アジェンダ?KPI?見境なき横文字多用が仕事を台無しにする

効率化

 「コンプラ的には…ソリューションが…我々のオウンドメディアでは…」時代と共に日本語も変遷し、横文字を多用するビジネスマンが増えてきている。理解して当たり前と思っている人も多い横文字だが、ビジネスマンの半分はその言葉の意味を知らない。横文字を利用するなら、相手が伝えたいことを効率的に理解してくれる状況の見極めが必要だ。

スポンサーリンク

横文字がわからないことはありませんか?

 「コンプラ的には…ソリューションが…我々のオウンドメディアでは…」という横文字を使うと、どこか知的な印象を持つと考えるのであろうか、横文字を多用するビジネスマンが増えてきている。

 聞いていると意味が分からないことも多いが、実際に使ってみると実感する”こなれ感”もわからないでもない。

 前述の横文字を日本語で言い換えると、「法令遵守の観点からは…問題解決の方法は…当社の運営サイトでは…」、いやぁ実に単純でわかりやすい。

 確かに時代と共に日本語も変遷し、100年前に利用していた古語は殆ど利用されなくなっている。

 しかし当たり前のように利用されている横文字、実際に通じているのだろうか?

スポンサーリンク

わかりにくいカタカナ用語ランキング発表

 ウェブリオ株式会社が全国の20~30代の若手ビジネスパーソンを対象に行った「カタカナビジネス用語に関する意識調査」のアンケート結果をご紹介しよう。

 ビジネスパーソンを悩ます“カタカナビジネス用語”ランキングは、

  • 1位「コミット」
  • 2位「ローンチ」
  • 3位「ケーピーアイ / エビデンス」

 という結果だった。

 それぞれの意味と例文は以下のとおりである。

  • コミット:達成することを確約する(例文)事業戦略をコミットする
  • ローンチ:立ち上げ、公開(例文)新サービスをローンチ時期
  • ケーピーアイ:目標の達成度合いを計る定量的な指標(例文)今期の当部のKPIは~
  • エビデンス:プログラム開発における検証結果(例文)テストフェイズでのエビデンスを提出する

 また一方で、利用頻度の高い“カタカナビジネス用語”ランキングは、

  • 1位「アジェンダ」:計画・予定表
  • 2位「タスク」:課された仕事
  • 3位「キャパ」:収容能力・容量

 となった。

スポンサーリンク

使うことに満足せず相手に理解してもらおう

 読者の皆様が日頃お使いの横文字はランクインしていただろうか?意味があやふやな言葉はなかっただろうか?

 本アンケートでは、“カタカナビジネス用語を聞いた際に、困惑したことがある人”が、54%に上ると最後に伝えている。

 相手に理解してもらう手段として、横文字を多用することは効率的だ。業種や業界の差異も大きいだろう。

 しかし「自分は◯◯業界の人間だから」と、場面や相手の属性を把握せずに横文字を使う人は、かえってビジネスが複雑になる可能性を自分が作っていることを覚えておこう。それは自己満足にしか繋がらない。

 池上彰氏の時事解説番組が人気な理由は、「複雑なことや難しいことを、簡潔でわかりやすく伝えること」に徹しているからだ。

 同じように、私達も横文字を利用するなら、相手がわかりやすく理解してくれることを目標にしたい。

効率化
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。

起業、経営を応援するWEBマガジン編集部です。

編集部をフォローする
節約社長