人で構成されていますよね。

ところが、事業をどんどん拡大していくと、組織のクラスタも増えたり、一組織の単位が大きくなったり、色んな個性やバックグラウンドを持った人が集まるようになります。

ここで必ず、人の問題にぶち当たります。

上手く行ってたのに挫折を味わう場合、これもう100%と言ってよいほど、人の問題が原因となるケースばっかりです。

人間関係のトラブルで事業を丸ごと潰しちゃったり、撤退したり、その引き金になってるのは全て「人」なんですよね。

なぜ人が問題となるか?簡単です。「経営者が考えてる通りに動かない、動けない、動きたくない」人が沢山増えるからです。

それで、前向きな経営者は失敗して挫折した時に、まずこの現象に気が付きます。

そこで必要なのが、最初に作ったはずの『経営ポリシー』に立ち戻る作業なんですね。

『経営ポリシー』とは簡単に言うと、自分が何の為にこの会社を運営してるかということを言葉で表したものなんですね。

『経営ポリシー』とは「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の総称

『経営ポリシー』とは、「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の3つを総称したものです。

もし、あなたが失敗して挫折している、だけど前向きに行きたいと考えているなら、一つずつ振り返ってみましょう。

経営理念

経営理念とは、貴方が経営する会社が何の為に作られたのか?何の為に社会的に存在するのか?の答えです。

貴方自身、そして貴方の会社の存在意義を理念を振り返ってみてください。

ちょっと抽象的な言いかたですけど、貴方が経営者ならば、貴方は会社という器の持ち主です。

公的な株式会社・有限会社・合資会社とありますけども、その会社の器を通して、どんなふうに社会へ貢献していきたいのか、振り返ってみましょう。

大手企業が発表してるようなキレイな言葉で『経営理念』を作る必要は全くないんです。素直にアウトプットすれば良いんです。

経営ビジョン

経営ビジョンとは、「将来のあるべき姿」を指します。会社の基本設計図みたいなものです。

貴方が会社を作って、「創業してから10年後にはどういうふうになっていたい」「どういう規模感・どういう事業をやっていたい」とか、そういうものが経営ビジョンです。

たとえば、20年後には「日本全国展開してるのか」「アジアを展開してるのか」「もの凄く役に立つ付加価値の高い商品を開発してるのか」「革新的なサービスを提供しているのか」とかビジョンが必要です。

これを振り返る、あるいはしっかりと定めないと、新しく組織に人がじゃんじゃか入ってきた時に、組織がブレちゃうんですよ。

組織がブレちゃうと変な人が沢山入ってくるので、「俺のやり方と違う」「俺のやりたいことではない」とか、クソ偉そうな事を言う人が出てくるんですよ。

ですから、社長にとって『理念』とか『ビジョン』って、一見お金にならないんだけれど、最初にちゃんと設定している必要があるんです。

特に、順調な会社の社長さんほど、失敗する前に「俺は社員の考えていることがわかるよ」とか言っときながら、途中で失敗しちゃうんです。

そこで「はっ」と気付くんです。「最初に戻らないと」と。

行動指針

『行動指針』あまりこれを重要視する人はいないんですけど、『行動指針』っていうのは「私達が求める人材はこういう人です」のアウトプットです。

経営者が従業員に「求める人材像」を『行動指針』としてまとめろって言ってんです。

『経営ポリシー』が自社に無いなら今すぐ作れ

失敗して挫折しても前を向く経営者は、必ずこれら「最初」に立ち返ります。もし作ってないなら、もう1回作って下さい。

今、順調な貴方、経営者が『経営ポリシー』を持っていないなら、今作るべきです。

そうしないと必ず、将来人の問題で失敗して事業縮小せざるを得ない、シュリンクして、もう1回やりなおさなければいけない状態になります。

入社の時に、中途だろうが新卒だろうが「このビジョンに貴方は賛同しますか?」「私達のポリシー・理念に貴方は賛同できますか?」「私たちが作った行動指針に貴方は従えますか?」という踏み絵を用意したらいいんです。バーンと。

履歴書をもらった後に、バーンと見てもらって、能力とか相性を確認して「全部オッケー」となったら、署名してもらえればいいんです。

そうすると、貴方が求める人材を集めることができます。変な人が入ってきて、経営者の経営方針に反発する人もいなくなります。

理念、ビジョン、行動指針を一致団結して共有できれば、10年後に向かって突き進む事が出来るんですよね。

自分の言葉でどんどん具体的に定義すればOKです。それに共鳴した人がどんどん新卒・中途関わらず入ってくるようになります。

こうやって、組織的な人の問題、リスクを減らす事が出来るという話を今日は送りしました。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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