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会社を潰してもカムバックする人の特徴「破産しないで逃げずに返す」

会社を潰してもカムバックする人の特徴「破産しないで逃げずに返す」
 事業を始めても10中8、9は失敗します。そして、残るのは債権者に支払わねばならぬ借金だけとなります。この時、多くの失敗した経営者は破産の道を選ぶか、会社を清算して債権者から逃げたり、隠れたりする道を選びます。しかし、その多くは居場所を突き止められ、更に失敗を根拠に突き上げられます。一方、カムバックできる人はその逆の道を選び、そのチャンスが来た時、全力で考え行動を始めます。

お金を返し続けるのが会社を潰しても復活する人の共通点

 今日は、「事業に失敗したら、どうやれば復活できるのか」っていう話をしたいと思っています。

 結論から言うと、「お金を返せば復活できる」ってね、これだけ頭に置いておけば良いです。

 お金を返すことをきちんと考えて、ちゃんとやっていけば、それほど事業でリスクを取っても恐ろしいことではないです。

 要するにお金を返し続けて行けば、”殺されることはない”と思って大丈夫です。

 私自身も会社を3つ作りまして、そのうち2つは清算しております。

 その時に、自分で清算していますので、破産手続きとかそういうものはやりませんでした。

 ということで、まぁ、一部ご迷惑をかけている皆々様には、毎月きちんとお金を返しているんですけれど…未だにお金を返し続けておりますよ。

 法的なところでいうと、破産する時に1番の問題となるのは、免責(借金を返済する義務が不要と裁判所に認めてもらうこと)が下りるかどうかなんですよ。

 免責が下りるためには、実務上はだいたい2〜3年分の預金通帳を全部調べられます。

 それから、複式簿記による帳簿が必要で、この帳簿がない場合は、使途不明金じゃないことを全て証明していかないといけない作業があるんです。

 実際には管財人という…弁護士さんがメインでやる業務なんですが、その人に全部を説明していかなきゃいけないっていうのがあるんですね。

 ところが!特に破産寸前の会社っていうのは、会計事務所への支払いもだいたい止まっていることが多いですから、”帳簿”みたいなものがないんですね〜(笑)。

 ですから実務上は、きちんと破産”できる”方というのは、まだマシなのかな〜って本当に思ってます。

逃げても隠れても悲惨。しんどくなるだけ。最大限返せ!

 というのも、だいたいの失敗した社長は「逃げて、隠れる」んですよ(笑)。

 俗に言う”夜逃げ”ですね。

 ですから逃げた時に、会社がもう〜何ッもない状態です。な〜んもナイ!もう売れるものは全部、先に売っていますからね。

 「逃げも、隠れもしない!」と言っておきながら、逃げて隠れるんですけど、それを追うのが私の仕事という部分もあるんです。

 追う時っていうのは、まず子供がいる場合は子供のところに行きます。要するに子供の通っている学校ですね。

 子供は学校に行っている状態なのかとか、どこに行く手続きをしたかとか、そういうことを調べるんです。逃げて隠れたら、子供の学校から最初に追われると思ってください。

 それから郵便物を転送処理なんかしていたりすると、簡易書留とかで居場所を突き止めることができる場合もあります。

 あと、私も結構使うんですけれど、ソーシャルネットワークですね。

 今ですとfacebookとかSNSを使って、居場所を追うこともあります。

 こんな具合に、失敗して迷惑かけたのに、逃げて隠れたら、まず「追われる」と思った方が良いですね。そして、だいたい見つかっちゃう(笑)。

 …ですから、真剣に言いますけど、失敗しても逃げて隠れちゃ駄目なんですよ!

 逃げないで、隠れないで、誠意を持って最大限、きちんきちんと払う、返して行く。

 それさえやっていれば、商売人としては絶対に殺されることはない!どこかでカムバックするチャンスができます。

債権者がきれいな人だったらリスケも一つの手

 あとは、きれいな状態の会社…”きれいな”っていうのは、債権者が、もう業社さんとかはいなくて、最後に残った債権者が銀行とか、銀行の保証協会とか、役所関係とかね。

 そこまできれいになった状態だったら、法人でデカく張ってた借入金を”個人成り”っていう形で、一旦個人に付替えて、なおかつリスケジュールして、長〜い感じで返済していくことも…実は可能です。

 ですからそんなきれいな状態だったら、逃げて隠れてやることもないんですけれど、逃げて隠れる時はですね〜、だいたい業社への支払いもロクにやっていなくて、要するに取り込み詐欺みたいな形で、「自分見つかったらホントあいつらに半殺しにされる」っていう状態だから、逃げて隠れるんです。

 ですから、この個人成りができる状態っていうのも、意外と幸せな状況だ〜ってことですね。

従業員さんが覚えておくべき「潰れる確率が高い会社に見られる兆候」

 あとは従業員さんの立場にいる方にもアドバイスしましょう。

 会社がヤバくなっていく時っていうのは、やっぱり1番はね、催促の電話がひっきりなしにかかってくるようになるんです。

 それから給料の遅延が起こったりする。

 みなさんが加入している保険関係とか、みなさんから預かった源泉所得税…給料から引かれていますよね?

 あるいは住民税とか、そういうもの殆どが会社の運転資金になってしまっていることが多いんです。

 これらの未納・滞納があったりすると、税務署が差し押さえの調査に来ます。

 ガァーッと入って来て、バァーッとどれくらいの財産を持っているのか調査しに来るんですけれど、もうね〜…この状態だったら、貴方のいる会社はかなりの確率でもうアウトです。

 そこから復活することは、かなりの確率で無いに等しいでしょう。

 つまり、もっと言うと、復活できる状態で、1回廃業しておいた方が良かったなっていうのがあるんです。

 そのラインを超えてしまうと、もう払えないんですよ。

 払えないから、どうしようもなくてみんなに嘘をつきながら、アッチから引っぱり、コッチから引っぱりですよ。それも凄く高利のお金をです。

 高い金利のお金をグルグル回しても、本当にどうしようもないんです。

 ところが、そういう会社さんって、意外と中小には多いんですよ。

 自分たちが商売をやるっていうことは、こういったリスクを背負うことをも意味するんです。

 だけど失敗する会社が10中8、9。でも、でも!とにかく!「金を返せば命までは取られない!やり直すチャンスはある。」

 これだけ覚えておけば、大丈夫だと思いますよ。会社の1つや2つ潰したって、なんとか生きていけます。


 

2018年10月1日

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