大掃除と節税を一挙両得で実現!掃除の際に捨てたりアゲると得する3つのもの

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 今年も残りわずかとなり、仕事納めに向けてラストスパートの時期となりました。来年に向けてオフィスをきれいサッパリ大掃除する会社さんも多いことでしょう。ただ、単純に捨てたり誰かにあげたりするのではもったいないです。大掃除と節税を一挙両得で実現すべく、掃除の際に捨てたりアゲると得する3つのものをご紹介します。

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どうせ大掃除するならオトクなことはない?

 今年も残りわずかとなり、仕事納めに向けてラストスパートの時期となりました。

 仕事納め当日のギリギリまで仕事をする人もいれば、最終日は大掃除をして終わりという人もいるでしょう。

 大掃除をする際、日々の管理が後回しになっているような中小企業では特に、次のようなところを大掃除に合わせて一緒に整理してみましょう。

 きっとオトクなことがあなたの会社に起こりますよ。

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大掃除の際に捨てたりアゲると得する3つの物

1)古い書類

 総勘定元帳や売掛/買掛帳といった帳簿類や、領収書等の証票書類など、キャビネットや倉庫にしまいっぱなしになっていないでしょうか?法律上の保存期間は最長10年ですので、それより古いものは、今後の取引などで必要なものを除いて破棄してしまってOKです。

 また10年未満でも一定期間を過ぎたものはマイクロフィルムや電子データで保存することも可能です。一定の設備や税務署への届出が必要だったりしますが、取引量の多い会社では保存する書類等の紙の量も膨大になりますので、電子データにする効果はかなり見込めるでしょう。

 設備の購入費用や書類の破棄費用はもちろん会社の経費となります。

 来年以降、税制も大幅にペーパーレス化の方向に向かうことが決まっています。この際、不要な書類は一気に片付けてしまいましょう。

2)固定資産

 壊れたり古くなって買い換えたパソコンやプリンタ、机・椅子といった家具類なども思い切って整理しましょう。

 処分費用は会社の経費ですし、もし帳簿価額が残っていれば全額除却損として費用化できます。もし引取業者やネットなどで売った場合には、売却金額は会社の収入となります。

3)在庫

 小売業など在庫商品があるような業態では、滞留在庫が無いか確認してみましょう。持っていても売れないものであれば保管の手間だけが大変になってしまいます。

 廃棄すれば仕入原価を廃棄損として計上できますし、他者にタダであげれば交際費として計上できます。

 いかがだったでしょうか?

 節税も兼ねて年末のうちにきれいサッパリ不要なものは片付けてしまい、来年の幸先良いスタートダッシュにつなげましょう!

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