アスリートのように「ルーティーン」を中小企業経営に取り入れよう

経営
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誰がやっても同じ成果につながるルーティン化

今日のテーマは、『ルーティーン』です。

ルーティーンを中小企業に取り入れたらどうなるかというお話ですね。

ルーティーンといえば思い出すのが、ラグビーの五郎丸選手、野球のイチロー選手、体操の内村航平選手、といった具合に一流のアスリートが、みんなルーティンを持っていることを思い出します。

ルーティン化って何なの?ということですが、『不定期で不順で行っていた作業などを、1連の繋がった動作としてパターン化する』という意味があります。

もっとビジネスライクに言えば、『誰がやっても同じ成果が出せ、しかも従来よりも高い成果を出すためのパターン化された行動』とも解釈できます。

且つ、昔よりもレベルの高い成果を出すという、これが『ルーティーン』です。

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会社に取り入れやすい5つのルーティン

では、どうすれば『ルーティン経営』を取り入れられるかですが、すごく簡単です。これから5つのルーティンをあげていきますね。

このルーティンをやると、必ず組織が活性化するというものばかりですから、ぜひ見てやってください。

1)定期的な朝礼

まず1つ目は定期的な朝礼です。

みんな最初はきちんとやってるんですけど、結構やらなくなることが多いので、きっちり議題、テーマを決めて朝礼をやりましょう。

全員でやれば接触効果でチームワークもよくなります。

2)定期的なミーティング

経営者の都合で毎週月曜日って決めてミーティングとかは無しです。

社員が集まりやすいタイミングで、週1でも月1でも良いから、議題を決めて定期的なミーティングをするようにしてください。

3)定期的な掃除

こういったことも面倒くさいからとか言わないで、ルーティン化しましょう。常にやるんです。

きれいな机、床、水回りに囲まれれば、心もクリエイティブになっていきます。

4)毎日の報告連絡

営業マンとか社員に対してきちんと報告してもらうことをルーティン化しましょう。

営業マンなんかは自分が「どういう活動をしたか」、「どういう成果を上げたか」、「どういう所にいてどういう失敗をしたか」、「どういう成果を上げたか」っていうのを報告させるんですけども、これもキチッとルーティン化させるにはフォーマットを作ってあげましょう。

「毎回毎回こういう事を書け」という形で、きちんとマニュアルとかチェックリストを作ってやらせる、これがルーティン化ですね。

営業マンて自分がやってることが、毎日毎日やらないと気持ち悪くなってくる。

毎日やらないと気持ち悪くなるっていうのが習慣化、もしくはルーティーンですね。そこまでもっていくっていうのが経営者の仕事です。

5)月次の定例業務

月次の経営計画の数値・進捗の把握とか、そういったこともきちんと定例化していくってことです。

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自分達の社風や経営者の考え方に合わせたルーティンを作ろう

はい、今日はルーティン化というところで、私なんかよくチェックリストとかマニュアルとかそういう言葉に置き換えられていくんですけれども、そういうものをパッケージ化していくって言うんですかね。

この部分をルーティン化しようと。

ルーティーンっていうのはそこだけで専門家されていく仕事みたいなそんな感じですね。

どこをルーティン化するかは、社風だったり経営者の判断だったりで変わりますが、なにか1つルーティンを取り入れてください。

そうすると会社ってのは、かなりかなりレベルアップしていくと思います。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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