「高学歴あるいはIQが高ければ社会的に成功して幸せになる」はウソ

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高学歴あるいはIQが高ければ社会的に成功する?

はい、どうも皆さんこんにちは。脳科学教育コンサルタントのクロスです。

IQって聞くと皆さん、頭がいいとか賢いとか高学歴とか、そういうイメージがあると思います。

では、高学歴あるいはIQが高いイコールお金がいっぱい稼げてるのか?

IQが高ければ、お金をいっぱい稼げてるのか、そして家族と幸せに過ごせているのか、多くの人の役に立っているのか、自分らしさを持っているのか、自分の目標や趣味を大事にしているのか。

皆さんはどう思いますか?

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「IQが高い」=「将来性が高い」の公式は成り立たない

実はあるデータでは、IQというのはそれほど将来性に貢献しないというデータが出てます。

IQが高いから絶対に成功するのかっていうと、そうじゃないんですよね。

IQが高くて、高学歴、いい大学出た、もしくはその博士号まで行ったとして、あなたの収入は高いの?あなたは多くの人の役に立ってるの?あなたには仲のいい友達・家族・恋人はいるの?という話になると、それはまた別問題なんです。

したがって、IQが高いことと、人生の成功にはそれほど相関性がないと、最近では考えられています。

もちろん、IQが高まるってことはあります。

自分の目標に向かって突き進むような日々の行動と決断を繰り返しているだけで、IQはそれなりには高まります。

ただIQはゴールじゃないんですよ。ただの目安というか数字。わかりやすく言うと年齢と一緒です。

全然ゴールでもなんでもないんですよ。ただ、特定の数値に関するテストを行った結果として出た数字に過ぎません。

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自分のゴールを達成したかったらIQgを高めよう

じゃあ、私のゴールは何かっていうと、私は多くの人に役に立つこと。そして自分らしく生きること。家族や友達、あるいは、自分の仲間、気の合う仲間と楽しくゴールを追及していくこと。

そしてみんなでハッピーになろうと言うのが私の目標なわけですよ。

実は、この目標と関係があるのはIQではなくIQgと呼ばれるものです。

IQはご存知かと思います。ただ、IQというのは、言語性IQや空間性IQ、それから動作性IQというように、局所的な能力を単に数値化したものなんですね。

これらを総合した集合値、つまりIQの最高位にあるものが『IQg』なんです。

それで、今だとIQgの数値を計るテストもあります。

IQの場合は、2〜3時間くらいのテストを受けていろんな種類のIQを計るんですが、IQgだけを計るためのテストは40分くらいです。

そして、このIQgが高いとですね、単体のIQが低くてもどうにかなるわけですよ、その人は。

言語が読めないとか、方向音痴とか、運動神経が鈍いとか、そういう特定の数字(ほとんど意味ないですよ。ほんまに)、つまりIQが低くても、IQgが高ければどうにでもなるんです。

代わりに凄いプロジェクトを自分1人で始めたり、クリエイティブな新しいものを作ったり、起業してそこで何か出会いがあって、気の合う仲間と一緒に、より高い段階へと進んでいけます。

逆に、もしIQは高いのにIQgが低いとなってしまえば、例えば博士号や修士号を取ったのに仕事が出来ない。

ニートになってしまった。転職を繰り返してしまうということが起こりかねないんですよ。

なのでIQgを先に高めてからIQも高めていくのが、脳科学にのっとった非常に効率のいい方法です。

そうすると、学歴ってどれだけ当てになるの?という話なんですよね。

学歴イコールIQみたいなところありますけど、学歴イコールIQgではありません。

学歴イコール収入ではありません。学歴イコール幸せな家庭・幸せな仲間・幸せな人生、ではありません。ノットイコールなんです。

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IQgを高めることでIQが高くても人生に悩む人が回復している

なので、私の脳科学教育におけるゴールというのは、IQを計ることではなくIQgを上げていくことです。

IQには正直興味がありません。その人のIQが低かろうが高かろうが、普通の面接プラスIQgを判断するテストをやって、この2つの組み合わせが1番良い人が、優秀な人材を見分ける目安になります。

これは実際に脳科学の世界では既に常識となっています。

途中経過、ゴールを達成する過程に東大とか京大があるとかだったら分かりますけど、そこが最終目標だったら、じゃあその後どうすんの?という話になっちゃうんですよね。

実際、私のクライアントにも何人かいるんですよ、非常に非常にIQが高くて、頭の良い大学出てる方なんだけれども、生きにくさを感じていると。

じゃあ、どうすれば良いのか?ということで相談していただくわけですが、現場ではIQgを高めていきます。

なぜなら、IQgを高めていくと、社会的な「Want to(目指したいゴール)」を設定したくなっていきます。

そうすると、エフィカシー(ゴールに向かっている自分を肯定する自己効力感)が高まるので、段々と人間関係能力が高まっていったり、人とのつながりを持ちながら「自分がやりたいこと」を実現するために、どんどん行動できるようになっていきます。

実際に、こうやって、少しずつIQgを高めることで、自分の目的を持って主体的に生きていく、人間性を回帰させていくようなサポートを、私は脳科学の立場から実践しています。

なので、まずは皆さんにもIQgを優先的に上げよう、ということを熱烈におすすめします。IQを上げるのなんて、そんなもん後回しでいい。IQgを上げたら、勝手にIQなんて着いてきますよ。

 
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Jamahl Cross

Jamahl Cross

Founder & Co-Director
一般社団法人脳科学幼児教育研究協会 理事

​認知神経科学、脳リハビリ、発達精神病理学、進化心理学、発達障碍改善、認知行動療法など様々な分野を学び、実践を通じて統合する。独自の方法論に基づいた脳機能向上方法を編み出す。

企業脳科学、行動経済学、認知心理学によって解き明かされた非常識な企業成長法を提供。伸び悩んでいる企業を『平均利益率756倍の企業文化』へと変え、パフォーマンスを高めるなど数々の実績を持つ。

・社員のやる気を出させるのに苦労する
・昇給の効果に限界を感じている
・グループの能力を活かせずにいる
​・目標が現状維持になっている
・批判しあう割には前進していない
・暴言や八つ当たりが目立つようになった
・ネガティブ思考が風邪のように流行っている

これらの問題は、それぞれ科学的なデータによって原因の特定、予測、予防が可能です。

数千に及ぶ論文を元に、経験のみに頼らないエビデンスベースドアプローチのリーダー育成を目指します。

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