御社は大丈夫?ビジネスの展開の仕方を間違えていませんか?

起業

こんにちは、経営コンサルタントの島倉です。

クライアントさんがどのようなビジネスをしているのかを改めて見せていただくと、ビジネスの展開の仕方を基本的に間違えている方が非常に多いです。そこで、今回はビジネスの展開の仕方の基本的な流れについて解説したいと思います。

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ビジネスには順番がある

まず何が間違っているかというと、ビジネスには順番があるということです。

まずはビジネスモデルを作って、それからマーケティングやブランディングをしていくというのが手順ですが、多くの方がマーケティングまたはブランディングから始めています。
これではビジネスはうまくいきません。

まずビジネスモデルを組み立てる

何をすればきちんと売上利益が上がるのかというビジネスモデルを組み立てていない状態で、物を売ろうとしたり、ブランド認知度を高めようとしてもダメです。

こうすれば確実にこのくらいの売上、利益が見込めるというビジネスモデルを組み立てていかなければいけません。

努力したことが結果につながるということを仕組み化したものがビジネスモデルです。

ここを間違っている方が多いと思います。

コンサルティングを依頼されたクライアントさんには、このビジネスモデルを作るところからきちんとアドバイスしたり、一緒につくっていくことになりますが、いきなりマーケティングやチラシを配りましょう、ネット広告をやりましょうという人は絶対うまくいきません。

  1. ビジネスモデル
  2. マーケティング
  3. ブランディング

の順番です。

これを逆にしてしまうと失敗しますので、ぜひ覚えておいてください。

「複業」は初めから目指すものではない

次に間違えているのが「複業」というものです。「副業」ではありません。

「複業」は大事なので私もお勧めしています。
それは収入の柱を複数持っておけば安全ですからです。

例えば5つ収入の柱があれば、1つがダメでも、残りの4つで利益を出せば問題ありません。

複数の収入の柱があれば収入を増やすこともできるし、経営が安定化します。

しかし多くの人を見ていると、最初からいきなり複業にチャレンジしています。

最終形態が複業であればいいのですが、最初から複数のビジネスにチャレンジしてもうまくいきません。

まずは1つに絞って、きちんと売上や利益が安定して生み出せるように育ててから、次に展開していくことが大事です。

何も成功していないのに、次々に手を出していく人はたいてい失敗しています。

最終形態が副業というのが理想形です。

まず1つのビジネスに取り組んで、そこで結果を出していくという手順を間違えないでいただきたいと思います。

ビジネスの展開の仕方を間違えている人が多すぎる!
起業ビジネス
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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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