2015年 節約社長記事ベスト5発表〜企業分析編〜

企業分析

 今年もいよいよ年末となりました。節約社長は2015年に約600記事を配信いたしましたが、その中でも特に読者の皆様からご公表いただいた記事を発表したいと思います。当記事では「企業分析編」の人気記事ランキング・ベスト5をご紹介いたします。改めて統計を取ると、スカイマークや東芝をはじめとして、今年のニュースで話題にあがった企業の分析に注目が集まったようです。

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今年もいよいよあと4日 一年間を振り返ろう

 今年もいよいよ年末となりました。

 年末のこの時期は、この一年間で何があったのか振り返るのにはちょうど良いタイミングです。

 そこで節約社長も2015年に約600記事を配信したうち、特に読者の皆様からご公表いただいた記事を、この機会に発表したいと思います。

 まず本稿では「企業分析編」の人気記事ランキング・ベスト5をご紹介いたします。

 改めて統計を取ると、スカイマークや東芝をはじめとして、今年のニュースで話題にあがった企業の分析に注目が集まったようです。

 チェックしてみましょう。

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節約社長人気記事ベスト5〜企業分析編〜

1位:スカイマークが会社更生法でなく民事再生法を選んだ理由

 航空業界第三位のスカイマークが今年の1月に民事再生法の適用を申請し、3月1日付けで上場廃止となりました。

 スカイマークほどの大きな会社がなぜ会社更生法ではなく、民事再生法を選んだのか?

 両法の本質がどう違うかを解説し、紐解いていた記事がアクセスを集めました。

 同社は来年の3月末には民事再生法の手続きを完了させる予定です。

2位:東芝が不適切会計を計上しても上場廃止にはならぬ理由

 今年の5月8日に、東芝がインフラ工事の会計処理に不適切な点があったとして、前期(2015年3月期)の業績予想を取り消し、期末配当についても無配となることを発表しました。

 一部では組織ぐるみの粉飾決算を指摘し、上場廃止も有り得ると考える意見もありましたが、当サイトでは、国策企業である東芝が上場廃止とならないであろう理由を解説致しました。

 前期の東芝、後期のフォルクスワーゲン、と今年は世界的な大企業で次々と社内不正が明るみに出る一年となりました。

3位:「俺のシリーズ」が大きな方針転換!当初の“俺”と今の“俺”

 飲食業界の慣習をことごとく覆してきた高級料理店といえば、俺のシリーズ各店(運営:俺の株式会社)に他なりません。

 高級食材を単価は安く、立ち食い形式で顧客回転率を高めに設定することで利益を得てきた同社ですが、近年では消費者の慣れや着席型を求める声などもあり、思い切った業態転換が行われると目されています。

 更に規模の拡大を見据えたフランチャイズ展開が、今後行われる可能性について言及致しました。

4位:苦境に喘ぐ航空会社スターフライヤーが貫いた自らの理念

 スカイマークが資金難で苦境に喘いでいた2014年、同じように会社の存亡危機を迎えた航空会社がありました。

 北九州市生まれの航空会社・スターフライヤーです。

 危機に陥った時、スターフライヤーが取った行動は意外なものでした。コストと手間がかかるサービスを更に充実させ始めたのです。

 その結果と、結果を出すために彼らが取った行動が何に起因するものだったかを検証しました。

5位:ファミマとサークルKサンクス統合がオーナー達に与える影響

 2015年の10月半ば、ファミリーマートとサークルKサンクスを抱えるユニーグループとの“統合”が遂に発表されました。

 これにより、今年の12月から2016年9月頃までを目処に「サークルKサンクス」の看板はなくなり、全てファミリーマートの店舗になります。

 今回の統合は消費者にとっても大きなニュースですが、加盟店にとっても大きな影響を与えるニュースです。

 内部や店舗で何が起きうるのか専門家に検証してもらいました。

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企業が選択する行動の裏に必ず人間の感情あり

 いかがだったでしょうか

 もうかなり前のニュースのような気がしますが、上記の企業分析ユースは、この1年内に起きた出来事を元に寄稿された記事ばかりです。

 あっ!と思うような企業行動の裏側には、必ず人間の思惑や感情が潜んでいます。

 これら他者の経験を対岸の火事と捉えず、自らが同じ立場であればどのような行動を取るのか考える事が、企業経営における節約思考の第一歩です。

 節約社長は、来年も他の企業が実施し成功を遂げた節約事例や、反面教師の事例に独自の視点を加え、幅広くニュースとして配信いたします。