マイナンバー通知カード 自宅不在時の受け取り方法まとめ

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 いよいよマイナンバーの通知カードの発送が始まりました。自分のマイナンバーを受け取らない事には会社への手続きは何も始まりませんし、誰かにマイナンバーを流用されては溜まったものではありません。しかし共働き家庭や独身の方の場合は、家を空けることが多く、通知カードの配達が行われて受け取れない場合もあることでしょう。そんな時のために、自宅不在時の通知カード再配達依頼や受取方法をチェックしておきましょう。

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マイナンバー通知カード・不在で受け取れない

 いよいよマイナンバーの通知カードの発送が始まりました。

 自分のマイナンバーを受け取らない事には会社への手続きは何も始まりませんし、誰かにマイナンバーを流用されては溜まったものではありません。

 ところが共働き家庭の方や独身で夜遅くまで働いている方の場合は、家を空けることが多く、通知カードの配達が行われて受け取れない場合もあることでしょう。

 そこで本日はマイナンバー通知カードについて、「不在時の再配達依頼・受取のポイント」を抑えておきたいと思います。

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通知カード 不在時の再配達と受け取り方法

 なんといっても全ての世帯に書留を送るのは、郵便局としても今回が初の経験となります。

 とにかく、郵便局も不安がいっぱいのことで、人員もアップさせて万全の体制を敷くようにしていますが、それで十分かどうかは誰にも分かりません・・・

 マイナンバーが記入された「通知カード」は各市区町村から郵便局へ送られます。

 最初に通知カードが届いて、その後(来年1月以降)希望者は「個人番号カード」に切り替えます。「個人番号カード」は顔写真が付いている運転免許証のようなものです。この「個人番号カード」を最近はマスコミは「マイナンバーカード」と呼んでいるところがあるようです。

 自分の通知カードが郵便局へいつ送られたかはマイナンバー専門サイトから確認できます。ここから自分の住所を探して確認してください。皆さんに届くのは、届け出日から大体20日程度かかるようです。

 それでは以下、「不在時の再配達依頼・受取のポイント」を見ていきましょう。

不在時の再配達依頼はどうやって行うの?

 もっとも大きなポイントは、通知カードが簡易書留で届くということです。

 つまり通知カードは、不在時には受け取れないことになり、再配達等を依頼しなければなりません。

 ちなみに不在時の不在連絡票は、「マイナンバー」専用の物が使われます。普通の不在連絡票は白色なのに大して、マイナンバーの不在連絡票はピンク色っぽい色で届きます。

 再配達の依頼をする際には以下の手段が利用できます。

  • ①電話
  • ②24時間自動受付(電話番号0120-06-3181、携帯電話からは0570-550-888)
  • ③郵送
  • ④FAX

 また、インターネットからの再配達の申し込みも出来るようです。

通知カードの受取方法は?

 通知カードの受け取り方法には色んなやり方があるようです。

  • ①自宅への再配達
  • ②近所様への再配達(委任状が必要)
  • ③勤務先への配達
  • ④勤め先や自宅近くでの郵便局での受け取り
  • ⑤配達郵便局での受け取り

 これだけの受け取り方法が準備されています。

 かなり多くの受取方法が用意されていますが、やはりこれ位柔軟性を持たせないと行きわたらせるのには苦労すると政府も考えているのでしょう。

 ただし②のご近所様へ再配達って言われても・・・委任状って言われても・・・ちょっと怖いですよね・・・

 もう一つ怖いのが郵便局で受け取るにしても、ちゃんと本人確認が出来る体制が敷かれているかという点です。郵便受けから不在連絡票を盗んで、郵便局で他人が受け取るなんて事になったら怖いですよね。

 郵便局も、なるべく不在を無くすために夕方や夜間、日曜日などの休日にも配達するようです。

 また、この通知カードは転送不要ですので、転居届が提出されている場合であっても転送されませんので注意が必要です。簡易書留は世帯主宛てに世帯全員分を送るために、世帯主だけが転居届を提出している場合でも転送はされません。

 ちなみに郵便局での保管期限は7日間です。その後は各市区町村に返還されます。

 一体どれ位返還されることやら・・・この通知カードの郵送だけで、様々なトラブルが起きることが想定されます。

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カードが届く予定日を自分で予測・確認しよう

 では結局どうすれば良いの?という話になってきますが、出来る対策はオーソドックスなものになります。

 一日中家で待っているわけにはいきませんので、先ほどご紹介したマイナンバー専門サイトで自分の住所にはいつ頃通知カードが配達されそうかを目安を立てて、マメに郵便受けの不在連絡票を確認する等の対策を打つことは最低限必要になります。

 何よりも「なるべく早めに受け取る」ことを自分自身でしっかり意識するべきです。

 日本郵便のホームページにもいよいよマイナンバーの発送、受取のポイントをまとめたサイトが完成したのでチェックしてみることをおすすめしたいと思います。

 とりあえずの対策の第一歩は自分でしっかりと通知カードの所在を把握することに尽きます!!

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林労務経営サポート

林 秀樹プロフィール
1972年仙台市生まれ。
林労務経営サポート代表 特定社会保険労務士
仙台一校から中央大学商学部を経て、株式会社伊藤園入社。
入社後は、仙台支店、福島支店、水沢支店にて新規開拓営業とルート営業をこなす。
独立の夢を持ち、在職中に社会保険労務士の試験に合格。平成13年に林労務経営サポート開業。
開業後は、大手保険会社とのタイアップにより、中小企業約200社の助成金受給に成功。
平成27年には全国で2,000以上の社会保険労務士事務所が所属する、NO1ネットワーク「PSRネットワーク」の中で約40名が選ばれた「マイナンバー認定講師」に任命され、「マイナンバーセミナー」「社会保険料削減セミナー」「企業の労務リスク対策セミナー」等数多くのセミナーをこなす。
中小企業へ難しいことを分かりやすく説明するスタンスでコンサルを行っている。

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