自己評価が低いとワクワクするゴールが見つけにくい 自己評価を高める具体手法

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自己評価が低いとゴールが中々見つからない

はい、どうも皆さん、こんにちは。脳科学教育コンサルタントのクロスです。

今回、お話をさせて頂く内容は、『自己評価が低いとなぜかゴールが中々見つからない。大きなゴール・ワクワク出来るゴールが見つからない』というものです。

なぜそうなのか?というのを脳科学的な観点からの説明をしたうえで、じゃあ「どうすれば回避出来るの?」「どうすれば何とか出来るの?」という方法論についてもお話させて頂きます。

まず、『自己評価が低い』あるいは『不安を感じやすい』方に共通するのが、「中々ゴールが見えてこない」という事なんですよ。

ゴールが見えてこなくて、設定するのに凄く苦労するんですね。

これは割りと簡単に理由を説明できます。

まず、『不安を感じやすい人』は『自己評価が低い』ケースが非常に多いです。

自分に対する自信が無いんで、何かしら不安を抱えているんですね。

実は『不安』は、前頭前野という脳の分野にこれを抑え込む機能があります。前頭前野の『不安抑制機能』というものです。

不安抑制機能が何らかの理由で十分に機能していないと、不安がずーっと強いので、自己評価がずっと低いという可能性が高まります。

人見知りをよくする子供の脳で起きていること

たとえば、子供について「人見知りをよくする子供」と「すぐに人見知りでなくなって仲良くなる子」とで、何人かの子供達の脳のデータを見てみると、どうも人見知りをよくする子供は、それが中々治らないことがわかってきました。

そして、ずっと人見知りをしている子供は『不安抑制機能』が低いことがわかったんですよ。

不安に対する順応ができない、不安に慣れないという事ですね。

他には、発達障害、例えば自閉症の子であったり、あるいはスペクトラムに入っている子や、ASDの子供達などは、不安を非常に感じやすい傾向にあるという事がわかっています。

この理由も、不安を抑制する機能が何らかの理由で低下しているからです。

従って、「自己評価がない」あるいは「不安を感じやすい」場合、何らかの理由で『不安抑制機能』が十分に機能していない可能性があります。

とはいえ、『不安抑制機能』は鍛える事が出来るので問題はありません。この点は、後ほど解説しますね。

自己評価の低い人は『検索機能』『展望記憶』の能力が低下している

また、自己評価の低い人は、楽しかった記憶の『検索機能』や『展望記憶』の能力も、何らかの理由で低下している可能性があると言えます。

『検索機能』とは、過去の自分の記憶や、知識を検索する前頭前野の機能です。

『展望記憶』も「将来こうしよう」とか「あとでこうしよう」というふうに行動計画を練って、その記録で『未来記憶』を作る前頭前野に関わる機能です。

もし、「将来に対するワクワク出来るような事」とか、あるいは「過去の楽しかった事を思い出す」のが中々上手くいかない場合は、『検索機能』が弱い、あるいは将来に対するワクワクしたゴールを作るという『展望記憶』の能力が弱いと言えます。

何らかの理由で、弱いと言うより、元々の状態より低下していると考えられます。

ワクワク出来るかどうかは、脳幹と前頭前野にもかなり関係があるんですが、一般的に報酬系と呼ばれています。

また、『A10神経』というのがあって、その神経を辿って前頭前野にドーパミンを大量に送るわけですが、そのドーパミンの行き来がなぜか上手くいっていない。

つまり、ワクワクする為の脳内ホルモンの分泌が上手くいっていないということです。となると、ワクワクした気持ちに中々なれない。

ドーパミンの分泌が上手くいっていないと「鬱になる」であったり、「毎日楽しくない」「辛い」という状態になります。

表情にも「毎日楽しくない」「辛い」というのが出てきます。

ちなみに、報酬系と表情筋にはかなり密接な関係があるので、表情が非常に死んでいる人、あるいは非常に無表情な人っていうのは報酬系が十分に機能していない、あるいは発達が何らかの理由で十分ではない可能性があります。

反応抑制トレーニングで前頭前野を鍛え自己評価を高めよう

自己評価の低い人の中で何が起きているかはご理解いただけたでしょうか?

ここからは、自己評価が低くてゴールが中々見つからない場合に、どうしたらその状態を脱却できるか考えていきましょう。

結論から言うと、自己評価が低い場合、前頭前野を鍛えるような遊びやトレーニングを普段から行うことが必要です。

もちろん、子供のうちから前頭前野を鍛えておくとベストです。ある程度学力にも直結しますし、将来性を高める事にも直結してきます。

まず、不安の抑制機能が弱いなと感じる方であれば、『反応抑制トレーニング』で機能の向上が見込めます。

例えば、「一旦機嫌が悪くなると中々機嫌が戻らない」「ずっとモヤモヤする」「ずっとイライラしている」という状態は、抑制機能が十分でない可能性が高いわけです。

具体的には、ピアノの即興、外国語による会話、全く未知の場所で他者とのコミュニケーションを取る、などが挙げられます。

どれも、自分ではどうにもならない状況の中で、切り替えが必要とされる行為ばかりです。

続いて『展望記憶』の鍛え方ですが、これも『反応抑制トレーニング』で、そこそこ鍛えられることがわかっています。

完成したレゴブロックを見て、それを頑張って記憶して、その記憶を頼りに同じものを再現するというような遊びでも、ある程度の機能向上が見込めます。

ぜひ、自己評価が低いのを直したい、大きなゴール・ワクワク出来るゴールを見つけたい、と感じている方にはオススメです。

 
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Jamahl Cross

Jamahl Cross

Founder & Co-Director
一般社団法人脳科学幼児教育研究協会 理事

​認知神経科学、脳リハビリ、発達精神病理学、進化心理学、発達障碍改善、認知行動療法など様々な分野を学び、実践を通じて統合する。独自の方法論に基づいた脳機能向上方法を編み出す。

企業脳科学、行動経済学、認知心理学によって解き明かされた非常識な企業成長法を提供。伸び悩んでいる企業を『平均利益率756倍の企業文化』へと変え、パフォーマンスを高めるなど数々の実績を持つ。

・社員のやる気を出させるのに苦労する
・昇給の効果に限界を感じている
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これらの問題は、それぞれ科学的なデータによって原因の特定、予測、予防が可能です。

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