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貯金は善で借金は悪?!世の中の間違った常識を捨て、良い借金をして儲けろ

貯金は善で借金は悪?!世の中の間違った常識を捨て、良い借金をして儲けろ
 世の中のお金に関する常識として、「貯金は善であり、借金は悪である」というものがあります。しかし、事業者になると借金は必ずしも”悪”ではなくなります。良い借金をすれば、借金を元手に事業を拡大することができて、会社に信用が生まれます。お金に関する勉強をきちんとしている経営者は、これを理解して、ますます会社と社員の財布を豊かにしていきます。

世の中の常識は「貯金は善で、借金は悪」

 世の中でよく言われる言葉として、「貯金は善であり、借金は悪である」というものがあります。

 私達は小さい頃からずっと、この概念をすり込まれるわけなんですけれども、特に事業者になりますと、ガラッと常識が変わりまして、正直言いますと「貯金」は、もぅどーーーでもよくなります。

 それから、「借金」は”悪”というか…ま〜、”悪”ではなくなります。

 それが1番わかってくるのは、世の中では「ファイナンシャルリテラシー」とか、かっこ良く言うんですけれど、会計とか税務とかをちょっと学んでくると、「これ上手いことやれば、借金ってメチャメチャ使い道あるよね」とか、分かってくる事があるんですね。

 ですから、私も息子には、「1番最初にまず会計から勉強した方が良いよ。世の中に本当に役立つことで、学校の勉強ではやらないことでなら、まず簿記会計からやったら良い」と言いました。

 中学1年のときに簿記の3級と2級を取らせて、今は簿記の1級を泣きながら勉強しております(笑)。

会計を理解している人は「借金も元手」と知っている

 社長さんと呼ばれる人たちであっても、まぁ中小零細企業の社長さんだったら、会計とか税務っていうことをある程度分かっている人は少ないですね。

 いても10人中1人か2人しか分からない状態で、自分の会社の決算書もよく分かんないんだけれどっていう感じの方が殆どです。

 銀行融資の時に”分かってるフリ”をしなきゃいけないし、銀行員も”分かっているフリ”をしなきゃいけないし、お互いがよく分かっていないのに、分かっているフリをしなきゃいけないというツラい現実もあります(笑)。

 うちの息子が中学1年生の時には、簿記会計の勉強をさせてましたが、あまり他の人に言わないようにしていました。

 っていうのは、「子どもに対してお金の教育なんてトンデモナイ!」っていうのが、ここ東京であっても価値観としてまだ残っているんです。

 というのも、簿記会計をやってますと、「借金」の話が山ほど出て来ます。

 会社っていうのは、「借金」というものに対しても実は「借金も元手である」っていう感じで、借金は事業の元手であるっていう考え方なんですね。

 息子はもう簿記の1級をやっていますので、単純な問題を解くだけではなくて、要するにその意味も考えていかなきゃいけない。

 なぜそういう会計処理をするんだろうか、そして経営とはどういうふうにやっていけば良いのだろうかとか、戦術的意思決定っていうものがあります。

 そういう事を考えた時に、やっぱりチョット大人たちが嫌がるのも分かるなっていうのは、単純な普通の労働者をつくろうと思ったら、簿記会計なんてやらせない方が良いですよ、本当に。

 私が息子に簿記会計をやらせている本当の理由は、”単純労働者”にならないように学んでおいた方が良いぞ、って教えたいからです。

 ですから、「子どもにお金の教育なんてトンデモナイ!」っていうのは、チョット汚いし、本当に子供のことを考えているのかなぁ?って気もしています。

「借金」が本当に”悪”だったら銀行はなぜ存在しているの?!

 そもそも、「借金」が本当に”悪”だったら、銀行っていうものは要らなくなるじゃないですか。

 日本もこれだけ銀行ができたからこそ、経済が活性化されたという現実がございます。

 銀行が集めたお金を企業に貸したり、東京ですと不動産賃貸業にどんどん貸したり、あるいは個人だったら住宅ローン組めたりするのも、結局は銀行がなんやかんやとお金を流通させているわけですよ。

 その時に「借金」って本当に”悪い”の?って。

 じゃあ、銀行が要らない方が経済が大きくなるか?っていうと、いやとんでもない話ですよ。

 日本だと間接金融っていいますけれども、銀行がしっかり金を貸してくれたから、企業が直接は色んな人からお金を集められないから、銀行っていうところを通して借りているのが現実なんです。

 そして、我々のお客さまも、正社員を何人も雇っている会社はやはり、銀行借入金があるというのが普通です。

 借金っていうのは、結局は信用があればいくらでも出来るようになります。

 ですから、生き抜くことに成功している事業者は、たとえ自分の手元にお金が無くても、「銀行に行けば金はいくらでもある」という言い方をします。

 あれはね、実は、「自分の貯金がある」っていう話では無いんです(笑)。要するに銀行に行けばいくらでもお金貸してくれるっていう話なんですね。

借金をする際に必要な「信用」の作り方は?

 では、「信用」って何か?どうやって生まれるのか?っていうと、まず絶対的な条件としては、約束通りに返していることで生まれます。

 次に、決算書が黒字決算であること。ここが大事です。

 ところが、インチキなアドバイザーが、中小零細企業にどんなアドバイスをするかっていうと、赤字経営なのに「借金は悪」というのが前提で、「社長!無借金経営を目指しましょう!社長だったら出来ますよ!」みたいな、何の実にも乗らない無責任なアドバイスをするわけです。

 そして社長も、「そうか!自分は借金をしてしまったのが悪かったんだから、無借金経営を目指して頑張れば良いんだ!」って言いますけれど、赤字経営を黒字経営にしない限り、絶対に無借金経営なんて出来ませんから。

 赤字経営っていうのを必ず変えなきゃいけない。万年黒字の方にもっていくしかない。

 ですから「無借金経営!」なんていくらスローガンで掲げても、確実に黒字にしないと会社は潰れます。

 あとね、借金を返済すると分かるのは、「借金返済」自体が生きがいになってきてね、「絶対返せない…(怖)」っていう額をみんなが返済して来て、その時って社長たちが意外とイキイキしているんですよ(笑)。

 本当に「返せない…返せない…(汗)」って、それでも毎月返していくんですね。

信用を得た経営者は更に良い経営者になれる

 そして、素晴らしいのは、うちの顧問先のお客さまでも、ず〜っと返済していて去年に完済した人達がいるんですけれど、実に清々しいんですね。

 毎月すごい額を返していたわけで、それぜ〜んぶ今度は返さなくて良くなると、もうガンガンお金が貯まっちゃうわけですよ。

 こんなに会社に金貯まっちゃって良いの?!ってくらい貯まっちゃって(笑)。

 じゃあ、これをどうしようって考えた時に、「これまで従業員さんの給料が低かったから給料を上げよう!」とかね、そういうふうに借金を返済したことによって、より良い経営者になれた!っていう方も沢山いらっしゃるんですね。

 ですから、「借金は悪」っていうのは事業者にとっては、それ程悪いものでもなんでもなくて、借金返済のために絶対長生きしなきゃ!ってプラスに働くんです。

 遅くから住宅ローン組んだ人もそうじゃないですか。

 「ローンを払い終わるまでは一生懸命に働かなイカンのやーーー!」っていう感じで頑張っているわけですから、「借金は悪」とは考えずに「借金とは信用である」と考えて生きていくのも、良いんじゃないのかな〜と思っています。


 

2018年6月20日

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