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『完璧になること』が現状維持を生み出す最悪な目標設定であるワケ

『完璧になること』が現状維持を生み出す最悪な目標設定であるワケ
 完璧な状態とは、それ以上付け足すことも差し引く必要もない状態です。つまり、完璧な存在になることを目指し、自分の中で完璧を定義してしまうと、人はその「完璧」な状態に達した時に、現状維持を望むようになります。こうなると、成長を望まないのはおろか、1つのことにしがみつき、変化に対応できなくなってしまいます。では、望ましい目標設定のあり方とはどのようなものなのでしょうか?

賢い人・将来性の高い人=高い目標を持って成長し続けることができる人

 今回は、「目標設定において完璧なゴールを目指すのはよくない。」というテーマです。

 まず、賢い人あるいは将来性の高い人の定義を、コーチングの観点で一言でまとめると、「高い目標を持って、常に目標に向かって成長し続けることができる人」です。

 目標に向かって突き進む行動が、コーチングの観点では、賢く将来性の高い行動とみなされます。

 目標に近づいたら新しい目標さらに設定して、また高いところに登っていく。

 近づいたら、更に大きなゴールを設定してまたそこに向かっていく。ということを繰り返すことで、人は常に成長できるのです。

目標設定において完璧を目指すのが良くないワケ

 では、完璧な存在になる。1位になる。というようなことを目標にした場合はどうなるのでしょう?

 完璧な状態って、それ以上付け足すことも差し引く必要もない。そんな状態ですよね。

 一旦、そこまで上り詰めたとしましょう。ある分野で完璧な状態になったとします。

 じゃあ、その後どうするのって話のですが、完璧になったらもう変化がないんですよ。

 これ以上付け足すこともないし、差し引くこともないわけですから、完璧を目指すということはイコール、現状維持を目指してるってことなんですよ。

 となると、そこから成長は無くなってしまいます。

 これは人でも会社でも一緒です。

 何か1つのことにしがみついて、それだけで勝負しようとすると、時代によっては上手くいかなくなったり、他にライバルが生まれた瞬間一気に状況が変わったりするわけですよね。

 つまり、ひとり勝ちができなくなったら、その人や会社はどうするのって話じゃないですか。

 ある程度の変化を受け入れ、自ら違う現場へと飛び出せる人、成長ができる人っていうのが会社としても、人としても、非常に将来性が高く、成功しやすい人と言えるでしょう。

Can DoではなくWant Toの目標設定が人を成長させる

 仮に、何かの分野で完璧を目指したい、誰かと比較して1位になりたい、と思ったとします。

 たとえば、「かけっこで1位になりたい」と考えたら、その時は嬉しいんですけど、次の日に自分よりも速い子が現れて、その子が1位になったらどうしましょう?

 自分は2位になってしまうので、その瞬間に天下は終わりです。1位でいられるのは1日で御仕舞い。

 いちいち誰かと比較して、「自分はどれだけできている」とか、「自分はこれだけ進んでいる」と考えても、その目標設定には限界が生まれてしまいます。

 じゃあ、どういう目標設定がいいかというと、自分がやりたい、と強く信じている目標設定が一番好ましいんです。

 「自分だからこのゴールが達成できる」「自分がやりたい」と思えるものがあれば、それが良い目標になります。

 出来る出来ないの基準ではなくて、やりたいかやりたくないかで目標を決めましょう。

 Can DoじゃなくてWant Toの目標設定が、人を成長させていきます。


 

2018年6月28日

完璧主義 成功 将来性 Can Do want to 目標設定

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