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MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果〜茨城ロボッツの奇跡が起きたワケ

MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果〜茨城ロボッツの奇跡が起きたワケ
 今日のテーマは、”MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果”。グロービスキャピタルパートナーズの代表にして、グロービス経営大学院大学学長の堀義人さんが、故郷である茨城県のプロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」をたった2年でどう立て直したのか?その成功を支えた”イノベーションを生み続ける5つの原則”について、同社に勤務したこともあるキミアキ先生が解説してくれます。

MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果

 今日は、”MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果”ということでお話してみたいなと思います。

 これは、2018年9月20日の東洋経済オンラインの記事テーマです。なんだかタイトルが2ちゃんねるのまとめサイトみたいですけど(笑)。

 参考リンク:MBA学長が「バスケチーム」を率いてみた結果:東洋経済オンライン

 赤字であって、成績も動員も最下位を蘇らせた5原則…

 「5原則」…誰??っていったら

 『”イノベーションを生み続ける5つの原則”創造と変革の技法』という感じで、堀義人さんが9月に新刊を出されたんですね。

創造と変革の技法―イノベーションを生み続ける5つの原則
堀 義人
東洋経済新報社
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 今、日本のベンチャー企業でいうと、だいたい半分くらいはグロービズ系、グロービスの息がかかっていると言われるくらい、ベンチャー界隈の経営者にはかなり有名な方です。

 本のキャッチコピーも、”成長を続ける人や組織は何をしているのか?”っていう感じでね。相変わらずドヤ顔ですね〜(笑)。

 私も昔…野良犬時代に堀義人さんには大変お世話になりました。18年くらい前の話ですね。

 私が職が無かった時代に、堀義人さんのグロービズという会社で拾っていただいて、経理の仕事と、それから皆で社員旅行で北海道に行ったときは幹事もやらせていただきました。

イノベーションを生み続ける5つの原則

 そんな感じで縁もある会社でございまして、堀さん今度はバスケチームを蘇らせたんですね、凄いなぁ。

 そのバスケチームは茨城にあるロボッツというところで、どうやら堀さんが関わった2016年より以前に、つくばロボッツという名前で活動していたようですが、一旦潰れたようなんですね。

 それを再生したというような感じで、今は”茨城ロボッツ”となって、「今度こそぶっちぎりでB1へ」という感じで、いよいよ最上位のリーグへ行けるぞ!と、そこまで堀さん達が経営を立て直したっていう話でございます。

 では早速、5つの原則について紹介していきましょう。

原則1:可能性を信じ、志をたてる

 堀さんは茨城は水戸の出身なんですが、茨城県の鹿嶋市に、鹿島アントラーズっていうサッカーチームがあるじゃないですか?

 アントラーズといえば、もう日本を代表するようなサッカーチームですよね。

 堀さんは、茨城ロボッツもアントラーズみたいにできないかなと思って、他の色んなバスケチームとかも含めて、成功している部分をとことん研究したんですね。

 成長のロジック、つまり、どういうふうに組んでいけば良いのか研究したんです。正直なところ売上も必要ですからね。

 観客動員数もどんどん増やさなければいけないし、スポンサーも獲得しなければいけない。

 その成長過程をきちんと作戦立てて行くと、B1優勝も夢じゃない!って、まずは自分が信じることですね。

 自分が信じなければ、選手も他のフロントの人も絶対に信じてくれないので。

 こういう感じで、可能性を信じるために徹底して成功しているチームを研究したんですね。

原則2:人を巻き込み、組織を作る

 どういうふうに巻き込んで行ったかっていうと、結局おカネが必要なので、堀さん自身が頭を下げて、スポンサー企業をどんどん獲得していったんです。

 100人にお願いしてもそのうち2人くらいしかOKしてもらえない、98人にはフラれると。

 そんな時でも、あの方はポジティブシンカーなのでね(笑)、「100人に頼んだけれど98人にフラれた…」って、そういうふうに考えるのではなくて、必ず「2人もオッケーしてくれた!俺ってサイコー!!」っていう感じでね。

 それも、もともと人に頭を下げるような人ではないのでね(笑)。

 そんな方が人に頭を下げてスポンサーを頼んだり、自分でチラシ配りをして観客、ファンをどんどん増やして行ったんですね。

 本当に素晴らしいことだと思います。

 『エスキモーに氷を売る』という”ビジネス書の基本書”みたいな本がありましてね、これはアメリカのNBAバスケチームの経営を立て直していく話です。

エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか
ジョン スポールストラ
きこ書房
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 この本にも、スポンサー探しっていうのはすごく出てくるんですね。

 『エスキモーに氷を売る』は絶対に堀さん達も知っているので、これをかなり研究したんじゃないかなぁと思います。

原則3:勝ち続ける戦略を構築し、実行する

 堀さんが研究した結果、勝っているチームと何らかの相関性があるのは何か?というと、実はやっぱり”年俸”だったんです。

 年俸の違いによって、強いチーム弱いチームがハッキリしていると。年俸とチームの強弱には相関性があると堀さんは分析したんです。

 その時の茨城ロボッツの売上っていうのは、8千万円しかなかった。そして年俸総額が4千万円。

 かたやB1で活躍しているチームは売上10億円、年俸総額3億円。全然違うわけですよね。

 ですから、この勝ち続けるを考えると、どうしても年俸を上げなければいけない。

 年俸を上げるためには、売上が必要だ!!っていうことで考えると、やっぱりスポンサーだけに頼ってはいけないから、自分たち…ロボッツ自体で不動産投資事業を行いました。

原則4:変化に適応し、自ら変革し続ける

 茨城という県は、県をカバーする独自のラジオ局もテレビ局も無いそうなんです。

 ですから、茨城ロボッツをそこで宣伝することができない。じゃあどうするか?

 今の時代、世の中の変化といったら”SNS”ですよね。

 そこで、Twitterであったり、facebookであったり、インスタグラムであったり、そういったもので堀さん自身も情報発信していって、どんどん拡げていくっていう、今の時代にあったやり方を使って宣伝していったんですね。

原則5:トップの器を大きくし続ける

 ちなみに、堀さん自身が”日本のリーダーを作っていく”ための学校をやっていらっしゃいます。

 トップの器を大きくするために、まず!勉強しよう!ということで、自分達、フロントの皆、それから選手達にも自分の学校でMBAを学ばせると。

 やっぱり、堀さんはその辺がしっかりしているなぁ、と思います。

 MBAと言っても多分ね〜、1番はクリティカル・シンキング※っていうのをやらせているんじゃないかって私は思います。

 そして自分がトップであるわけですから、自分自身が最前線に立って、試合のときは28番のユニフォームを着て、最前線で自分自身がファンのひとりとして一緒に喜んでね。

 …なんて言うのかな、自分自身が最前線に立つって、正直言うとあれくらいの経営者になると普通はもうないわけですよ。

イノベーションの根源にあるのはやはり情熱

 実際、我々だってそういう情熱とかを失くしているし、でも、今回の記事を見て本当に素晴らしいなと思ったのは、我々もなんだか初心に帰れる気がしたんですよ。

 開業の時はホントに必死だったよなって。本当に必死。1件1件お客様を増やしていくことに必死でした。

 堀さんの場合は、売上が元々8千万円しかなかったものが3億2千万円までいきました。

 2年間で大体4倍近くですよ!そして観客動員数は3倍以上になった。ここまで経営を立て直したんですね。

 でも、経営を立て直した原点は何かっていうと、結局…「情熱!」なんだよなって(笑)。

 我々 中小企業とか零細企業とかの経営している方にも参考になると思いますよ。


 


※あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法

2018年10月18日

グロービス 堀義人 プロバスケットボール 茨城県 茨城ロボッツ 再建 イノベーション 鹿島アントラーズ エスキモーに氷を売る SNS MBA クリティカルシンキング

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