資産運用に現れたロボアドバイザーという新選択肢・代表的な5つのロボアドバイザー

資産運用の世界でフィンテックの活用が広まる

 ここ最近、ロボアドバイザーによる資産運用という選択肢が増えてきています。

 いまや通信販売やネットバンキングなども、スマホで簡単に色々なことができるようになってきました。

 その流れの一つとして、資産運用の世界でも、フィンテックを活用した 「ロボアドバイザー」 という新たな手法が広がってきています。

 そこで本稿は、ロボアドバイザーとは一体何なのか?果たして本当に資産運用でロボアドバイザーは使えるのか?ということについて考えてみたいと思います。

「ロボアドバイザー」とは一体何なのか?

 「フィンテック」 という言葉がニュースなどでもよく聞かれるようになりました。

 フィンテック とは、「ファイナンス」 と 「テクノロジー」 が合わされた造語で、スマホの技術や AI (人口知能)などの最先端技術を駆使して金融サービスを提供することです。

 その中のひとつとして、資産運用に関するアドバイスを、コンピューターの分析や解析によって提案するものが、「ロボアドバイザー」 と呼ばれています。

 具体的な利用方法ですが、ロボアドバイザーを利用する人はあらかじめいくつかの質問に答えることによって、自身の「リスク許容度」 を測ってもらいます。

 例えば、

  • 年齢
  • 投資経験
  • 資産運用を行う上で元本の安全性を重視するのか、それとも高い収益を目指すのか
  • 元本から20%以上値下がりしても精神的に耐えることができるのか

 などの質問に答えて、それをコンピューターが分析することによって、その人に合った投資手法をアドバイスしてくれます。

 ロボアドバイザーを提供している金融機関は、投資経験の少ない人や、普段は忙しくて投資商品を選ぶ時間がない人などを顧客のターゲットにしており、ここ数年でロボアドバイザーによって投資をはじめる初心者の方も増えてきています。

「ロボアドバイザー」は資産運用の選択肢となるか?注意点は?

 今年1月から始まった確定拠出年金の対象者拡大や、来年から始まる積立型NISAの話題もあって、若い人たちの間にも投資に関心のある人が増えてきています。

 その人たちにとって、「ロボアドバイザー」 は選択肢となりえるのでしょうか?

 私自身の考えとしては、ロボアドバイザーは十分に選択肢になりえると思っています。

 その理由は、投資の知識や理解がない段階で、個別の銘柄などを購入するよりは、過去のデータなどから導かれたロボアドバイザーの分析の方が、相対的にリスクが低いと考えるからです。

 ロボアドバイザーを使って、ある程度投資に慣れた段階で、自分自身の投資スタイルを作っていくのもひとつの方法ではないかと思います。

 ただし、その前提条件として、ロボアドバイザーの利用手数料が低いことや、選定される銘柄(投資信託やETFなど)に関する手数料 (信託報酬手数料など) が低いことが重要であることは言うまでもありません。

資産運用で使える代表的な5つのロボアドバイザー

 最後になりますが、現在利用できるロボアドバイザーのうち、目立ったものをご紹介しましょう。

ウェルスナビ

 ウェルスナビは、国際分散投資の自動運用がウリのロボアドバイザーです。富裕層・機関投資家が使う金融アルゴリズムを提供します。預かり資産は4月に100億円を突破しました。
節約社長
ウェルスナビ

マネラップ

 マネラップは、1万円の少額投資から資産運用のアドバイスをしてくれるのが特徴。「ためる」「そなえる」「たのしむ」など目的別の運用コースが設けられており、万人受けするマネックス証券によるロボアドバイザーです。
節約社長
マネラップ

楽ラップ

 マネラップの次は楽ラップ(笑)こちらは楽天証券のロボアドバイザーです。世界最大級の運用コンサルティング会社であるMercerの日本法人であるマーサージャパン株式会社の助言に基づいて、楽天証券が運用コースを提案してくれます。最低投資額は10万円からですが、手数料が最大で1%未満の低コストにこだわっている点に魅力があります。
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楽ラップ

THEO(テオ)

 THEO(テオ)は、お金のデザイン社が運営するロボアドバイザーです。その特徴は「おまかせ資産運用」です。顧客に最適なプランをロボアドバイザーが作り、運用してくれ、ポートフォリオの組み換えも毎月自動で行われるため、売買は完全に自動化されます。業界の先駆者としてマスコミでも多く報じられています。
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THEO(テオ)

SMART FOLIO

 こちらは、みずほ銀行が運営するロボアドバイザーです。簡易的な投資家としての適正把握を行ったうえで、自社で培ったノウハウ、最新の投資理論とITテクノロジーを駆使したロボアドバイザーが、運用アドバイスを行ってくれます。
節約社長
SMART FOLIO

 ETFや投資信託に特化したものや目標達成確率を示すもの、リバランスを含めた運用のすべてが自動化されたものなど、それぞれに特色がありますので、しっかりとその中身を理解した上で選択することが大切です。

 投資のスタイルは千差万別です。 将来設計を立てる上において、もはや投資は避けて通れないものとなってきています。

 投資を通じて、「フィンテック」 に慣れ親しんで行くことも、人生設計の上において副次的な効果が大きいのではないかと思っています。

資産運用
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永柄 正智

1972年1月 長崎市生まれ。
シンガポール在住。

趣味:海外旅行、街歩き、子育て

性格:物事を常に前向きにとらえる非常にプラス思考な性格

【保有資格】
CFP@(日本FP協会認定:国際資格)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
神戸市アジア進出支援センター・アドバイザー
ロングステイアドバイザー(ロングステイ財団認定)

地方自治体の職員として20年間勤務し、都市再開発事業や観光振興、空港のオペレーション業務などの仕事を経験してきました。特に公共事業に伴う地元調整や補償交渉等の様々な経験を活かした問題解決型のアドバイスを得意としております。

数年前に妻の仕事の関係で、家族でシンガポールに移住することを決意し、移住の準備を進めてきました。その経験の中で、ライフプランニングにおいて適切な判断を行うためには、社会保障制度や税制、教育等の仕組みや知識を十分に理解する必要性があることを再認識し、FP資格及びロングステイアドバイザーの資格を取得しました。

現在、シンガポールにおいて、現地駐在員や海外移住希望者、教育移住希望者の方々を対象としたファイナンシャルプランナーとして活動しています。

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