著作権

IT

コピーアンドペーストが“ズル”だった時代を振り返ればわかる「AI導入の必然」

「マクロ(Excelのマクロ処理)はズルと上司に言われた」「他の人が作った文章をコピーアンドペーストして資料を作ったら、著作権に反していると言われた」こんな時代があったことを読者の皆さんはご存知ですか?時は過ぎ現代、AIというよく得体の知れない自動化ツールも同じような扱いを受けています。しかし、歴史は繰り返します。AIが社会に浸透することは誰も止めることができません。
マーケティング

小林製薬の製品名称はなぜ覚えやすい?ネーミングの際に拠り所としたい5つの視点

ナイシトール、ケシミンクリーム、ワスノン、これらはいずれも小林製薬の製品名称ですが、非常に覚えやすく、効果がダイレクトに伝わる秀逸なものです。ネーミングによって商品の売れ方は大きく変わりますが、一方で良いネーミングを考えるのは難しいことです。そこで本稿は、良いネーミングを考える上で拠り所としたい5つの視点をご紹介します。
商標

ハナマルキが「おみそな〜ら」で音商標を登録〜音商標ってどんなもの?

 ハナマルキがCMで使用している音声の「音商標」について、特許庁から登録を受けたことを発表しました。音商標とは、企業がCM等において自社の商品やサービスにメロディを付けたり、音声や効果音等の音響でアピールしたりして、宣伝効果を高めるために用いられる「音」の商標です。本稿では音商標を登録する際に気をつけるべき点をご紹介します。
知財

お祭りやフェスのPRポスターに一般観客が写り込むのは肖像権の侵害か?

 音楽フェスやお祭りのポスターには必ずと言ってよいほど、イベントに参加する一般観客が写り込んでいます。一般観客はあくまでもプライベートを楽しんでいるわけであり、これを商用利用することは肖像権の侵害に当たらないのでしょうか?PR販促物に一般観客が写り込む場合に、肖像権、著作権、個人情報保護で気をつけるべき点についてまとめました。
IT

ユーチューブで投稿者が望まぬ広告を表示されるのはなぜ?対応策はコレ!

 ますます盛り上がるユーチューブ。投稿を閲覧する人も増えていますが、投稿者も増え続けています。さて、もし投稿する動画について収益化を望んでいないのに、投稿に広告が表示されるとしたら、閲覧者の離脱が増える可能性が高まり、あまり望ましいことではありません。なぜこのようなことが起きるのか?原因と対策を解説いたします。
知財

対JASRACで苦境にあえぐ音楽教室〜解決策は法よりも仕組みの見直しにある

 JASRACが6月7日に、音楽教室に対する著作権料の徴収について、使用料規程の改訂を文化庁に届け出たことを発表しました。法的な側面から著作権について冷静に考えた場合、感情論はさておき、現時点で圧倒的に分が良いのはJASRACです。音楽教室を守る会は法で争う姿勢ですが、現実には法律ではなく、仕組みで子供の教育現場を守るという視点が必要となりそうです。
著作権

秘伝のレシピを著作権で守りビジネスで活用することは果たして可能?

 自社が飲食店を営業しており、自慢メニューのレシピをフランチャイズや暖簾分けという形でビジネスに活用しようとした際、レシピを著作権で保護しながら世の中に広めることは可能なのでしょうか?著作権で保護できる場合と保護できないケースを踏まえて、著作権でレシピを保護するのに効果的な措置をご紹介します。
知財

「フランク三浦」と「マリカー」2つのパクリ騒動は何がどう違うのか?

 フランク三浦が高級時計ブランド「フランク・ミュラー」と商標を巡り行われた訴訟で勝訴したのに対して、公道を走るマリカーは任天堂に不正競争防止法違反で訴えられ厳しい状況に追い込まれています。2つの事件は有名ブランドと商標や著作権を争う点で非常に似通っていますが、ここまでの結果は正反対となっています。2つの騒動では何がどう違うのでしょうか?
著作権

任天堂から著作権侵害で訴えられた「マリカー」の対応が企業としてスベってる2つの理由

 株式会社マリカーが、マリオなどのキャラクターの衣装を貸し出したうえで、その画像を許諾なしに宣伝・営業に利用し、著作権などを侵害しているとして、任天堂が損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。対してマリカーは、開き直りにも見える声明を発表しました。ただし、この対応は他社に対する2つの事情配慮にかけたものです。詳細を解説致します。
著作権

JASRACvs音楽教室〜著作権巡る対決の法的な勝者はどちらか?

 先週、音楽著作権の管理団体JASRACが、音楽教室から著作権料(演奏料)を徴収することを検討しているとの報道がありました。 これに対して、河合楽器やヤマハをはじめとする7つの音楽団体は訴訟も辞さない構えを見せています。著作権法の解釈でどのような食い違いが生じているのか?現行法における勝者はどちらか?わかりやすく解説いたします。
知財

東京オリンピックでマスコットキャラクターを守る方法はこれだ!

 1月17日(火)に、東京オリンピックのマスコットキャラクター選定の議論が始まったことが報道されました。マスコットキャラクターを選定する際に大事なのは、名称を他の先行商標にバッティングしないように決め、キャラクターを真似されぬように守ることです。これを実現するためにどのような権利を行使すればよいか?解説いたします。
著作権

AIが作ったモノの著作権は誰のもの?例えばアトムが作曲したら…

毎年、知的財産創造や保護及び活用に関する施策に基づき、知的財産推進計画を政府は作ります。2016年度の知的財産推進計画で目玉となっているは、AI(人工知能)が作った知的財産をどう取り扱うか?ということです。AIによるモノの創作は既に始まっていますが、法律はまだ未整備です。果たしてAIの作ったモノの著作権はいったい誰のものとなるのでしょうか?
知財

アナ雪も危機一髪!知財を勝手に奪う「知財トロール」が暗躍

 「知財トロール」とは、企業に対し知的財産権を行使し、巨額の賠償金やライセンス料を得ることを目的として知的財産権を取得する者を指します。アメリカではその暗躍が多いに注目され、取締りも強化されていますが、日本ではまだ商標制度の抜け道があるため、私達は自衛意識を持って彼らから自社の知的財産を守らねばなりません。
節約

アイフォンに感じるお金持ちが必ずしも幸せと言えぬ社会の到来

 日本人の半数が使用しているアイフォンの価格は8万円位しますが、分割払いにより多くの人が所得に関係なく、負担感を感じずにアイフォンを利用しています。お金持ちであろうと、お金をそれほど持っていない人であろうと、使える技術に差はなくなりつつあります。これからの時代で、お金に変わって資産価値が高まるものとは何なのでしょうか?
著作権

avexが音楽著作権に風穴 業界のフリーミアムは止まらない!

 音楽大手のエイベックス・グループ・ホールディングスが、日本音楽著作権協会(以下:JASRAC)に任せていた楽曲、約10万曲の管理を、著作権管理会社「イーライセンス」に移す手続きを始めたというニュースが10月に報道されました。音楽業界で起こる収入構造の変化は江戸時代に浮世絵業界で起こったことに近いものがあります。音楽業界のフリーミアム化は止められそうにありません。
IT

クリーンで効率的なアダルトネタ探しなら「Boodigo」

 性に対する欲求は男女問わず人類共通のテーマだが、GoogleやYahoo!など、一般的なサーチエンジンが必ずしも自分の望むコンテンツを表示してくれるわけではない。Boodigo は、最新のテクノロジーを使って、Googleの元社員が開発した、アダルト専用の検索エンジンである。信頼性の高いサイトを安心して楽しむことが可能なので試してみてほしい。
節約

旅行に行ったらストックフォトで費用回収

 年末年始の旅行や帰省にかかる費用を、現地で撮影する写真で一部でも回収できるのをご存知だろうか?写真販売をあつかうストックフォトサイトなら、アマチュアであっても写真販売による収入を得ることが可能だからだ。販売優位となる写真の撮影方法を抑えよう。更に企業にとっては遊休資産(未使用写真)の活用手段としてストックフォトで副収入を得ることも考えられる。
確定申告

ミュージシャンに学べ 海外節税は身近になる

 日本でもお馴染みのロックバンド「U2」は世界で最も稼ぐバンドの一つだ。彼らは稼いだお金を社会に還元し、一方で知恵に富む節税対策を行っている。日本の音楽業界でも海外渡航を行う目的の1つが節税対策だ。国内租税環境が厳しくなり、国際化社会が進展するため、国内の企業経営者間でも海外を有効活用した節税対策の機会が増えていくだろう。