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「自分には理不尽なことばかり起こる」と思う人が生きにくさを感じやすい理由

「自分には理不尽なことばかり起こる」と思う人が生きにくさを感じやすい理由
 「なんで、私ばかりこんなに忙しくしないといけないの?」「なぜ、こんなに一生懸命やっているのに、私は報われないの?」このような思考回路に陥っている人の考えの裏には大抵、『自分には一切責任がない』という本音が見え透ける場合が多かったりします。しかし、このように理不尽を感じる人は生きにくさを感じている場合が多いもの。どうすれば、生きにくさを解消することができるのでしょうか?

理不尽を感じる人ほど精神的にしんどくなる

 今回お話する内容は、『理不尽を感じる人ほど、鬱になりやすかったり、精神的なしんどさを感じやすい』というものです。

 まず、「理不尽に感じる」のがどういう事かと言うと、何か問題が発生したとしますよね。

 それに対して、どうにかこうにかしなきゃいけない、その問題に直面した時に人によっては色んな反応するわけですよ。

 例えば、「これぐらい楽勝で乗り越えてみせるぜ」とか「俺だったらこんなもん屁でもねえな」と言う人もいれば、逆に「何で俺だけこんなしんどい思いしなきゃいけないんだ」とか「こんなのおかしいだろ、理不尽だろ」というふうに感じる人もいるわけですよ。

 逆に、「あー、身から出た錆だな」とか、色んな受け取り方があるわけですよね。

 同じ問題を抱えていても、皆さん価値観が違うので、同じものを見ても受け取り方が違います。

 中でも、「理不尽だ、こんなの、あんまりだよ。」と感じる人は、実は最終的に「それって無責任だよね」という話になりやすいんです。

 どういうことか解説しましょう。

「理不尽=自分には一切責任が無い」の図式は危険

 まず、「理不尽」と感じているということは、裏を返せば、『自分には一切責任がない』と感じている状態でもあります。

 1mmも、これっぽっちの責任も感じていないんですよね。

 「自分はこういうふうな事を招いていない」「私は一切、こんな状況になる要因を作っていない」と自分で信じているわけですよね。

 だから、自分に起きることに対して、「理不尽」を感じるわけですよ。

 特に悪い出来事は、常に周りのせい、環境のせいであって、「もし環境や周りがちゃんとしてれば、自分はバッチリ上手くいってた」「自分は完璧に思い通りに上手くいってた」と思い込む癖があります。

 でも、この考え方は、常に理想世界の中でしか上手くいかないじゃないですか。

 理想の完璧なワールドの中であれば、自分は上手くいってるけれど、実際はそうじゃない。自分は完璧なはずなのに、上手く行ってないという事は「周りがおかしいんだ」という考えなんですよね。

 しかし、実のところ、私たちは自ら行動と決断を繰り返して、今の状況を選択しています。

 今起きていることを招いているのは、ほとんど本人です。

 例えば、親子関係が悪い親子がいる場合、これは恐らく昨日とか今日始まった話ではないはずなんですね。

 何年も前からそういう関係が続いているはずなんですよ。

 でも、「親子関係が悪い」状態を続けるということは、もう「親子関係が悪い状態を選択する」と決断した状態でしかありません。

 他人のせいとか環境のせいにできないですよね。そこはもう自分達で決めたんだから、どちらも自分の責任として受け入れるしかない。

 他の例で言えば、服を買ったとしましょう。

 「この服いいな」と思って買ってきてみて、しばらく着てみたら、「やっぱりちょっと違うなと思った」「よくよく考えたらこの服好きじゃなかったな」「あの店員が似合ってるよとか言うから、何か買っちゃったけど、よくよく考えたら乗せられて買ったぞ、まんまと引っかかった」というふうに感じるわけですよね、そういう人っていうのは。

 でも、翻って考えてみると、「気に入ったな」「いいな」と思って買ったのは誰なの?って話なんですよ。

 「誰が自分の手を使って、例えば財布からお金を出して、そして払ったの?」って話なんです。

 結局は本人が決める事なんですよ、全て。

自責思考のある人のほうが精神的な健康を保ちやすい

 「あーあ」と思うような状況があった場合、その状況に結局入っていく、あるいは解釈をするのは、結局のところ本人次第なんですよね。

 これは、もうどうにもなりません。

 価値観を変えるか、行動を変えるかのどっちかしかないわけですよ。そうでなければ常に現状維持ですよね。

 何か問題があった場合に、「理不尽だな」と感じるんじゃなくて、「少なくてもちょっとは自分にも責任があるかもな」と思える人程、精神的にも強いんです。

 回復力も早いし、あるいは精神的な病にもかかりにくいわけですよ。

 なので、もし何か問題に直面した場合、「理不尽だな」と思うような事があったり、あるいは「こんなのは俺の責任じゃない」「周りが悪いんだ」「あいつが悪いんだ」「こいつが悪いんだ」といった問題があった場合、「それって本当にそうなの?」って考えたほうが絶対に得です。

 結局、今の状況は、なんだかんだ言って「自分の行動」と、そして「選択と決断」の繰り返しと、その蓄積によってできたものです。

 現実を変えたければ、「行動」と「日々の選択」、あるいは「決断」を変える必要があります。

 そのためには、これらを支える自らの「考え方」とか「受け取り方」を変えていかないといけません。

 「ちょっと自分で責任あるかもな」と思う場合は、自分の「行動と決断」を、「もうちょっと慎重に考えよう」「もうちょっと先を見据えて、そしてベストだと思う行動を信じてとっていこう」という形に「考え方」や「受け取り方」を変えていったほうが、生きやすくなっていきますよ。


 

2018年11月14日

生きやすさ 行動 決断 選択 理不尽 自責思考

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