『朝一ミーティング』を始めると会社の成果達成が早くなる

経営
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みんなでやってみよう『朝一ミーティング』

はい、皆さんこんにちは。組織活性化プロデューサーの南本です。

今日のテーマは、『チームリーダーが朝一番にやらなければならないこと』です。

これ、ちょっと私の実体験によるものなんですけども、これを是非組織のリーダーの方はやって欲しいです。

10人とかの中小企業であれば経営者。20人ぐらいになると部長さんですかね。

ちょっと大きな組織になると、最小単位の小さな組織で、中間管理職の方が今から申し上げることをやって頂ければ、かなり自分のチーム、もしくは会社が良くなると思います。

どういう事かというと『毎日ミーティング』『朝一ミーティング』っていうのやりましょうよと。

朝一に集まった人でミーティングを毎日やりましょう、という提案です。

「そんなん出来っこねーよ」って言ってる方がもしいるなら、その会社、組織というのはあんまり上手くいかないかなと思います。

大体自分のチームって10人ぐらいでしょう?15分ぐらいで終わりますので、是非やってください。

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『朝一ミーティング』が有効なのはなぜなのか?

あさイチのリーダーの役割について私が考えるのは『スタッフの顔色とか体調をチェックする』だと思っています。

見たら体調いいか悪いかとかわかるじゃないですか。

それに合わして、やんわりと指導したり、対応していかないといけないわけです。朝から。

そういうタイミングがあると思う。

だから、朝一ミーティングって凄く有効なんです。

朝一ミーティングの時にやることが、『その日にやる事を発表させる』です。

「はい、今日私こんな事やります」「私こんな事やります」みたいなね。

というのも、普通のミーティングって、経営者もしくはリーダーの一方的な一方通行じゃないですか。

そんなミーティング、やらないほうがいい。無駄です。なぜなら、スタッフ達が自分で考えて動かないからです。

「優先順位こっちのが上だな」、「こっちのが下だな」っていうふうに考えながらやる事が出来るようになるんで、部下の素質・資質がどんどん上がって行きます。

同時にリーダーから経営ポリシーとか経営ビジョン、もしくは経営の目標、自分のチームの目標を共有して、それに対して課題がないかどうかをスタッフに問いかけて、吸い上げていけば双方向のコミュニケーションが出来上がります。

双方向のミーティングでだんだんだんだん、リーダーとスタッフの敷居を下げながら、最短・最低のコストで最高のパフォーマンスを出せるチームを作っていくと。

チームリーダーの役割は、そこなんですよね。

だから如何に毎日、少ない時間でその情報を吸い上げるかを考えていきます。

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自立思考と仲間意識の醸成で成果達成が早くなる

それで朝一ミーティングをやる時に意識してほしいのが、メールとかLINEではなくて、フェイス・トゥ・フェイスでなるべくやることです。

これがインターネットだと、ちょっとしんどいかなと私は思う。

というのも、LINEとかでやっていけばいいけど、文字が輻輳・錯綜していって、ちょっと整理がつかないですよね。

細かいヒダみたいなニュアンス、感情の部分とかもあるわけじゃないですか。これを延々とLINEとかでメッセージをやり取りしてるっていうのは、かえって非効率だったりします。

だから、10分もしくは15分集まって、1人30秒位の発表をすると決めてしまえば大丈夫です。

時間を30秒と決めて、発表することを事前整理するように伝えておきましょう。

そんな長々と発表をしたくないのが人間の性ですから、30秒ぐらいで「私は今日は朝からこれやって、10時ごろからこういう仕事やって夕方にはこういうことをやって帰ります」みたいな、そういったことを発表させる場が凄く大事なんですよ。

だから是非やってください。

『朝一ミーティングの効果』っていうのはね、もの凄く沢山あるんですよ。

デメリットはほとんど時間だけの話。朝の時間がちょっと削られちゃうという、それだけのデメリットで他にはプラスの効果しか無いんですね。

『参画意識・一体感・結束力』、これら仲間意識みたいなものは当然醸成されますよね。

「どんどん自分の経営に参加している」、「自分の言った事がどんどん改善されていく」となればモチベーションも上がっていきますよね。

コミニケーションが活性化されていくわけですよ。

どんどん双方向のコミニケーションがなされていて、自分の言ったことを皆が聞いてくれるし、昨日思ってたことがちょっと違う理解をしてたら今日修正できると。

毎日軌道修正して、組織がどんどん活性化していくわけですね。

チーム目標の共有が出来るので、チームの成果達成が早くなるという事ですよね。

行動が能動化・自立化されて行きます。

なぜ自立化されるか、自分で考えて優先順位つけて、自分がやるべき仕事っていうのをどんどん整理していけるようになります。

その過程で、スタッフも「あ、これなんでこれ優先順位こっちが高いんだろう?」「こっちが低いんだろう?」と考えます。

それでもわからなければ、リーダーが「まずこういう理由だから、これはあなたが2番目にある落としたやつを、今日は朝一にやってね」と指導出来るわけですね。

部下が自分で優先順位を決めて行動できるようになっていきます。

だから、次からはどんどんどんどん、これはAIじゃないけども、学習効果によってどんどんどんどん自立化して自分で判断出来るようになってくるんですよね。

大きな判断は上長に確認するみたいな、そういった事が出来るようになるんで、結局として成果をあげたり目標を達成するのが早くなります。

だから、さっき言ったようにチームが生きるか死ぬかって、上長のコミニケーション次第なんですよ。

上長のコミニケーションが下手でも、部下のコミニケーション吸い上げる仕組みがあれば、部下の意見を吸い上げてまとめて対応する事が出来るんです。

これは上長がしゃべり下手でもやれる取り組みです。

「1日15分ミーティングするぞ」って言えばいいんですよ。「1人の発表時間は30秒だぞ」って言えばいいですよ。

それ以上延長すると1日の仕事に支障をきたすので、15分位で終わらせるときちんと決めてしまう。

そういったルールを、リーダーの方がちゃんと決めて、習慣化していくのが大事かと思います。

 
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南本 静志

和歌山生まれ。株式会社紀陽銀行入行。銀行業務を2年程度経験後、システム部へ異動。

システムエンジニアとして銀行オンラインシステムや情報系のマーケティングシステムの構築で活躍する。

30歳代の後半には日本ユニシスに出向し、金融機関向けCRMマーケティングシステムの業務設計のリーダーを任される。その後、コンサルタントとして独立、現在は東京千代田区で経営コンサルティング会社と社会保険労務士事務所を設立し、代表に就任。

中小企業診断士及び社員を持つ経営者としての立場で、幹部社員(部長、課長、係長等)を次期役員に昇格させるようなマネジメント系の人材育成プログラムに強みを発揮している。また、初級管理職(主任や中堅リーダー)に対するモチベーション研修や自己発見研修も得意。

アールイープロデュース 

適性検査Cubic(キュービック)

東京中央社会保険労務士事務所

東京中央給与計算センター

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