何も考えないのは上司の責任?部下を自ら考え動ける「最強社員」に育てる簡単な方法

経営
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部下を「最強社員」に育てる方法は簡単だ

今日のテーマは、「部下を最強社員に育てる方法」です。

タイトルは凄い感じなんですけれども、やることは1つだけ。しかも、すごく簡単です。

それ以外は、ダラ〜っと見てもらえたらと思います。

皆さんは、鏡の法則ってご存知ですか?

昔から似た者同士が集まるとか言いますけれど、あなたの周囲にある状況というのは、ある程度あなたが作り出しているものです。

だから、部下が育たないな〜、まじで使えない〜、って思われたなら、その責任は社長であるあなたにあります。

もう、残念なんですけれど、使えない部下って自分が作り出しているんです。

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金魚みたいな部下に餌(答え)を上げても育たない

たしかにね、金魚みたいな部下っていますよね。口をパカーって開けて、餌くれ〜って、自分で考えて行動できない、何にもしない部下が(笑)。

ただ、ここでやっちゃいけないのが、上長が答えを出しちゃうことです。

なんでダメなのかって、

金魚部下:次何やったら良いですか?

上長:(こいつ何も考えてないな…)うーん、次、◯◯やっといて!

って言っちゃうでしょ。ダメです。

自分で考えて答えを出していないから、その日は「わかりました〜。◯◯やっときまーす。」って、その部下は言うんですよ!

でも、そんなことやってたら、次の日も、その次の日も延々と同じことを繰り返すんです。

金魚部下:部長、次何やったら良いですか??今日も何やれば良いかわからなくって!(得意げ)

上長:(またかよ…)うーん、次、◯◯やっといて(怒)!

なぜかって、部下に判断基準が育たないからです。

毎回同じ質問をして、毎回同じ間違えとミスを繰り返すという…終いには、

「お前、前これ教えただろーーーっ!(怒)」

って、こっちが悪いのにこっちがキレちゃうってね。

もう、お互いにとって仕事が辛いものでしかありません。こんな悲劇無いですよ。

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何も考えない部下の思考を変える簡単な方法

この負の連鎖を止める方法は1つです。

何も考えてない部下にいつも通り、「次何やったら良いですか?」って聞かれたら、こう答えてください。

「あなたはどうしたいの?次どうしたら良いと思ってるのかな?」って聴いてください。2つくらい選択肢を考えるように聴いてください。

最初はギクシャクしますよ。だって、今まで何も考えてないんだから(笑)。

「えっ!?ゔーーーっ、えーーーーっ!」って(笑)、パニックになることもあるかもしれません。だって、何も考えてなかったんだから。

あなたが考える機会を与えてなかったんだから。

まずはじっくり部下の話に耳を傾け、サポートする

でもそのうち、やらんといかんのか…ってうなだれて、「あれと、これと、それと…」ってブツブツと色々並べるようになりますから、まずはじっくり聴いてあげましょう。ウンウンって。

「なんだ!そのヘナチョコな答えは!全然ダメだな。」とか絶対言わないで、じっくり聴いてあげましょう。

聴いた後で、「じゃあ、どれからやる?優先順位が高いのはどっちかな?理由も教えてくれる!?」って質問してください。

沈黙しちゃうとか、パニック状態になっちゃうとか、最初は本当に面倒くさいかもしれないんですが、心を鬼にしてじーーっと、本人が答えを出すまで待ってあげてください。

デキない部下には、自分で考えて自分で動くことを習慣にしてもらうしかない。

本人のデキによってはサポートが必要だったりしますが、サポートするにしても答えを教えるのはグッと我慢して、ヒントを与えましょう。

変化があったらきちんと褒める

そして、本人が考えて行動したら、結果云々より先に、やったことをまず褒めちぎる。

やらなかったら、チャレンジしなかったことはきちんと指摘する。

なぜやらなかったのか?どうしたらやれると思うのか?聞きましょう。「無理です。」って言われたら、「じゃあ、どこらへんまでならやれる?」「じゃあ、どうしたらやれる?」って聞きましょう。

結果に責任持つのが上の役目ですから、失敗したことには愚痴らないで、「やった後のトラブル処理が俺の仕事だ」って、本人にはどんどん新しいことを自分で考えて行動させる。そうやってクセをつけていく。

根気よく反復

これを何百回、何千回と繰り返していかないと、全然使えないところから、最強社員というのは育たないなぁ。と思います。

もうね、周囲の人にはいやらしい奴だとか、パワハラ上司だとか、色々言われるかもしれないんですけれど、みなさん、最強部下を育てたいんですよね?

ならば、今日からやってみませんか?

部下を最強社員に育てる方法
経営労務
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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